「できることだけをやっていても成長しない」が信念。成長を続けるクラウドスペシャリスト
私は現在、テクノロジーコンサルディング事業部のOneCloudに所属しています。私たちの事業部は、DXCのグローバルの経験や知見を標準化し規定した 「プラクティス」と「テクノロジー」を『DXCの価値』としてお客様にお届けし、クロスセルの起点としてDXCのビジネス成長のイネーブラーとなることをビジョンとして掲げています。
その中で私は、AWS(Amazon Web Services)を活用したシステムのインフラ設計・構築や、お客様のクラウド推進施策の支援を担当しています。具体的には、非機能要件を考慮したAWSアーキテクチャの設計・構築から、お客様と連携したクラウド活用戦略の策定、そして実行までを一貫してサポートしています。
クラウド推進施策の支援では、お客様と共にシステム開発における課題の分析から始めます。その分析結果に基づいて必要な対応策を検討し、AWSを使用したシステム開発を実践的に進めています。また、私は講師としてお客様へクラウド活用に関するレクチャーも行います。参加者が学んだことを自分のものとして、それを社内に展開できるような再現性のある説明を心がけています。
お客様とのコミュニケーションでとくに大切にしているのは、ベストプラクティスを一方的に押しつけないということです。AWS活用において一般的な最適解はありますが、それがすべてのお客様に当てはまるわけではありません。そのため、私たちの考えるベストプラクティスを提案しつつも、お客様の意思を尊重し、共に最適なアプローチを考えていく姿勢を大切にしています。
私が仕事をする上でもっとも大切にしているのは、「できることだけをやっていても成長しない」という考え方です。そのため、分からないことや困難な課題にも積極的に手を挙げて挑戦するようにしています。私がDXCへ入社したのも、ITスキルやプロジェクトマネジメントスキルの向上をめざすためです。どの瞬間も無駄にしないように取り組むことをモットーとしています。
とくにやりがいを感じるのは、クラウド推進支援でのレクチャーを通じて、参加者の変化を間近に感じるときです。クラウドにあまり馴染みのない方が、1~2カ月で徐々に理解を深めていく姿を見ることは大きな喜びです。「試験に合格できた」「業務で活用できるようになった」といった声をいただくとき、確かな手応えとともに自身の成長も実感しています。
技術者としての成長とキャリアの転換点──DXCに決めた理由
IT未経験からキャリアをスタートさせた私は、最初の3年間をオンプレミス環境でサーバーを構築する現場で過ごしました。サーバーやストレージ、仮想化といった基礎的な用語すら分からない状態からのスタートでしたが、先輩社員の指導のもと、実践を通じて少しずつ知識とスキルを積み上げていきました。
初めは分からないことだらけで苦労の連続でしたが、3年目には単独でサーバー構築業務を担当できるようになり、大きな達成感を得ることができました。この経験を通じて、苦労する経験こそが成長への近道であることを実感しています。
その後、AWS環境でのシステム構築に挑戦する機会を得て、大手コンビニエンスストアの24時間365日稼働するシステムの構築・運用に携わることになりました。このプロジェクトでは、高いサービスレベルを維持するために、標準化や仕組み化の重要性を学びました。
とくに印象に残っているのは、担当者が定期的に入れ替わる環境の中で、いかに品質を一定に保つかという課題に取り組んだことです。誰が担当しても同じ品質を提供できるように、作業の自動化や選択肢の絞り込みなど、さまざまな工夫を重ねました。一つの作業に対する細かい準備や、幾度にもわたる綿密な確認を通じて、業務に対するマインドを大きく成長させることができました。
7年目からは、過去に一緒に仕事をした方に誘われたことがきっかけで 、化粧品会社に転職しました。ここでの経験は、私のキャリアの大きな転換点となりました。これまでのシステム構築や運用だけでなく、プロジェクトマネジメントにも挑戦することになったのです。
プロジェクトマネジメントへの挑戦を決意したのは、以前から尊敬していた上司の影響が大きかったと思います。その方の仕事ぶりに憧れを抱き、自分も同じような立場で活躍したいと考えるようになりました。
しかし、化粧品会社での仕事が軌道に乗り、システムの標準化が進んでいくにつれて、新たな課題も見えてきました。システム構築がパターン化され、新しいアーキテクチャを考える機会が減っていったのです。より幅広い業種のお客様に対して、さまざまなシステムを提案・構築する経験を積みたいという思いが強くなり、それが転職を考えるきっかけとなりました。
転職活動でさまざまな企業の方とお話しする中で、技術者として常に成長を続けたい、そしてより多くの経験を積みたいという思いから、DXCへの入社を決意しました。面接での技術的な議論を通じて、成長できる環境がここにはある、と感じたことが最後の決め手となりました。
技術と人をつなぐ架け橋として - 成長と挑戦の日々
DXCに入社してから、私の仕事への向き合い方は大きく変わりました。印象深いのは、Pythonプログラミングへの挑戦です。インフラエンジニアとしての経験しかない私にとって、プログラミングは未知の領域でした。
AWS Health Dashboardのイベント通知を振り分けるシステムの開発に取り組んだ際は、本当に苦労しました。プログラムの可読性や処理効率について、フルスタックエンジニアであるチームリーダーに細かなアドバイスをもらいながら、何度も試行錯誤を重ねました。多くの学び中の1つは、条件分岐の書き方です。「if else」を複数使用して要件の実現を試みていましたが、これだと階層が深くなり可読性が損なわれ、処理も複雑になります。「対処不要なパターンを単階層のif文で除外しシンプル構成でで実装する」という考え方を学び、コードの品質を向上させることができました。初歩的な内容ではありますが私にとっては大きな学びと経験となりました。
また、お客様とのかかわりの中でも、新しい気づきがありました。クラウド推進支援の一環として、問題解決のワークショップやAWSを活用したシステム開発に取り組んでいた際、参加者から「普段の業務の意味を理解することができた」「プレミアムで絶妙な説明具合」というお客様からの評価をいただくことができました。相手の立場や理解度に合わせて説明方法を工夫した成果だと感じています。
前職までの経験を活かしながら、より質の高いサービスを提供するためのノウハウも学びました。たとえば、インフラ設計では、社内レビューにおいて「ここで問題が起きたら?」という指摘を繰り返しもらうことで今まで考慮できていなかった部分を補完でき、より高度な設計・実装を行えるようになりました。スキルの高いメンバーが多い環境だからこそ得られる貴重な経験です。
事業会社での経験があるからこそ、内製化を進めようとする企業に対して「運用面での課題」や「パートナー企業との協業のポイント」など、実践的なアドバイスができることは私の強みです。お客様と一緒にディスカッションを重ね、その企業に最適な解決策を見出していく。そのプロセスこそが、私たちの価値だと考えています。技術的な知識だけでなく、実務での経験が活きる場面が多くあることを実感しています。
「広さ」「深さ」を追求し、新たな価値創出に挑む
現在、私はクラウドの活用促進に向けた施策検討から問題解決のワークショップ実施、PoC開発支援まで、一気通貫で担当しています。この経験を基に、今後は二つの方向性で挑戦を進めていきたいです。
一つは「広さ」の追求です。現在、実施しているレクチャーの内容を、より多くのお客様に展開していきたいと思います。 もう一つは「深さ」の追求です。これまで携わってきた業務はベーシックな内容が中心でしたが、より複雑なアーキテクチャや高度な技術的課題にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
また、インフラエンジニアとしての経験を活かしながら、アプリケーション領域の知識や経験も積極的に吸収していきたいと思います。具体的には、プログラミングやデータベースに関する知識を強化し、システム全体を網羅できるエンジニアになるべく、実践的なスキル向上に取り組んでいきます。
DXCには、さまざまなバックグラウンドや技術、コミュニケーションスタイル、考え方を持ったメンバーがいます。そのため、自分の知らないスキルやマインドに出会える機会が非常に多く、成長の機会に恵まれています。また、大きな方針が合致していれば、個人の意見や提案を最大限尊重してくれる組織風土も、私たちの強みだと感じています。
これから入社を検討される方へお伝えしたいのは、「できない理由」ではなく「実現するための方法」を考えられる方が活躍できる環境だということです。現状維持にとどまらず、「これをやってみたらより良くなるのでは」という向上心を持ち、自ら考えて提案できる方が活躍できると感じています。
テクノロジーコンサルティング事業部には、挑戦する意志や提案に対して、しっかりと背中を押してくれる風土があります。年齢を問わず、さまざまなスキルを持った方々が在籍しているため、分からないことがあってもすぐに相談でき、丁寧に教えてもらうことができます。
私たちと共に、技術の可能性を追求し、新しい価値を生み出していく挑戦をしませんか。
※ 記載内容は2025年2月時点のものです
