ITへの関心と語学力が導いたキャリア。プロジェクト管理に携わりたいとフレクトへ
幼い頃より、コンピューターゲームへの関心からITに興味があったと話すLEE。外国語を修得しようと大学では日本文学を専攻し、さらに将来を見据え副専攻としてITを学び、卒業後は地元韓国のベンチャー企業に入社しました。
「学生時代に勉強したことを活かせる環境を探していて見つけたのが、通っていた大学の学内ベンチャー。その会社は、生命保険会社の日本法人向けのシステム開発を手がけており、自分が得意とする日本語スキルとIT知識の両方を役立てられると感じて入社を決めました」
2010年にエンジニアとしてキャリアをスタートさせたLEE。入社後、さまざまなプロジェクトを担当しました。
「生命保険会社の開発業務だけでなく、当時リリースされたばかりだったGoogleのAndroidのためのアプリ開発にも携わりました。社会貢献への意欲が高い会社で、現在も韓国で使われている、迷惑電話に関する情報を提供するシステムの開発なども担当していました」
その後、複数の会社を経て2017年に大阪へ。日本で起業する知人に誘われたことがきっかけでした。
「私にとって国を出ることは初めての経験。当時30代前半だったので、これが最後のチャンスになるかもしれないと考え、挑戦することを決意しました。
日本に来てからは、大手鉄道会社や高速バス会社の運行システムのほか、空港の便情報などのコンテンツをディスプレイに映し出すSTB(セットトップボックス)と呼ばれるシステムの開発を担当しました。
当時、会社のメンバーは社長と私のふたりだけ。ウェブやアプリケーションなど、あらゆる分野の開発に携わりました」
来日後、約5年にわたって充実したキャリアを積み重ねたLEEでしたが、エンジニアとしての経験の幅に限界を感じたことが転機に。クラウドシステムに関われる環境と求めて出会ったのが、フレクトでした。
「最近は多くの会社がAWSやAzure、Google Cloud Platformを使ってサーバーを運用管理していますが、前職ではあまりクラウドに触れる機会がなく、危機感を抱いていました。クラウドに強みを持つ会社を探していて見つけたのがフレクトです。
また、開発はチームプレーが基本であり重要です。チームワークを発揮してプロジェクトを成功に導いた経験がそれまでに何度もあったため、プロジェクトを管理する経験も積みたいと考えていました。最終的にフレクトを選んだのは、エンジニアとして技術を磨けるだけでなく、プロジェクトマネージャーとしてもキャリアを築ける点に強く惹かれたからです」
クラウド先進技術の現場で、エンジニアとしてもマネージャーとしても成長を実感
2022年に入社したLEE。研修を通じてクラウドの基礎を身につけました。
「約1カ月間の研修を受けて、Salesforceなどについて学びました。まったく経験がなかった分野ですが、新たな知識を得て、資格も取得していきました」
その後、LEEは現在も携わる建設現場で使用するシステムのプロジェクトにリーダーとして参加しました。
「現在担当している案件は、リリース後のタイミングでジョインし、システムを理解するために3カ月ほど開発を担当しました。
特殊なサービスの開発ともあって、仕様が非常に複雑です。ほとんど経験がなかったAWSのプラットフォームを使っているため、とても刺激になっています」
現在はプロジェクトマネージャーとして運営保守に取り組み、9名のメンバーを束ねるLEE。入社前に思い描いていた通りのキャリアが築けていると言います。
「前職でもチーム運営を任されたことはありましたが、これほど多くのメンバーを管理するのは初めての経験です。また、プロジェクトの規模が大きい上にお客様との距離が近く、ときには話題が進行中のプロジェクトの未来や、他案件について及ぶことも。一方で技術的な学びも多く、やりがいを感じています。
システム開発ではお客様への理解が不可欠です。プロジェクトマネージャーとして、お客様の業界や業務はもちろん、システムを導入するに至った背景まで考えるよう努めてきました。フレクト入社後、仕事への向き合い方が大きく変わったことで、エンジニアとしてもマネージャーとしても大きく成長できたと感じています」
フレキシブルなワークスタイルと自己学習を支援する環境の中で成長
LEEが入社後に成長を実感できているのは、働きやすい環境があるからこそ。フレクトの魅力について次のように話します。
「とても自由度の高い働き方ができています。たとえば、2023年は1カ月ほど韓国やマレーシアに滞在しながら仕事をするなど、私生活がとても充実していました。ワークライフバランスが実現しやすい環境のおかげで、生活の質が格段に向上したと思います。
実はもともと私はリモートワークに不慣れで、『出社してもいいですか?』と尋ねたこともあるほど、入社当初は仕事以外の時間を持て余していました。前職では過密スケジュールが日常的で、その生活リズムにすっかり慣れてしまっていたからです。
しかし、現在ではうまく時間を管理できるようになり、フルリモートワーク環境に大きなメリットを感じています」
学ぶ環境が充実しているのも同社ならでは。勉強熱心な組織風土の中で、社内制度も積極的に活用しながらスキルに磨きをかけてきました。
「AWSやSalesforceに関連する勉強会が社内で随時開催されており、情報共有への意欲が非常に高いと感じます。プロジェクトに関して不明な点があれば、チャットツールで気軽に質問できる上、いつもすぐに答えが返ってくるのでたいへん助かっています。
自己学習を支援する環境があるのもフレクトの魅力のひとつです。たとえば、勉強に必要な参考書の費用は、書籍の購入を支援する制度でまかなうことができています。
また、資格取得支援制度を提供する会社はほかにもありますが、フレクトでは特定の資格を取得すると報奨金がもらえるキャンペーンが頻繁に行われています。学ぶ意欲がある人にとって、とても恵まれた環境だと思います」
一方、社内には外国籍のメンバーも少なくありません。外国人であることを意識せずに働けているとLEEは言います。
「フレクトはクラウド技術に強い会社としての認知があり、さまざまな国籍の人材が活躍しています。チームには私以外にも韓国出身のメンバーがいますし、中途採用された中国人メンバーのメンターを務めたこともありました。技術に対する熱意があれば、国籍関係なく馴染める環境ですね」
技術とマネジメントの両軸で築くキャリア。将来は日本と母国とをつなぐ存在に
気づけば、入社から2年以上を過ごしたLEE。エンジニアとして、またプロジェクトマネージャーとしての経験を踏まえ、新たな仲間に対して次のように語りかけます。
「スペシャリストをめざす方にとっても、マネージャーをめざす方にとっても、フレクトにはそれぞれの成長に必要な環境が整っています。技術面でのスキル向上の機会が豊富にあることはすでに話した通りですが、マネジメントに関しても、私のように経験がまったくなくても、無理なく力が身につけられる充実した支援体制があります。
さらに、フレクトでは実に多様なプロジェクトを手がけています。仕事に没頭したい方、ワークライフバランスを重視したい方はもちろん、現在の仕事内容や働き方に満足できていない方も、理想的なキャリアを構築できるはずです」
そんなLEEのいまの目標は、技術とマネジメントの両面でスキルを強化すること。自身の未来をこう展望します。
「技術面では、クラウド関連の案件で引き続き経験を積み重ねていく予定ですが、一方でAR技術に強い関心を持っています。VR技術が非現実な空間を扱うのに対して、リアルな風景にさまざまな情報を付け加えて見せるのがAR技術の特徴です。
先日、韓国のメーカーが発表した透明ディスプレイを見て、創造の可能性が大きく広がるのを感じました。同分野の知識を深め、いずれは関連プロジェクトに参加したり、新サービスの開発に取り組んだりしたいと考えています。マネジメント面では、将来的に日本と母国の橋渡し役として貢献したい気持ちがあります。プロジェクトマネージャーとしてますますスキルを磨いていくつもりです」
文化的にも技術的にも、日本と母国とを結ぶ架け橋となるために。スペシャリストとして、そしてプロジェクトマネージャーとして、LEEはこれからも開発の最前線に立ち、あくなき挑戦を続けます。
※ 記載内容は2024年2月時点のものです
