クラウドへの入り口は1つでいい──OneCloudが描く伴走型支援の理想像
鈴木は、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどのクラウドのスペシャリストが活動する、テクノロジーコンサルティング事業部 OneCloud部門に所属しています。
「OneCloudでは、AWS、Azure、Google Cloud Platform(GCP)といったメガクラウドを中心に、お客様のクラウドを活用した課題解決、導入支援、そして運用支援までを一貫して行うコンサルティングを提供しています。
DXやクラウドシフトという大きな流れの中で、お客様のクラウドジャーニー全般をサポートすることは、お客様のビジネス基盤そのものに関わることとなります。その領域をメインに活動する、一人ひとりがきわめて高い専門性を持つ個の強い集団です」
組織のキャッチフレーズは「クラウドへの入り口は1つでいい」。この言葉に、鈴木は入社前から強く惹かれていたと言います。
「AWS、Azure、GCPなどさまざまなクラウドが存在する中で、お客様が自社のサービスに必要な製品を見極めるのは簡単ではありません。そこで、お客様にとって最適な入り口を見つけるべく、私たちが戦略的パートナーとなってお客様のクラウドジャーニーの全行程を支えていく。私はその姿勢に共感しており、そこにテクノロジーコンサルタントの真髄があると信じています」
現在、鈴木は大手旅行業界のお客様のクラウド活用支援に従事しています。
「週2日、お客様先に常駐し、単なるアドバイザーではなく実働部隊として、ワークショップや勉強会を開催しています。具体的には、お客様の業務特性に合わせ、会員登録アプリや生成AIを活用したチャットボットアプリの開発などお客様ならではのコンテンツを展開したり、AWSなどの高度なアーキテクチャーを複雑な専門知識がなくても作れるようにしたり。“クラウドを活用することでビジネスに変革をもたらしていく”というメッセージを伝えています。
こうした取り組みを意義ある場にするためには、お客様の業界のことを知り、新しいアプリケーションになりえるビジネス要素を理解することが重要です。それをもとに最新の技術を駆使しながら一気通貫でアーキテクチャーに落とし込むスキルが、テクノロジーコンサルタントには必要だと考えています」
鈴木が仕事をする上で大切にしてきた価値観には、明確な軸があります。
「大切にしているのは、インプットし続け、それをお客様への価値としてアウトプットすることです。私たちはITサービス業でお金をもらうプロ。お客様がご存知ないこと、経験されたことのない領域に一歩、二歩先んじていなければ、そこにビジネスとしての価値は生まれません。自分の価値や能力を高め、常に変わろうとしているお客様へ還元し続けること。これが、私のプロとしての絶対的な軸です」
大企業での「もどかしさ」を超えて。信頼するエンジニアが絶賛した「技術のDXC」へ
鈴木のキャリアは、1995年の大手電気メーカーから始まりました。
「PHS事業の立ち上げというゼロからイチを作り出す経験をし、その後は前職である大手ITサービスベンダーに転職しました。当時、ITの知識は豊富ではありませんでしたが、実務を通じてIT領域での経験を積み、22年間にわたって生産管理システムの海外展開や、大手製造業のアカウント営業としてお客様と深く関わってきました。
しかし、どこかで『自分の力では何も解決できていないのではないか』というもやもやした感覚がありました。社内では、ちょうど営業不要論などが囁かれていたこともあり、自分自身がより成長して技術的なバックボーンを携え、もっと直接的にお客様を変革へと導きたいと願うようになりました」
模索を続ける中で、転機は意外な形で訪れます。
「前職時代、ある案件でDXCと競合し、結果として私たちの提案は採用に至りませんでした。当時、DXCのことをよく知らない中、私が信頼を置いていた現場のエンジニアが『あそこは、本当にいいものを作る会社ですよ』と言ったんです。このエンジニアにそこまで言わせる会社か……という想いが、心の奥底に刻まれました。そして、いざ転職を考え始めた時にDXCという名前が浮上したのです。
テクノロジーコンサルティング事業部長の山田と話した際、自分の不安や、DXCを選択すると決断するには時間がかかると思うことを正直に伝えました。しかし、山田は待っていてくれました。さらに、代表の西川も『うちにおいでよ』と温かく迎え入れてくれました。
DXCは、提言して終わりではなく、企画から構築、運用定着、その伴走まで一気通貫でやり遂げるIT企業。ここならば自分を変えられると確信しました」
そして、DXCに入社した鈴木は、早速プロジェクトマネージャー(PM)として大手製造業のお客様のプロジェクトに参画してクラウド導入の企画構想立案を担当。そして1年後の現在、旅行業界のお客様の伴走支援を担当しています。
「入社前後でギャップを感じることもなく、早々に環境に慣れることができました。外資系でありながら日本企業らしい雰囲気がある、DXCならではの温かい社風にスムーズに馴染めたのだと思います」
営業からテクノロジーコンサルタントとなり、そして新たなDXCという環境での挑戦。鈴木の変革への旅は、ここから本格的に始まっていきます。
泥臭く挑み続ける自己変革。テクノロジーコンサルタントとして成長を続けていく
DXCに入社して3年で自身の成長を実感している鈴木。とくに印象深いのは「テクノロジーコンサルタント」としっかり名乗れるようになったことだと言います。
「営業時代には想像も及ばなかった、AIツールを使ったコードの作成やコマンド操作、プロトタイプアプリの開発。こうした技術を習得したことで、良い方向に自己変革できていると実感しています。
一方、入社後最初にPMを担当した際には、かつての営業スタイルの感覚が抜けきらず苦労した部分もありました。全部自分で抱え込んでしまったり、人に依頼するのが苦手だったりという部分を再認識し、最近は意識して『この人にここまで任せる』ということを決めるようにしています。適材適所で仲間を頼り、大きな成果を出す。
一方で、自分も負けないよう自己研鑽を続ける。DXCには、年齢に関係なく切磋琢磨し、成長を喜び合える風土があります。インプットが直接お客様への価値、つまりビジネスに直結する。この手応えこそが、今の私の原動力です」
テクノロジーコンサルティング事業部のメンバーは、個人個人が高い技術力を持っています。鈴木はそこに大きな魅力を感じています。
「OneCloudには、高い技術力を持った各分野のプロが集まっていて非常に刺激的です。わからないことがあれば聞けますし、一人ひとりが責任を持ち、しっかり自分の仕事を全うしています。
また、DXC代表の西川が2026年の年始に『DXCは日本のマーケットで、尖った少数精鋭の集団』であり続けたいと語ったのですが、それがまさにDXCの魅力です。グローバル全体では11万人を超す規模の会社ですが、日本の社員は1,300人規模。他の大企業と並んでお客様に評価いいただいているのは、一人ひとりの技術力が高く尖った存在だからです。
もう1つ、グローバルな業務に対していい意味でハードルが低いことも魅力です。前職時代は、グローバル案件というと少し身構える風潮がありましたが、DXCではすごく日常なんです。これはお客様にも伝えていきたいですね」
仕事も、プライベートも、日々挑戦。突き詰めた先にしか見えない景色を求めて
DXC入社後、自己研鑽へと励み続けている鈴木。その象徴が「AWS All Certified Engineers」への選出です。全12種類のAWS認定資格をすべて取得し、2023年、2024年と2年連続で継続しています(※)。
※ 「AWS認定資格(12種)をすべて取得したDXC社員2人に聞いてみた──全認定取得の秘訣」
「営業時代は資格を意識する機会は多くありませんでした。でも、サッカーが好きな息子に感化されてサッカー審判の資格取得をした経験が、生きているんです。サッカーの正しいルールを知らなければ、間違った審判を下して、たった1つの笛の音で子どもたちの夢を台なしにしてしまうかもしれません。コンサルタントも同じです。“コンサルタント”という肩書きだけで語るのではなく、確かな裏付けとなる知識をインプットしなければならないと痛感しています。
30年のキャリアを経てなお新しいことに挑戦しようとすることは、恥ずかしい話ではないんです。とくに、DXCでは年齢に関係なく成長できる環境があります。道のりは平坦ではありません。それでも人は何歳になっても変われるということを自ら体現し、同じように変わりたいと思っている方たちに示したいと思っています」
鈴木は今、仕事だけでなくプライベートでも挑戦を止めません。冬になれば毎週末新潟へと通ってスキー検定の最高峰である「SAJ(全日本スキー連盟)プライズテスト」の合格をめざしています。
「スキーの1級と、その上のプライズテストでは見える世界がまったく違うはずです。仕事も同じです。学び、突き詰めた先にしか見えない景色がある。DXCには、その挑戦を支える『器』と『仲間』があります」
現在、鈴木にはロールモデルとなる存在がいます。それは、自身より年下の同僚だと言います。
「今一緒に働いている池田は30代なのですが、彼はビジネスへの洞察力も、テクノロジーやアーキテクトの専門性も兼ね備えており、人当たりもすごく良いんです。年齢に関係なく尊敬できるので、彼と一緒に切磋琢磨して私も日々研鑽を怠らないよう心がけています。
そんなプロフェッショナルな仲間が多く活躍しているOneCloudには、『変わりたい』『違う仕事に挑戦したい』という想いを持っている人が合うと思います。DXCには資格取得を支援する制度もありますし、業務面では自分がやりたいことをシンプルに任せてくれる環境があります。そういった器が用意されているのがDXCの特徴です。
私が今まで培ってきた経験をお客様に還元できるよう、しっかりと技術力を持って対応していきたい。お客様の変革に伴走する。その活動を皆さんとご一緒できたら嬉しいです」
※ 記載内容は2026年3月時点のものです
