社長や歳の離れたメンバーと事業をつくる。年次が関係ない、フラットな社風
僕が新卒でゼネラルパートナーズ(以下、GP)に入社したのは、2018年のこと。それから約5年半が経ちました。現在は新規事業創造部門に所属しています。
障がいのある方々に対し新たな仕事を創り出す事業構想を練る部署なのですが、そのプロジェクトマネジメントを社長直下で担当しています。
障がい者の就労支援の一環として、これまでGPが取り組んできた農業生産事業(しいたけ栽培)の「アスタネ」で得たノウハウを取引先企業様に広く展開しながら、企業様と共に新たな障がい者雇用を創出すべく邁進する日々です。並行して、農業生産事業以外の雇用創造アイデアについてもリサーチを重ねています。
現状、日本の民間企業では、障害者雇用促進法に基づき、障がいのある方の法定雇用率は2.3%と定められています。その法のもと、身体障がいのある方々の雇用がまず進み、精神障がいのある方々の雇用も徐々に進んできています。ここ数年は精神障害のある方々の割合が求職者の中でも大きくなってきています。
こうした背景から、企業様は精神障害のある方々の雇用を進めていきたいのですが、一方で、精神障がいのある方々に合うポジション創出や、マネジメントに課題を感じている企業様も少なくありません。その状況に対して、ポジション創出と同時に、マネジメントのサポートを実施することで、将来的には企業様自身の手で障がい者雇用を推進できるサービスを創り出すことが現在のミッションです。
実際の業務内容は、事業計画を短期的なマイルストーンに落とし込んだ上で、チームメンバーにタスクの分担を振り分けつつ、僕自身もタスク進行を担っています。GPの思想と財務的な目標のバランスを取ったプロジェクトマネジメントを心がけています。
チームメンバーは、時短勤務中の武田に加え、「アスタネ」の現施設長である齋藤が兼務、さらには重要な局面での意思決定だけでなく、事業全般を検討するいちメンバーとして社長の進藤も参加しています。チームの業務以外にも多忙なメンバーなのですが、お互いを思いやりながら一体感を持って業務を進めているイメージですね。
また、相手への理解や思いやりがあり真剣に取り組むチームだからこそ、意見はフラットに伝えたり、受け入れたりできていると思います。年次に関係なく「言いたいことはちゃんと言って、よくしていこう」という感覚を共有できていると感じています。
やれることはすべてやる。走り続けてきたからこそ得られたものがある
GPに入社してから2年間はatGP求人メディア事業部に、その後、ソーシャルビジネスデザイン部門へ異動しました。実はこのころ、転職を考えたこともあったのですが、詳しくは前の記事を見てもらえたらと思います。
異動先では、創業1年足らずのGPの子会社であるエスママとチャーミングケアモール(CCM)の2社に伴走し、目下の目標は、単月の黒字化でした。そのために「必要なことはなんでもやる!」と、伴走役というよりも「なんでも屋さん」のような状態でしたね。その時は、社長の進藤と子会社の各社長、そして僕の4名チームでした。
「エスママ」は「シングルマザーの方の所得向上」をめざした仕事創出事業を、「チャーミングケアモール」は「障がいのある子どもたちの外見ケア」をミッションとして、障がいのある子どもたちのためのグッズを販売するマーケットプレイス型の事業を展開していました。
エスママではシングルマザー向けの求人を集めるために企業に営業をかけ、受注後は求人を作って掲載したり。また、CCMでは出店する企業様に商品についてヒアリングし出品や決済の方法などのマニュアルを作成して教えたり、月次の経理業務をしたり、広告出稿をしたりと、本当に幅広く任されていました。事業の基盤づくりから運用までに携わっていたため、このころが一番大変だったかもしれません。
その後、創業以来向き合ってきた障害者雇用の変化やその領域における新たな課題へしっかり向き合うために、GPが障がい者雇用に軸足を置く方針に転換したため、僕自身も障がい者雇用の方事業へとシフト。サービス企画部門へ異動することになります。
異動後のミッションは、障がい者の方々の就職後の定着や、職場での活躍を促進するためのサービス提供。職場で自分からアラートを挙げられるような仕組みを作り、その声を企業に届ける方法を考えました。
当時すでにGPが持っているサービスを組み合わせて、企業様の障害のある従業員に対してアンケートを実施した上で、希望者にはGPが障がいのある従業員の面談を引き受けるサービスを作りました。2022年4月にスタートした1社目の企業様から、翌年も継続して行いたいとリピートのご要望をいただけたのは非常に嬉しかったですね。
ただ、異動してきた時は、少し苦戦した部分もありました。それまでの経験で、新規事業立ち上げのノウハウや進め方をインプットした後だったので、自分の頭の中にはある程度新規事業の進め方の型のような教科書のようなものができていました。
しかし、チームのメンバーは、それを知らないわけです。そこを共通言語化しながらプロジェクト進行をしました。この時も年上のメンバーで、内心、気が引けながら伝えていったのですが、自分が気を遣うことが申し訳ないくらいに耳を傾けてくれるメンバーで、GPの風通しの良さ、フラットさをこの時も感じていました。
組織で事業をつくる“おもしろさ”。社長のもと、学び、刺激を受ける日々
2023年4月からは部署の名前が変わり、新規事業創造部門になりました。これまで長く新規事業に携わってきましたが、おもしろいなと思うのは、フレームワークを使うだけでは事業はうまく進まないこと。
たとえば、今アスタネをもとに進めている事業は、販売販路の確保、しいたけの元になる菌床という原料調達、企業様にアプローチなど非常に多面的に考える必要があります。こうした事業を進める上では、現場のメンバーの経験や知識によって、ここが大事だろう、というアタリがつけられます。
齋藤という現場を知る施設長が一緒にいて、会話を重ねているから、目星がつけられるわけです。僕と進藤だけで考えていたらもっと遠回りをしていたはずです。
また、進藤が今まで経営者として働く中で得たであろう、経験に裏打ちされた感覚みたいなものをもとに道筋が見えてくることもあります。個々の知識や経験が組み合わさることで、「1+1=2」以上になるんです。これこそが、組織でやるおもしろさだと思っています。
しかし、やり方によっては「1+1」が2以下になってしまうこともあります。例で言えば、チームメンバーが方針に納得できていないときは、協力しづらいこともありますよね。そういう部分で、いかに組織として強くしていけるかは、おもしろい部分です。
現在のチームにおいても、2023年4月の段階では、時短メンバーの武田は施設長の齋藤と会ったこともありませんでした。しかも、しばらくGPを離れていたため「アスタネ」の黎明期しか知りません。そんな中、2023年4月、初めてリアルで4人が会って、互いに自分の得意不得意について話したり、理想をシェアしたことから、結束感が強くなっていったんです。
また、自分たちのやっていることに自信が持てなくなってしまう時期もあったのですが、各自どんなことにモヤつきを感じているのか、時間をとって話し合い、それぞれが吐き出して、整理する機会を作ったこともありました。皆で同じ方向を向き、互いを理解しながら進んでいく、そういうチームになってきている感覚ですね。
組織の話で言うと、社長直下のチームということもあり、週に一度、1時間程度社長の進藤とも話をしています。その中で、場が温まってくると、進藤の経営思想そのものが垣間見えるような瞬間があるんです。
たとえば、GPでは副業も認められているため、僕はライフセーバーをやっているんですが、「週末や夏休みを合わせて海に行ってもいいですか?」と聞いたことがあります。
その時に、「もちろんいいですよ。高橋さんにとってライフセーバーとしての活動があるからこそ、GPの仕事も楽しめる。むしろ行った方がいい」と言ってくれて。そういう何気ない会話の端々からも、社員や経営に対する進藤の想いが伝わってくるのです。
言葉だけでなく、進藤の目的に対してブレない姿や自分のエゴよりも相手への思いやりを大切にしながら日々行動している姿をそばで見られるのは、本当に大きな学びだと思います。
若手でも挑戦できる環境が常にあったからこそ、前向きに成長し続けられる
短期的な展望としては、億単位の売上を出せるような社会にインパクトが出せる新事業を立ち上げたいですね。これまでもいろいろと新規事業に携わってきましたが、もっと大きな規模の事業にも取り組んでいきたいと思っています。今、担当している「アスタネ」のプロジェクトをしっかりやり切ると共に、新たな挑戦もしていきたいです。
ゆくゆくはGPで得た経験や人脈などを活かして、自分自身で事業をやってみたいという気持ちもあります。自分の思想や考え方にしっかりと向き合い、言語化・具体化して、それがきちんと反映されている事業や会社づくりができればいいなと思います。
入社して間もない時期からいろんなことを任せてもらえて、これまで会社や周りの人たちに本当に恵まれてきました。まだ入社6年めですが、この年次で会社の柱になっていく想定の事業に携われる機会は、あまりないかなと思います。若手のうちからこんなに任せてもらえるのは、やっぱりGPならではだと思います。
僕自身、実はそれほどポジティブなタイプではないという自覚がありますが、これまで次から次へといろいろなことを任されても「失敗したらどうしよう」と思うことはありませんでした。やっていることに意味があると確信することができれば、細かい心配はあれどきっと大丈夫だと思えます。GPの環境が整ってきたのも大きな要因だと思います。
一方で、これからのGPの課題と感じる点もあります。たとえば、積極性やそれを引き出し、行動に移せる環境づくりでしょうか。社員と話す中で、各自が課題に感じていることや素晴らしいアイデアを聞くことも多いんですが、それをより早く積極的に行動に移せばいいのにと思うことが多々あるんです。もったいないと感じます。
そういう課題、アイデアを伝えて、GPの方針と合っているならスピーディーに進められるような環境づくりも今後より一層必要だと思います。僕自身は、成長・挑戦ゼミという有志の勉強会を社内で企画・運営していますが、部門の垣根を越えて集まり、真面目な話ができる場としてとても貴重な場になっていると思います。おこがましいかもしれませんが、自分と同じように想いや課題から行動に移せる人を増やしていければと思っています。
最後に、今回読んでいる方に伝えるとすれば、いろいろ興味を持ってGPで一緒にやってみませんか?という、お誘いの言葉になるでしょうか。僕の場合、早い段階から幅広く経験を積みたかったのですが、GPではそれが実現できました。障がい者雇用を取り巻く環境は徐々に前進していると感じますが、やってみたいという意志や、アイデアを持って積極的に動いてくれる人が来てくれることで、さらに前進していくはずです。ぜひ一緒に、主体的に理想の社会を語り、作っていきましょう。
※ 記載内容は2023年10月時点のものです
