仕事の難しさとおもしろさは表裏一体。お客様と同じ目線で開発に関われるのがやりがい
現在、三戸が携わるのは大手セキュリティ会社のプロジェクト。Salesforceを使ったエンドユーザー向けポータルサイトのシステム保守・エンハンス開発を担当しています。
三戸 「エンドユーザーが利用者登録や資料請求、見積の依頼などを行うためのサイトを作成しています。顧客や契約などの情報を一元化し、これまで書面で処理されていた管理業務をWeb上で実行できるようにするのが目的です。
具体的には、保守運用中に発見された問題への対応のほか、業務上の問題点の解決や新商品の発売、組織体制の変更にともなう機能修正、サービス拡大のための追加機能の開発などを行っています」
フレクトから同プロジェクトに参加するのは全部で5チーム。三戸は、そのうち保守・エンハンス開発チームのひとりとして、技術者として開発に携わりながら、フロントに立って顧客との折衝役も務めています。
難しさとおもしろさは表裏一体。仕事のやりがいについてこう話します。
三戸 「すでにできあがっているシステムなので、適切に保守・追加開発していくためには、システム全体に対する深い理解が欠かせません。思わぬバグを埋め込んでしまうようなことがあってはいけませんから。
また、厳密な仕様調整のためには、お客様の業務に関する知識が不可欠です。事前に認識を共有した上で開発を進める必要がある点にも難しさを感じています。
一方、そうやってお客様と同じ目線でシステムをつくっていけるところがこの仕事の醍醐味。おもしろさを感じながら取り組むことができています」
プロジェクトリーダーのような立ち位置で業務にあたる三戸が仕事をする上で大切にしているのは、“誠実である”こと。次のように続けます。
三戸 「お客様に仕様について説明する際など、事実と違うことを伝えないのは当然ですが、しくみやロジックに不明瞭な部分が残らないよう心がけています。そうすることでお客様が理解しやすくなるだけでなく、結果的に手戻りが減って自分を助けることになるからです。
これには前職での経験が影響しているかもしれません。技術者を志す前に医薬情報担当者(MR)をしていたことがあるのですが、薬を扱う以上は絶対に嘘をつけませんし、鋭い質問を切り出してくる医師に対して、不明確な論理では太刀打ちできません。当時培った考え方が、いまのシステムに対する姿勢につながっていると思います」
医療業界に起きたIT化の波がキャリアを見直す契機に。成長環境を求め、フレクトへ
大学では薬学を専攻し臨床統計学を学んだ三戸。新卒で入社した製薬会社ではMRとして働いていましたが、意外にもいまの仕事に通じるところがあると言います。
三戸 「医師や薬剤師を訪問して薬の使い方を伝えたり、講演会などで発表したりするのが主な仕事ですが、薬の作用機序について説明するのと、お客様に向けてシステムのしくみについて説明するのとは似ているところがあって。論理的に伝える技術は、そうした経験で養われていきました」
三年後、三戸はシステム/ソフトウェア開発会社に転職。大胆なキャリアチェンジの背景にあった想いをこう振り返ります。
三戸 「コロナ禍で、医療従事者専用サイトなどを運営するあるメガベンチャーが急成長を遂げました。突然訪れた医療業界のIT化の波を目の当たりにし、自分も成長産業で働きたいと考えるようになったのです。
というのも、大学で統計学をやっていた関係でプログラミングの経験がありました。自分でふたたび勉強を始めてみたところ、これがとても楽しくて。やるしかないという気持ちで転職を決めました」
転職先では、主に工業系の業務アプリの開発を担当。扱う言語もシステムも比較的レガシーなものでしたが、技術者としての経験がない三戸にとって、これ以上ないキャリアのスタートだったと言います。
三戸 「新人の自分からすると覚えることだらけ。教育体制が充実しているわけではありませんでしたが、とても風通しの良い職場で人に恵まれ、技術者としての基礎を身につけることができました」
丸2年勤め上げた後、年収、業態、規模の3つの軸で転職活動をする中で三戸が出会ったのがフレクト。技術者としてさらに成長できる環境があると確信したことが入社の決め手になりました。
三戸 「面接時に役員の方から、『うちはみんなが勉強熱心だから、成長意欲がないと遅れていくよ』と教えられました。高いモチベーションを持っている人が集まる組織であるところに強く惹かれたのを覚えています。
また、内定後に私の将来のキャリアプランについて社員の方から説明されたのも印象的でした。フレクトは、まさに自分が探していた環境。ここなら自分が思い描いているような成長ができると思い、入社を決めました」
技術者として大きく成長。入社して実感したプロ集団“フレクト”の真価
入社後、1カ月の研修を経てすぐに現在の案件に参加した三戸。入社前に想像していた通りのプロ集団の中で働けていることに大きな意義を感じていると言います。
三戸 「技術者の仕事が好きで、誇りを持って取り組んでいる社員ばかり。『仕事だからやっている』という人がいません。
たとえば、理想的だと思える方向性を誰かが提案すると、それがどんなに手のかかるものだとしても、当然のように、『それいいね』となるのがフレクト。技術者としてあるべき姿を明確に定義している方がとても多いと感じます。
石を投げれば有能な技術者に当たるのもこの会社の特徴です。おのずと仕事へのモチベーションが高まりますし、日々成長を実感できています。技術者としてこれほど刺激的な環境はそうないと思います」
また、三戸は現在リモートメインで勤務中。働きやすさの面でも満足度が高いと言います。
三戸 「茅ヶ崎に住んでいて、出社するのは月に数回程度です。通勤する必要がないので、仕事が終わればすぐに自分の時間。家族もいる中で、切り替えが早くできる環境はありがたいですね」
そんな三戸がフレクトに入社して身についたことがふたつあります。ひとつは、プロジェクトを常に改善しようとする姿勢。もうひとつが、お客様とやりとりを繰り返すことで最適解を導き出す開発スタイルです。
三戸 「従来のしくみややり方を変えていくことに寛容な文化があると思います。『もっと良いやり方があるのでないか』と考えることがいつのまにか習慣化して、システムのあるべき姿を長期的な視点で考えられるようになりました。
また、お客様と双方向のコミュニケーションを重ねることの大切さもフレクトに入社して知りました。より良い成果につなげるために、お客様の要望を無批判に受け入れるのではなく、お客様の業務を理解した上で、積極的に交渉するよう心がけています」
プロジェクトで顧客に向けて提案した際には、前職の経験が役立った場面も。
三戸 「システムの問題点を指摘して改善提案する場合、従来は口頭でやりとりすることが多かったのですが、双方にとってコストが大きいことに課題を感じていました。そこで、テンプレートを用意して提案資料を作成。それを使って説明したところ、お客様にとても喜んでいただけました。MR時代、医者相手に薬の作用機序について説明した経験が役立っていると思います」
こうした活躍が評価され、わずか入社5カ月で昇格を果たし、貢献度の高い社員に贈られるFLECT AWARDにもノミネートされた三戸。フレクトには、社員の成長を後押しする風土があると言います。
三戸 「『こうすべきだと思います』と提案すると、積極的に受け入れてもらえます。仮に入社1日目だとしても、正しいことを発信してさえいれば、どんどん任せてもらえるのがフレクト。やる気のある方にはチャンスが多い会社ですし、失敗したとしても優秀なメンバーが後始末してくれる安心感があるのも大きな魅力だと思います。
また、社内に活気があるせいか、良い噂が広まりやすいのも特徴です。AWARDにノミネートされたことで、『頑張っているみたいだね』といろいろな方から声をかけられました。そんなふうに周囲から見てもらえていると思うと、さらにモチベーションが高まります」
上流工程を担い、お客様や仲間にとってより貢献度の高い存在に
入社当時はスペシャリストを志向していた三戸がいまめざすのは、専門性を持ちながらお客様に対してあるべき姿を提言できるリードエンジニア。そう考えるようになった背景についてこう語ります。
三戸 「フロントに立ってお客様と話す機会が増えるにつれて、要件を決められるような技術者になるべきだと思うようになっていきました。それによって、お客様はもちろん、会社にもより貢献できると考えているからです。
技術にある程度の知識があり、お客様とのやりとりにも長けている自分こそがその役割を担うべき。有能な技術者が多く在籍するフレクトでの自分の存在意義はそこにあると思っています」
マルチクラウドの知見を深め、プロジェクトリーダーとして、またプロジェクトマネージャーとしてお客様や社員たちからの信頼を集められる存在になることがいまの目標だと言う三戸。これから新しく仲間になる人に向けて、伝えたいことがあります。
三戸 「フレクトには豊富な挑戦機会があり、技術に強い人やマネジメントに強い人はもちろん、両方に強い人もいます。どんな技術者をめざす人にとっても、必ず手本になるようなキャリアモデルが見つかるはずです。
私たちが求めるのは、努力できる人。現状に満足することなく、より良くしていくために自分の頭で考え、積極的に発信できる方と共に仕事ができることを期待しています」
フレクトの未来は、個々の技術者の成長とともにあります。自らの、そして組織の新たな可能性を広げるために、三戸の挑戦は続きます。
※ 記載内容は2023年6月時点のものです
