2022年11月下旬に行われた、新卒社員を対象としたオフサイト研修のイベントレポートをお届けします。
人事部で新卒社員研修を担当している久保に、研修の意義や狙い、そして新卒社員に託す想いを聞きました。
2022年4月の入社から全体研修を経て、7月から現場で実業務を担っている新卒社員を、改めて一堂に集め、軽井沢で実施した今回のオフサイト研修。実施の目的は主に3点だったと話します。
久保:1つ目は、コミュニケーションです。全体研修はリモートをメインに実施したこともあり、改めて新卒同士での対面コミュニケーション機会を提供することで、さらに輪を広げてもらいたい想いがありました。
2つ目は、モチベーションの醸成です。配属がばらばらの中、現場に出た後のマイルストーンとして励んでもらえるよう設置しました。
3つ目は、マインド醸成です。種々のチームビルディングアクティビティを通し、「誰かと共に働いている」という協働意識の醸成を狙いました。会社としても新卒社員には大きく期待していますので、次第に存在感を増してきた彼ら・彼女らのマインド・スタンス変革に投資することで、早い段階でのストレッチ、ひいては組織の底上げにつながると期待しています。
加えて、新卒研修全体を俯瞰して、新卒に身につけてほしいことを聞きました。
久保:研修の内容はマインドの醸成に重きを置いていますが、本当に身につけてほしいのは自立自走です。研修課題を通して、成功や失敗を学ぶ経験学習の機会にしてほしいですね。研修は失敗が許される内部コミュニケーションの場なので、指導する側のフォローは少なめで、自力で考える・行動する力を伸ばす場になるといいなと思います。狙いは、後々お客様と向き合ったときに、きちんと自立自走できるようになっていることです。
そんな目的の集大成とも言える今回の軽井沢でのオフサイト研修は、大きく3部構成で実施されました。
久保:用意したプログラムは、寸劇、BBQ、チームビルディングの3つです。タイトなスケジュールでしたが、「チームワーク」と「自立自走」を意識してもらえた1日になったかなと思います。
午前中は、各チーム5分で寸劇を披露するというワークショップを行いました。
久保:「入社後今までに、自分のモチベーションが上がった瞬間」をテーマに、5分というタイトな時間枠で、どうしたら伝えたいことが伝わるかを考えながら、脚本制作、役割分担などの入念な事前準備にも取り組んでもらいました。
1チームは8~9人で構成され、ゼロからチームワークを形成するため、あえてなるべく配属先も研修でのチームも違うメンバーでチームを組みました。準備期間は1カ月足らずでしたが、どのチームも、困りごとを周りの協力を仰いで乗り越えた経験を題材にし、台詞や背景画像、音響まで考えつくされていて、見ごたえがありました。各現場へ配属後、離れていた新卒同士が、お互いの成長を感じられる場になったのではないかと思います。お昼はみんなでBBQを楽しみました。
ここにも研修における重要な観点があったと言います。
久保:締め切りから逆算した行動を意識してもらうため、制限時間を設けました。1時間以内に準備から喫食、片付けまでを終わらせることを課題にし、グループで協力して取り組んでもらいました。何気ない場面ですが、研修で鍛えた段取り力が発揮される瞬間だったと思います。
午後はチームビルディングとして、「チームとは何か」「チームをワークさせるためには」と考えるアクティビティを行いました。
▲最初に「チームとは何か」を話し合い、そこから活動の目標を定め、いよいよアクティビティ開始
久保:「チームとグループとの違いは?」の問いから始まったアクティビティでしたが、フラフープやシーソーなどを用いて、体を使いながら仲間との協力が求められるコンテンツの中で、各々が「チームとは何か」「このグループを、チームに昇華させる方法とは」と考え、意識するきっかけになっていったようです。
▲チームビルディングの様子。各グループの成熟度合いにあったアクティビティを実施
オフサイト研修後に久保は、2022年の新卒社員に期待することが2つあると語りました。
久保:1つ目は、起爆剤になってほしいです。カルチャー醸成や会社のバリューの実践などの場面で、新しい風を巻き起こしてもらえるといいなと思います。
2つ目は、今後ますます増える新卒社員の先輩として、けん引役であってほしいです。会社のカルチャーを背中で示すロールモデルであり、かつ各種の新卒向けイベントの企画など、さまざまな角度でのサポートを期待しています。
結びに、新卒社員には今後も中長期で役立つ研修を挟んでいく予定だと話します。
久保:短期中期において業務に必要なインプットは現場のメンター・上司に一任していこうと思います。人事からは、普段つい意識から抜けがちな部分を補足できる、組織が連携できる横断的な研修を行っていきたいです。
