未経験でローコード開発に挑戦。周囲との積極的なコミュニケーションが成長の鍵に
クラウドインテグレーション事業部に所属する山下。現在、MuleSoftを活用したAPI基盤の構築に携わっています。
「大手水処理用薬品、装置製造・メンテナンス会社のITシステムを刷新するプロジェクトに参加しています。既存のシステムやアプリケーションなどから取得するデータをつなぐ役割を果たすのがMuleSoft。お客様がモバイルデバイスを使って採取した水質データを社内システムへと送るための仕組みづくりなどを行っています。
お客様の業務内容はもちろん、フロントエンドとバックエンドの両方に配慮しつつ、Eclipseベースのインテグレーション開発環境で、設計や実装作業などを担当しています」
山下にとって、フレクトに入社するまでローコードの経験はほぼ皆無。新しい開発プロセスに馴染むまでには時間が必要だったと言います。
「前職では、C++やJavaといったプログラミング言語で手打ちしながら開発していたので、MuleSoftを初めて使ったときは戸惑いがありました。『本当にこんな感じでいいのかな?』と悩みながら、作業していたのを覚えています」
慣れるにしたがって、ローコード開発の魅力を実感するように。その利点を実感していると言います。
「C++やJavaで書く場合、複雑なコードが必要になったり、周辺的なことを考慮しなければならなくなったりする場面がどうしてもあります。ところが、MuleSoftでは、各種機能を持つコンポーネントを組み合わせて、システムやアプリケーションを簡単に構築することが可能です。その結果、開発スピードが大幅に向上しました」
そんな山下が仕事をする上で大切にしているのが、ひとりで抱え込まないこと。チームワークを重視し、周囲と積極的にコミュニケーションを取るよう意識してきました。
「開発業務はひとりではできません。自分の知識がスキルの有無に関係なく先に進めなくなることも多いので、問題があったときはできるだけ早く共有するようにしています。
毎朝の報告会をはじめ、チャットツールを活用したコミュニケーション環境も整っているので、とても仕事がしやすいと感じています」
星が教えてくれたプログラミングの醍醐味。天文学からロボット開発、そしてフレクトへ
中学では吹奏楽、高校では弓道と、興味の赴くままさまざまな部活を経験した山下が大学時代に専攻したのは物理科学。観測天文学に関心があったからでしたが、研究室でプログラミングに触れたことが、その後のキャリアの道しるべとなりました。
「天体を観測すると大量のデータがコンピュータに蓄積されますが、これを分析するためにはまずデータを整理し管理するシステムが必要です。それを研究室で開発することになり、初めて本格的にプログラミングに取り組むことになりました。
必要に迫られてのことでしたが、これが意外とうまくいって、プログラミングを仕事にしてもいいかなと思うように。思えば、祖父が建具屋を営んでいた関係で家内に工場があるなど、幼少期からものづくりをする環境が身近にあったことが影響しているのかもしれません」
もともと動くものに興味があったと言う山下。大学卒業後に選んだ就職先は、当時ロボット開発に力を入れていたIT技術コンサルティング企業でした。
「軸を複数持つアーム型のロボットの軌道生成に携わりました。数式処理システムを使って、ロボットの関節の角度などをどう設定すると、手先がどの位置になるといった行列計算ばかりしていました」
そんな山下にとって転機となったのがコロナ禍。働き方に対する世間の考え方が変わったことを受け、より自由度の高い職場を求めるようになります。
「ロボットのように実体を扱う仕事の場合、出社は必須です。コロナ禍に入り、それまで当たり前だと思って受け入れていた出勤をストレスに感じるようになり、より柔軟な環境で仕事がしたいと考えるようになっていきました」
リモートで働ける環境を探していて出会ったのがフレクト。入社を決めた理由についてこう話します。
「選考時、大事なのはお客様のニーズにどう応えていくかであって、技術はあくまでツールでしかないと面接官に持論をぶつけたところ、うなずきながら聞いてくださったのがとても印象でした。
また、内定後に、実務の方とお話する機会があり、そこで働き方に関すること、女性社員がどのくらいいるのかなど、気になっていたことを確認できたことが安心材料になりました」
未経験に挑戦し全速力で駆けてきた2年間。女性が働きやすい環境に支えられ成長を実感
それまで経験のなかったMuleSoftを扱うことになった山下。入社以来、資格取得のための勉強をしながらキャッチアップを重ねてきました。
「振り返れば苦労の連続で、入社してもうじき丸2年になりますが、いまもあがき続けているところです。でも気がつけば、昨年までにMuleSoftの資格を3つ、AWSに関しても2つ取得するなど、手ごたえも感じています」
着実に成長を実感できているのはフレクトだからこそ。手厚い研修に助けられたと言います。
「入社してまず、Salesforceの研修を1カ月にわたって受けました。中途入社にもかかわらず、こんなにもしっかりとした教育制度があるのかと驚きました」
資格取得のための勉強に力を注ぐ一方、山下は資格取得の盛り上げ隊など業務以外の活動にも積極的に参加してきました。
「資格の取得を呼びかけたりサポートしたりするもので、2022年の冬ごろから取り組んできました。オンラインで勉強会を主催したり、問題の内容や傾向に関するプレゼンをしたりするほか、もくもく会も不定期で開催しています。
また、初対面のメンバー同士がリモートワーク下でコミュニケーションを活性化するためのきっかけづくりとして、新規参画者向けのコーヒーブレイクや雑談会を実施したこともありました」
女性目線での働きやすさも感じています。エンジニアというと男性が多い職種ですが、フレクトには女性が安心して働ける環境があると言います。
「私の入社時、MuleSoftの部署の女性は私ひとりだけ。上司に『女性を増やしてほしい』と伝えたところ、現在では社内で女性の割合がもっとも高い部署のひとつになりました。
MuleSoftのチームで女子会を開催するなど、仕事やプライベートのことについて相談できる機会もあり、とても助かっています。
また、現行のプロジェクトでは、小さい子どもを抱える男性社員が多いことから『保育園に迎えに行ってきます』『子どもが熱を出したので休みます』といった会話が当たり前にされています。時短勤務や地方勤務をされている方もいて、性別やライフスタイル、ライフステージに関係なく、自分らしく働ける環境があると思います」
誠実な経営陣、真面目な社員と共に成長し、エンジニアとして頼られる存在に
フレクトには真面目な社員が多いと話す山下。その真意についてこう説明します。
「資格取得に前向きだったり、日頃の勉強を怠らなかったり。対面やチャットツールでやりとりしていると、仕事に対して真摯に取り組む文化が社内に根づいているのが手に取るようにわかります。
勉強熱心な方はもちろんですが、周囲から刺激を受けながら自分も成長したいと思っている人にはとても良い環境だと思います」
そんな山下がフレクトの最大の魅力だというのが、経営陣のまっすぐな姿勢です。
「全社会での社員からの質問に対して一つひとつわかりやすい回答があるなど、経営陣がとても誠実で、組織としてめざす方向性を社員に向けてきちんと伝えようする態度にとても共感しています。
社員一人ひとりをちゃんと見てくれている印象があり、先日も、ほとんど出社しない私の顔を見るなり、社長が『山下さん』と呼び止めてくれたときはとても驚きました」
入社してまだ2年目。目の前の仕事をこなすだけで精一杯だと言う山下ですが、エンジニアとしてめざす将来のビジョンがあります。
「担当するプロジェクトが数カ月単位で変わることが多いので、そのたびに新しい情報や技術にキャッチアップしなくてはなりません。ついていくための勉強には苦労しますが、お客様と目線を合わせながら自信を持って話せるようになったり、上司の言葉の意図が理解できるようになったりと、プロジェクトの前後で確かな成長が実感できています。
そうやって前進を続け、『MuleSoftのことなら、まず山下さんに1回聞いてみよう』『山下さんにプロジェクトに入ってもらえればなんとかなるね』と選んでいただけるだけのスキルを身につけたいと思っています」
「後輩の女性エンジニアに、安心感や勇気を与えられるような存在になりたい」と話す山下にとって、フレクトでの挑戦は始まったばかり。自分らしいキャリアと働き方をかなえるために、将来に向けて新たな一歩を踏み出します。
※ 記載内容は2023年6月時点のものです
