清水建設は、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)のさらなる推進をめざし、誰もがいきいきと働ける職場づくりに向けた意識改革の場として、毎年「ダイバーシティフォーラム」を開催しています。
2024年度は「あなたのキャリアが輝くために」をテーマとし、2月7日に「ダイバーシティフォーラム2024」を開催。会場とライブ配信を合わせて約480名の従業員が参加し、キャリアや働き方について考える機会となりました。
キャリアとは「働くことを通じた生き方」
冒頭、社長の井上(現・会長)は「キャリアとは『働くことを通じた生き方』であり、日々の経験が今の自分を形作っている。そのことに自信と誇りを持ち、周囲のキャリアにも敬意を払うことが大切だ」と語りました。
また、多様な価値観を尊重し、それぞれのキャリアを支援することがDE&Iの本質であり、当社はすべての人が能力を最大限発揮できる環境づくりをめざしていると強調。
利用者の立場に立ち、潜在的なニーズを建設やサービスに生かす「超建設(※)」の理念や、時代とともに変化する価値観にも柔軟に対応し、常に倫理や道徳に立ち返って考え続けることの重要性を語りました。
※ 建設業の枠を超えてお客さまや社会の本質的なニーズや課題を探究し、建設をはじめとする事業を通じて新たな価値を創出することで、社会と共にシミズグループも成長していくという当社のマインドセットを指します。女性活躍推進は、その実現に向けた重要な視点と位置づけています。
自律的なキャリア構築に向けて
▲基調講演を行う細川 珠生さん
続いて、ジャーナリストの細川 珠生(ほそかわ たまお)さんをお招きし、「建設業におけるジェンダーギャップ解消の課題」をテーマに基調講演を行いました。細川さんははじめに、これまで建設会社の社外取締役として、女性活躍推進のために、社員との水平的関係の構築や、女性部長職の複数同時登用といった取り組みを行ってきたことを紹介されました。
また、女性活躍推進に向けた課題として、ジェンダー、産休・育休の取得、世代、職種といったさまざまな「分断」が存在することを説明。これらの課題を乗り越えるためには、育成目標の明確化をはじめ、男女ともに公平な育成機会の提供、既成概念の見直し、透明性の確保、将来へのリアリティーを持つことの必要性を提言されました。
さらに、企業だけでなく個人が主体的にキャリアを築く「自律的キャリア意識」の大切さにも言及され、多様性を尊重し、一人ひとりが能力を最大限に発揮できる社会の実現に向けて、リカレント教育(社会人が仕事をしながら必要に応じて何度でも学び直すこと)の重要性も強調されました。
フォーラム終了後、参加者からは「“女性”という枠にとらわれず、多様性を広く捉えたい」「誰もが働きやすい環境づくりの大切さをあらためて感じた」といった声が寄せられました。
さらなるDE&I推進へ
清水建設は、今後もDE&I推進を通じて、誰もが自分らしく活躍できる職場づくりに積極的に取り組んでいきます。
※ 記載内容は2025年6月時点のものです
