2023年8月24日、清水建設本社2階のシミズホールにてインクルーシブリーダー研修を開催し、全国から約80人の管理職が参加しました。
清水建設には現在21カ国、約150人の外国籍従業員が在籍しています。
2030年までに事業に占める海外シェアを25%に引き上げる目標を立てており、このような環境の中、さまざまな国の企業やお客様と接する機会が増えることや、社内でも多くの従業員と働く上で、今までの仕事の仕方や教育方法が時代に即しているのか、という問いから、2019年から株式会社リンクグローバルソリューションによる「インクルーシブリーダー研修」を開催しています。
コロナ禍により、2020年からはオンライン開催を余儀なくされましたが、今年は3年ぶりに対面研修が復活しました。
この研修では冒頭に「DE&Iとは何か」を解説。
DE&Iとは
Diversity(多様性)→異なる特徴・特性を持つ人が、ある集団の中で共に存在していること
Equity(公平性)→さまざまな情報や機会へのアクセスを、すべての人に公平に保障すること
Inclusion(包摂性)→多様な人財が互いに尊重され、能力を発揮し、活躍していること
昨今、外国籍従業員のみならず、他企業から転職してきた人たち、あるいは若い世代など、従業員の価値観も多様化しています。上司の中には「まったく差別も区別もしていない、みんな同じように接している」という人もいますが、ともすれば今までの価値観や仕事の仕方に同化させることにもつながりかねず、DE&Iの正しい理解が必要です。そのためにもこの研修を通じて学びを得てもらうことが目標です。
登壇された3人の講師のうち、外国出身の方は2人でした。日本企業で働いている中で感じた不思議や違和感を、時にコント仕立てで楽しく解説いただきました。会場では笑いが起きるなど、和やかな雰囲気の中、参加者は異文化に対する理解の大切さを学びました。
終了後アンケートでは「何度説明しても相手にわかってもらえないのは、受け取り側の問題ではなく、発信者の伝え方に問題があることがわかった」「会議の時に発言しないのは、出席しているというだけで、議論に貢献していないことが理解できた。意見の出しやすい会議スタイルに挑戦したい」などの意見がありました。
どちらが「正しい」「間違っている」ではなく、「いろいろな考え方があって当たり前」という前提があれば、多様な人財の活躍や多様な価値観を持つお客様とも良い関係が築けるのではないでしょうか。
セミナー終了後には、こちらも3年ぶりとなる懇親会が開催され、会長の宮本、社長の井上、そして講師の方も参加し、大変盛り上がりました。「普段話すことのない経営幹部と話すことができ、直接考えを聞けたことは貴重な機会だった」「久しぶりに会う同期や初めてお会いする方と交流できて楽しかった」という声が多数聞かれました。
プログラム
1.開会あいさつ
社長 井上 和幸
2.セミナー
「インクルーシブリーダー研修」
株式会社リンクグローバルソリューション
冨樫 智昭 氏
Gareth Monteath氏
Jayson Young氏
3.閉会あいさつ
コーポレート企画室副室長 執行役員 佐藤 和美
※ 記載内容は2023年12月時点のものです
