アビストに入社して4年目を迎える濱野 泰輔と、同じ現場で働く上司であり複数のチームをまとめるリーダーでもある川瀬 孝之。エンドユーザーの安全を担う2人の仕事は、正確性と日々のチームワークが不可欠。上司と部下の関係性が個々の成長にも大きく影響します。それぞれの立場から仕事の魅力やお互いへの想いについて語ります。
プロフィール
右から
川瀬 孝之
2001年入社 第二東京支店勤務
主席技術者(複数のプロジェクトチームを同時に管理する統括マネージャー)
濱野 泰輔
2021年入社 第二東京支店勤務
なんでも気軽に相談できる、トラックボデー設計開発チームの働きやすさ
──まず、お2人の仕事内容について教えてください。
川瀬:私たちが担当している大手自動車メーカーにはさまざまな部署にアビスト社員が配属されています。その中でも私たちは、小型および中型トラックの荷台部分となるリアボデーの設計開発を請け負っています。
法規適合や新規プロジェクト開発、市場で発生した問題の対応などの作業を通じて、3D-DAD(3次元データの製図を作成するソフト)を使用して新しい形状を検討し、強度解析を行います。
その後、評価部署、組立部、メーカーとの協議を経て、図面作成や各部門へ展開する出図対応を進めます。リアボデーのチームは6人体制で行っていて、2~3件のプロジェクトを同時に進めています。
私自身はボデーチームだけでなく、他部署のアビスト社員の取りまとめも担当しています。主な仕事には、チーム全体の進捗管理、プロジェクトの進行状況に応じた人員配置の最適化、提出書類のチェックなど、マネジメント業務が含まれています。
濱野:川瀬さんがお話されていたように、リアボデーの設計開発業務の形状検討や解析業務を行っています。川瀬さんと私の間に先輩社員が2人いて、先輩から日々さまざまな業務の依頼がありますが、期限内で適切に対応して、先輩たちに近づけるよう努力しています。
──お互いの第一印象はどうでしたか。
川瀬:チームに新たなメンバーを迎えたいと思っていた際、新入社員研修中の濱野さんが教育担当の高橋さん(2023.11.15掲載)と会話しているところを偶然見かけました。その時に、明るく笑顔で会話している姿にとても好感を持ったんです。
実際に話をしてみるとコミュニケーションが上手で理解力と向上心が高く、ぜひチームに入ってほしいなと思いました。
濱野:そんな印象を持ってもらえて嬉しいです。当時は研修中に声をかけてもらったのが新卒で私だけだったので、正直驚きました。高橋さんからは冗談で「怖い人だよ」と脅されていたので、最初は少しドキドキしていました(笑)。
でも実際にお話ししてみると、川瀬さんはとても親しみやすい方で、わからないことも相談しやすいです。今では仕事やプライベートの相談にたくさん乗ってもらっています!
川瀬:濱野さんは謙虚な一面もあって、配属されてもうすぐ3年が経ちますが、当初から毎朝一人ひとりに「おはようございます!」とあいさつしてくれています。なかなかできることではないと感心します。でも、決して強制はしていませんからね(笑)。
濱野:ありがとうございます!これからも続けます(笑)。私は、川瀬さんのチームに入れてもらって本当に感謝しています。オープンで協力的な雰囲気の中、仕事をすることがとても楽しいです。
社会基盤を支える大きなやりがいとともに、求められるのは正確性とチームワーク
──お2人がアビストに入社した経緯を教えてください。
川瀬:大学では機械工学を専攻していましたが、当時は将来やりたいことが明確ではなかったんです。大学の求人票で見つけたアビストの職場見学に参加した時、とても親切に迎えてもらえました。そこで働くスタッフの3D-CADを使って設計を行っている姿が非常に印象的でかっこ良く見えました。
当時はまだ大学で3D-CADの講義はなく、とても興味が湧いたのを覚えています。自分もこういう仕事に携わりたいと思い、入社を決めました。
濱野:子どものころから車が好きで、車に関わる仕事がしたいと思い、私も大学は機械工学科に進みました。3D-CADを使った設計開発を行う講義があり、課題も多かったのですが、とても楽しかったんです。
就職活動では3D-CADを使った仕事をしたいと、設計開発ができる会社を探しました。その中でもアビストは設計開発に特化していて、さまざまな経験が積めそうだと思い、入社することにしました。
──濱野さんは実際に入社してみてギャップや大変さはありましたか。
濱野:想像以上に業務の幅が広かったですね。部品やデザインの担当者だけでなく、工場の生産担当者など、トラックに関わるさまざまな人たちと連携しながら業務を進める必要があります。それだけでなく、予算内で、法規制の中でより良いものをつくるために考えていくので、聞いたり調べたりしながら試行錯誤しています。
現場に配属されて間もないころ、先輩からの質問に適切に答えられず曖昧な返事をしてしまいました。これが原因でプロジェクトの進行に支障が生じそうになったことがありました。その時に、人の命に関わる仕事だからこそ言葉一つの影響が大きいと痛感しました。
それからは背景や理由を明確にし、責任を持って発言するよう心がけています。やりがいは大きいですが、それに伴う責任も大きい仕事だと感じています。
──濱野さんが仕事を通じて成長を感じる場面はどんな時ですか。
濱野:スケジュール管理が向上してきた時と、周りの状況を把握できるようになった時です。優先順位をつけて取り組むことを意識し、お客様に説明するための資料を作る際も、根拠を伝えるための情報収集に時間をかけ、作成にはスピードを意識して業務にメリハリをつけています。
とはいえ、資料のフィードックがまだまだたくさん来るので、もっと資料作成のスキルも磨いていきたいです。またチームメンバーの仕事の状況も把握できるようになってきたのを感じています。必要に応じてフォローができるようになってきたと感じています。
川瀬:濱野さんの成長の速さは私も実感しています。突発的な作業や進捗の遅れなど、予期せぬ課題にも迅速に対応し、すでにチームの主力としてとても重要な役割を果たしています。今後もますます新しいことにチャレンジしてほしいなと思っています。
濱野:期待に応えられるようにもっと頑張ります!
──川瀬さんにとって、この仕事のやりがいはどんなところだと思いますか。
川瀬:若手のころ、お客様から「今見えているもので、トラックを介さずにここにあるものってあると思う?」と聞かれたことがありました。椅子、机、ペン、いろいろなものを見渡してみましたが、それらすべてのものがトラックで運ばれてきて、いま手元にあるのだと気づいたんです。
トラックは社会生活にとって、とても重要な役割を果たしていて、その設計を仕事にしているということは、とても意味のあることだと嬉しく思いました。また、自分が設計に携わったトラックを街中で見かけたり、家族がトミカのトラックを集めたりしている光景が、喜びとやりがいにつながっていると感じています。
先輩たちの背中を追いかけて。成長を続けプロフェッショナルをめざす
──お2人が仕事をする上で大切にされていることは何ですか。
川瀬:日々意識しているのは、感謝の言葉をきちんと相手に伝えることです。できるだけフラットな関係の距離感を大切にしています。若手の社員も意見を言ったり、相談に乗ったりしてもらいやすい雰囲気をつくることを心がけていますね。
また、一人ひとりが持っている力を十分に発揮できるようにサポートすることが大切です。その人の強みを活かしながら成長を促し、弱いところはみんなでフォローし合って、チームとして最大の成果を出すためにどうするかを考えています。自分自身もマネジメントやコーチングの本を読んだりして、人として成長するための努力を日々継続することを意識しています。
濱野:私はチームに配属されて間もないころ、先輩から「学生時代にはしてはいけないけれど、社会人になってからは必要なことって何だと思う?」と質問されました。それはカンニングでした。仕事のスキルを向上させるためには、優れた人の仕事の仕方を学び、真似して実践し、わからないことは積極的に質問して理解し、それを実践に活かすことが大切だと教えてもらいました。
それ以来、とにかくわからないことはすぐに聞いたり調べたりすることを意識していますね。先輩たちも忙しい中でも快く相談に乗ってくれます。
──濱野さんの今後の目標について教えてください。
濱野:今は、先輩の経験とスキルに少しでも近づけるように頑張りたいです。実験の部署や工場、そしてクライアントとの折衝が今は1人で難しい部分もありますが、これらも自分だけで遂行できるようになりたいです。
今、自分が担当している業務が1人分だと考えると、先輩は10人分の仕事をこなしているプロフェッショナルな方です。私もいつかはそのようなプロフェッショナルをめざして、後輩を指導しながら先頭にたって仕事を進めていけるようになりたいですね。
川瀬:順調に成長しているし、頑張っていることも知っているので、一歩一歩スキルを向上させていってほしいですね。さまざまな人の意見を聞いて、新しいことにチャレンジして、時には挫折し、経験をたくさん積んでほしいですね。
そのような経験を通じて、個人としても技術者として成長し、優れたリーダーになると思っています。一緒にアビストを引っ張っていけたらいいなと期待しています!
川瀬をはじめとしたプロフェッショナルな先輩たちの存在が、濱野の成長を促しています。近い将来、今度は濱野がリーダーシップを発揮し、さらなる後輩たちを牽引していく姿を見ることもそう遠くはありません。
※ 記載内容は2024年2月時点のものです
