アビストは、社員が育児と仕事を両立しながら、安心して長期間働くことができる職場環境の実現をめざしています。現在、2025年7月31日までに男性の育児休業の取得率50%以上を目標としています。今回は、実際に育児休業を取得した男性社員2人が、自身のリアルな経験と想いを語ります。
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プロフィール
左から
栗原 祥太
デジタル推進部門 イノベーションセンター所属
AIやARなどの先進技術開発を行っている部署。エンジニアとしてAR技術を活用した「足測定アプリ」の開発や、社内で運用中の「休退職システム」のメンテナンスを担当。
森 康平
第一東京支店勤務
エンジニアとして、自動車ランプのレンズ解析を行う。
多様な働き方を受け入れる風土──スムーズな育休取得へ
──育児休業を取得したきっかけを教えてください。
栗原:周囲の人から子どもが生まれた直後は妻の体調が回復するまで時間がかかるという話を聞き、初めての子育てでもあったので大変なことがたくさんあるだろうと考えていました。そんな育児の大変さを、自分自身も経験して理解したいと思ったのがきっかけです。また、社会全体で男性の育児休業取得が奨励されている風潮もあり、会社に相談してみようと思いました。
森:育休を取得することについては、以前から妻と話し合っていました。妻は、子どもが保育園に入るまでの間、育休を取得することにしていました。私は、さまざまな育児アプリや書籍を読んでいる中で、最初の3カ月は育児について理解すべきことがたくさんあって大変だと書かれていたので、その情報を参考にして3カ月間の育休を取ることにしました。
──どのように会社に相談し取得期間を決めましたか?
森:私は、2022年の11月から2023年の2月末まで、約3カ月半の育休を取得しました。正直なところ、社内では1カ月や2カ月の育休を取得とする人が多く、3カ月以上取得した人が少なかったため少し不安を感じていました。しかし、出産予定日の半年前くらいに上司に相談した際、3カ月半の取得理由を説明すると上司はすんなりと了承してくれたので、とても安心しました。
栗原:私は、ちょうど子どもが生まれる時期がプロジェクトと重なり、忙しい時期でした。そのため、試しに最初は1カ月だけ取得してみようと考え、2023年4月ごろに育休を取得しました。期間は必要に応じて延長できるので、育児が忙しくなればもう少し休暇を延ばそうと思っていたんです。この考えも、事前に上司に伝えていたため快く承諾してくれました。
また、引継ぎも普段の業務から作業をドキュメントにまとめるようにしていたため、休業に入る際もスムーズに進めることができたのが良かったです。
笑顔と戸惑いが交錯する育児の日々
──いざ育児を経験してみていかがでしたか。
森:初めて赤ちゃんと目が合い、笑いかけてくれた時は本当に幸せでした。育児は大変なことが多かったですが、とくに大変だったのはお風呂に入れること。慣れないうちはとても不安でした。
また、ミルクを飲ませた後にゲップをさせることも、育児本やアプリに書いてある通りにはなかなかいかず、妻と一緒に試行錯誤しながら取り組んでいました。
栗原:私も森さんと同じく、育児は本当にすべてが大変でした。ミルクをあげたり、おむつを替えたり、3時間おきの寝かしつけは本当に忙しく、身をもって大変さを実感しました。
夫婦で役割分担し、夜中は妻がすべての対応をしてくれたおかげで私はなんとか睡眠時間を確保できました。妻にはとても感謝しています。現在は、在宅勤務中に休憩時間を使っておむつを替えることもあります。
最初は初めての育児ということもあり、おむつ交換はとても苦戦しました。今ではだいぶ慣れましたが、子どもがよく動くようになり、おむつ交換は今の方が初めのころよりも大変だと感じます。ですので、最初から経験しておいて良かったと思います。
復帰後の変化──仕事への意欲と家族への新たな思い
──育休復帰後に大変だったことはありましたか?
栗原:短い期間の育休だったため、復帰時には仕事に慣れるのはそんなに難しくありませんでしたが、育児と仕事の両立は難しいと感じています。育休中は積極的に関わっていたのでその点は良かったのですが、今は育児を手伝う立場になっています。
妻も24時間育児をしている中で、息抜きする時間もなくお互いにストレスが溜まりやすく、小さなことで口論になることが増えました。それを踏まえて、感情的にならずにお互いに建設的な方法を話し合うことを心がけています。
森:3カ月半の育児休業を取得しましたが、仕事を再開することにとくに大きな困難はありませんでした。復帰直後は、子どもの対応や業務整理などを考慮し、ペースを落としてゆっくりと業務を進めながら、徐々にペースを上げるよう上司や周囲の方々がサポートしてくれました。
3カ月半も妻と子ども以外の人との交流がなかったため、新しい人とコミュニケーションを取りたいという気持ちや、新しい刺激がほしいという思いもありました。
──復帰後、心境の変化はありましたか?
森:育休中、子どもと関わる時間が増え、将来の仕事に関するビジョンを考える時間も増えたと感じます。家族を守るために仕事に全力を注ぎたいという気持ちが強くなり、仕事に対する覚悟も一層固くなりました。
栗原:私も、森さんと同じように仕事へのモチベーションが高まりましたし、もっと妻をサポートしていきたいという気持ちが生まれました。もし、育休を取得していなかったら妻の育児に対する大変さや悩みを理解することは難しかったかもしれません。
──これから育児休業を取得しようと思っている人、悩んでいる人に向けてメッセージをお願いします
栗原:育休を取得することで、育児の大変さを身をもって理解できるので、積極的に取得していただきたいです。私のように、1カ月だけ取得してみるのも良いと思います。そして、必要に応じて延長することもできますし、あまりプレッシャーを感じずにまずは試してみることをお勧めします。
育児休業は、仕事へのモチベーションを向上させることにもつながると思います。実際、私は上司から「仕事に対するギアが上がったね」とも言われました。
森:育休を取得する際には、長い期間をとることで職場の方々に負担がかからないか気にすることがあるかもしれません。家族の幸せや必要性を感じるのであれば、夫婦で話し合い、取得することが良いと思います。世間の風潮も男性の育休取得を推進しているので、気にせず取得してほしいです。
──ありがとうございました。
育児休業を取得してみて、仕事への向き合い方や家族との関わり方が前向きに変わったと語る2人の社員。アビストは、今後も育児との両立に限らず、さまざまな環境の中で社員一人ひとりの能力を十分に発揮できるようにするため、多様な雇用環境、労働条件の整備に取り組んでまいります。
※ 記載内容は2023年11月時点のものです
