アビストでは今年度から、複数の拠点からメンバーが期間限定で一つの拠点に集まり、短期間で幅広い経験を積みながら社員のスキルアップにつなげるプロジェクトを実施しています。
他拠点の業務や異なる業界・企業規模の設計開発に触れることで、技術スキルだけでなく、関係者との調整力や業務の進め方、管理能力なども実践の中で磨いていきます。
習得した知識や経験は各拠点へ持ち帰り、組織全体の成長につなげていくことで、アビスト全体の技術力と社員の成長を支えていきます。
今回は、参加者と現地リーダーが、プロジェクトでの挑戦や成長の実感、チームでの働き方について語ります。
メンバープロフィール
右から
参加者:渡邊 大樹
2015年に新卒入社。自動車部品の会社にてランプの設計開発に携わる。 今年4月から本プロジェクトに参加し、現在は自動車の外装部品の設計開発を担当。
現地リーダー:島袋 力野
渡邊さんの上長。自動車の外装部品の設計業務を担いながら、チームリーダーとして業務管理などのマネジメントも担当。
──渡邊さん、今回のプロジェクトに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
渡邊:もともと自分の成長につながるのであればなんでも挑戦してみたいという気持ちがあって、お話をもらったときも、大きな迷いはなく参加を決めました。転勤になることで、家族や友人と離れることは寂しかったですが、成長の機会であれば「断る理由はないな」と思ったんです。
仕事内容については、はじめは「厳しい」というイメージはあり、不安はありましたが、挑戦しなければ成長できないと思いましたし、 「行ってみれば意外と大丈夫かもしれない」という根拠のない自信を胸に、まずは飛び込んでみようと決意しました。
──実際プロジェクトに参加してみていかがでしたか?
渡邊:はじめは、「さまざまな関係者を巻き込んで進める仕事」や、「主体性が求められる環境」に驚きました。前の職場でもお客様の要望に沿った設計業務に日々取り組んでいましたが、チーム内で完結する仕事が多かったんです。
でも今は、自分から他部署に働きかけ、部署の垣根を越えて多くの人と打ち合わせを重ねながら業務を進めています。「大手自動車メーカー製品の設計の主担当」として、どのような形にしたいのかを主体的に考え、デザイン部門をはじめ関係部署の意図も汲みながら調整していくことが求められます。
最初は戸惑いもありましたが、これまでの経験を活かしつつ、より広い範囲で裁量をもって動ける環境で仕事ができることが嬉しいです。自分の判断や工夫が結果につながる場面が増え、その実感がやりがいにもつながっています。
──仕事をする中で大変さや難しさを感じた部分はどこでしたか?
渡邊:自分の考えを言葉で説明し、相手の意図をきちんと受け取って進めていくことですね。これまでの仕事とは違い、“自分の思いを言葉にして伝える”ことが常日頃から求められるので、慣れるまでは大変さを感じましたね。
しかし、悩んでいることやわからないことがあっても周りに聞ける環境があるおかげで、どうにか乗り越えられました。
──プロジェクトに参加してから成長を感じたことや、嬉しかったことは?
渡邊:以前よりも、打ち合わせでの受け答えがスムーズになったと感じています。相手の質問を予測し、必要な情報を事前に整理したり、説明に使う資料も「相手がどう受け取るか」を意識して構成を工夫するようにすることで、落ち着いて対応できるようになりました。
また日々スケジュールが前後するなど忙しい中でも、自分の作業を進めながら、相手のスケジュールも考えて前準備できるようになったのはうれしい変化ですね。
──島袋さん、参加者を迎える立場として、今回のプロジェクトをどのように見ていましたか?
島袋:期間は決まっていますが、その中で他拠点の業務や異業界の設計開発に触れることで、参加者の仕事の幅が広がる、とても意義のある取り組みだと感じます。会社全体としても知見の裾野が広がりますよね。
個人プレーではなくチームワークを大切にする文化が根付いており、困ったときはしっかり教え合い、アドバイスも行っています。環境が変わることで不安を感じることもありますが、参加することでこれまで以上に自分に“付加価値”がつく経験になると思います。興味のある方にはぜひ挑戦してほしいですね。
──渡邊さんを受け入れる前にどんなことを考えられていましたか?
島袋:まずは “不安をできるだけなくしてあげたい” という思いがありました。職場が変わるということは、住む場所も変わるということで、環境の変化が一番大きいと思ったからです。本人がこれまでアビストで築いてきた人間関係が一度リセットされ、新しい環境に飛び込むことになる。その不安は大きかったはずなので、まずはそこを軽減できるようにしたいと考えていました。
そのため、雑談やディスカッションを交えながら、少しでも緊張をほぐせるよう、フレンドリーに接することを意識していましたね。
──教育面ではどのようなことを事前に考えられていましたか?
島袋:業界や設計業務、CADソフトは同じでも、これまでの仕事の進め方がそのまま通用するとは思っていませんでした。 そのため最初は、一つひとつ丁寧に業務を進めてもらうことを意識しました。今では複数の業務を同時並行でこなせるようになっており、少しずつ任せていくやり方は良かったと感じています。
──ありがとうございます。業務に慣れていく過程で、特に成長を感じたポイントは?
島袋:打ち合わせでは、最初は緊張もあって、他部署の方がいる場面だと発言しにくく、言葉があまり出てこないことも正直あったかと思います。 でも今は、他部署が参加している場でも自分から発言できるようになっています。環境に慣れたということもありますが、仕事の進め方も同時に身に付いてきていて、そこに成長を感じていますね。
──渡邊さんが入られてから、何かチームに変化はありましたか?
島袋:メンバーのモチベーションが上がったり、チーム全体に活気が出たと思いますね。渡邊さんが入ってくれたことで、「一人前に育てよう」という気持ちが私自身の仕事のモチベーションアップにもつながっていますし、周囲や上の方にも良い影響を与えていると感じます。
──渡邊さん、改めて、このプロジェクトにはどんな方に向いていると思いますか?
渡邊:例えば「コミュニケーションをもっとうまく取りたい」とか、仕事での自分の弱みを克服・改善したい、もっと成長したいという気持ちがある人にとっては、最高の環境だと思います。「成長を支えていこう」という雰囲気があり、挑戦したい人をしっかりサポートしてくれる環境だと感じています。
──ありがとうございます。今後の目標についても教えてください!
渡邊:拠点に戻った際は今回プロジェクトで得た知識や経験をいかして、ランプ窓口としてもっと活躍していきたいです。これまでメールや電話でのやりとりが中心だったお客さまとも、より積極的にコミュニケーションを取り、率先して関係性を深めることで、信頼関係を築いていきたいと考えています。
──ありがとうございました。
インタビューでは、互いの成長を支え合う前向きな空気が自然とあふれていました。アビストはこれからも、社員の「挑戦したい」という気持ちに寄り添い、チーム全体で共に成長していくことを応援していきます。
