AWS全資格取得に向けて切磋琢磨。クラウドファーストの最前線で挑む新たな価値創造
DXCのテクノロジーコンサルティング事業部において、クラウド案件の最前線を担うOneCloud部門。クラウド案件の窓口として機能するチームのミッションについて、渋谷は次のように語ります。
「OneCloudはクラウド案件の玄関口であり、あらゆるプロジェクトの窓口としての役割を担っています。クラウドファーストを掲げる案件において、お客様の要件を深く理解しながら、AWS(Amazon Web Services)やGoogle Cloudといった最新技術を的確に捉える目利き役であることが求められます」
少数精鋭で構成される現在のチームには、互いに高め合える環境が整っていると渋谷は言います。
「AWSのスペシャリストが多く在籍していたり、技術を磨くにはこれ以上ない環境です。驚くべきことに、AWSの全12資格をすべて保持する『Japan All AWS Certifications Engineers』のメンバーが、部内だけで8名もいるんです。
私自身もメンバーから『次は渋谷さんもオールサートですね』と期待を込めて声をかけられ、非常に刺激を受けています。現在は周囲のメンバーと切磋琢磨しながら、2026年中の全資格取得に向けて全力で学習に励んでいるところです」
こうした高度な専門家集団の中で、渋谷は現在、クラウド環境の最適化を主軸とした業務に従事しています。
「AWSの知識を活かし、開発・運用を問わずクラウド環境の最適化を担当しています。2025年9月に入社してから直近の2026年3月まで携わった案件では、要件定義から設計、構築、そしてリリースに至るまで、すべての工程を私1人で完遂しました。
非常に責任の重い役割でしたが、最初から最後まで主体的に関わり、自分の手でお客様のシステムを世に送り出せたことは、大きな自信につながっています。社内外から『また渋谷さんと仕事がしたい』と言っていただけたことは、何よりの喜びでした」
プロジェクトを成功へと導く中で、渋谷が常に意識しているのは、お客様との相互成長という独自のスタンスです。
「自分の持っている知識を自分の中だけで完結させず、お客様とも共有し、共に成長していくことを大切にしています。クラウドの世界は常に新しいサービスが登場するため、お客様も知識を深めることで、さらなる価値創造の好循環が生まれます。
対話の際は雑談を交えながら自然なヒアリングを行い、お客様が納得感を持ってプロジェクトを推進できるような、質の高いコミュニケーションを追求しています」
キャリアも家庭も、自分らしく選び取る。エンジニアとして輝き続けられるDXCへ
日系の大手IT企業2社で金融インフラのエンジニアとして経験を積み、その後は外資系コンサルティングファームでクラウド領域の専門性を磨いてきた渋谷。エンジニアとしての歩みを次のように振り返ります。
「銀行システムの開発から運用まで幅広く経験しましたが、しだいにシステム全般を土台から支えるクラウドという領域に惹かれました。最新技術を追い続けるタフさは求められますが、多くのチームと連携して全体をまとめ上げる今のスタイルが、自分には合っていると感じています」
クラウド領域での仕事に確かなやりがいを感じる一方で、さらなる成長と自身の理想とする働き方を実現するため、新たな環境への挑戦を決意します。転職活動の軸として重視したのは、「要件定義から運用まで一貫してプロジェクトに関わっていけること」と「プライベートの充実」でした。
「プロジェクトの全工程に主体的に関わりたいという希望がありました。また、共働きで子育て中の身として柔軟に働けることも不可欠でした。
前職では、キャリアを積むほど家族との時間確保が難しくなる懸念があり、わが子の成長をしっかり見守れる環境を作りたかったんです。DXCなら自らの裁量で、仕事と家庭を両立できることに大きな可能性を感じました」
入社の決め手は、スキルアップを本気で後押しする「エンジニアファースト」な学習環境と、そこで働く「人」の魅力でした。
「資格支援や検証用テスト環境の提供など、成長を支える仕組みに魅力を感じました。ただ、ハイレベルな技術者がそろう環境で自分が価値を出せるか、正直不安もありました。OneCloud部門にはAWS全資格を持つプロが並び、当時の自分のスキルがどこまで通用するのか未知数だったんです」
その不安を払拭するため、入社前に現場メンバーと直接話す機会を自らリクエストしたと言います。
「現場メンバーとも話すことができましたし、正直に不安な思いをぶつけると、専門性が高くてもチームで支え合う文化があると丁寧に説明してくれて、ここでならやっていけると感じました。
入社後は自己研鑽に励みつつ柔軟に働けています。子どもと一緒にいられる時間も増え、今の働き方を家族がとても喜んでくれているのが何よりうれしいです」
前例のないプロジェクトへの挑戦。チームの総力戦で勝ち取った社内表彰
こうして踏み出したDXCでのキャリアにおいて、入社直後に担当したプロジェクトについて次のように話します。
「大手製造業界のお客様に向けた、Amazon WorkSpacesを活用した災害対策環境の構築という案件でした。DXCとしても前例のない事例ですが、入社して間もないタイミングでPM(プロジェクトマネージャー)として任せてもらえたんです。さらに要件定義から設計構築、リリースに至る全工程を担当するソロプロジェクトとしてのスタートでした」
責任の重さと技術的な難易度の高さから、これまでのキャリアでも一番と言えるほど密度の濃い時期を過ごします。
「業務に没頭する日々でしたが、それ以上に『新しいことに挑戦できる』という喜びが勝っていました。WorkSpacesを使った案件を今後DXCとして広げていける手応えもあり、当時は無我夢中で向き合っていましたね。自分が主体となってプロジェクトを動かし、技術的な課題を一つひとつクリアしていく過程はとても楽しかったです」
しかし、リリースを目前に控え、解決が難しい課題に直面します。
「1つのテストに数時間を要する箇所があり、自分だけの力ではどうしても期限に間に合わない状況に陥りました。マネージャーの米本に相談すると、すぐに部門のメンバー全員に向けてサポートを呼びかけてくれたんです。
すると、十数人もの仲間が自身の時間を割いて集まってくれました。メンバーがそれぞれの得意分野に分かれて一斉に調査を進めてくれたおかげで、無事に期限内に解決することができました」
この困難を乗り越えた功績は高く評価され、2025年度第四四半期のアジア太平洋・中東・アフリカ地域における、テクノロジーコンサルタント事業部とデータ & AI事業部共同の表彰で、数あるプロジェクトの中からわずか5枠の1つに選ばれました。
「自分の頑張りだけでなく、メンバーが惜しみなくサポートしてくれる文化のすごさを肌で感じた経験でした。このプロジェクトを通じて、社内外を問わず『また共に働きたい』と言い合えるような信頼関係を築けたことは、何よりの収穫です。
最後まで責任を持ってやり遂げた事実は確かな自信になりましたし、困難な局面で誰もが積極的に助けてくれる組織の温かさも実感しました」
DXCでの日々について、渋谷は次のように言葉を続けます。
「DXCの魅力は、新しいことへの挑戦を会社として応援してくれる風土にあると思います。マネージャーも背中を押してくれますし、いざという時は誰かが必ず手を差し伸べてくれます。
こうした環境があるからこそ、失敗を恐れずに伸び伸びと仕事に向き合い、エンジニアとして自らをアップデートし続けられるのだと感じています」
マルチクラウドの先駆者へ。知識に貪欲な仲間と切り拓く、新たなテクノロジーの地平
DXCで確かな手応えを得た渋谷。個人としての将来の展望を、次のように語ります。
「現在はAWSを中心とした技術面にフォーカスしていますが、将来的にはGoogle CloudやMicrosoft Azure、Oracle Cloud Infrastructureなども含めた幅広いクラウド技術を身につけ、マルチクラウドエンジニアとして最適なソリューションを提供できる存在になりたいと考えています。
それぞれのクラウドが持つ独自の強みを活かしたシステム構築ができるエンジニアをめざすことが、今の目標です」
その目標は、所属するOneCloud部門がめざす未来とも重なっていると言います。
「部門としても、今後はマルチクラウドの体制をさらに強化していきたいと考えています。特定の技術に偏ることなく、多様なクラウドエンジニアをたくさん育てていけるような環境を、自分たちの手で作り上げていきたいですね。マネージャーの米本ともそのビジョンを共有しており、私自身も将来を見据えて日々学びを深めているところです」
部門をさらに大きくしていく上で、共に働く仲間に期待することを次のように話します。
「いつまでも知識に対して貪欲であること、そして自分から前向きに積極的に行動していける方と一緒に働きたいですね。プロジェクトでは短期間で最大限の成果を求められる面もありますが、だからこそ自分を常にアップデートしていける方なら、DXCで存分に活躍できるはずです。
私自身、入社してからAWSを本格的に学びましたが、貪欲な姿勢さえあれば、未経験からでも十分に間に合うと実感しています」
自身の経験を振り返り、新たな環境への挑戦を考えている人に向けてこう語ります。
「初めての案件でも物怖じせず、情報をインプットしながら自分の力でアウトプットに変えていける方と、プロジェクトを成功に導きたいです。DXCに入る前に不安を感じていた私でも、周囲の温かいサポートによって実績を積み、短期間で表彰を受けるまでに成長できました。新しいことに挑戦したいという想いさえあれば、DXCにはそれを全力で支えてくれる仲間がいます。これからも、互いに高め合いながら共に成長していける人と、新たな価値を生み出していきたいです」
挑戦を支える温かな文化の中で、技術者としての誇りを胸に、渋谷はこれからもお客様と共に新たな価値を創り出し続けます。
※ 記載内容は2026年6月時点のものです
