ひとりでイベントはつくれない。すべての力を結集させ企画を実現することがミッション
一年を通じて、さまざまなイベントを開催している「東京ドームシティ」。施設を貸し出してコンサートなどが実施されることが多い一方、Hosoyaが所属する興行企画部 イベント事業グループでは、自主興行の企画・運営を担い、イベント開催を通じて東京ドームシティの魅力を発信してきました。
「毎年恒例の大型イベントから、新たな魅了を発信するための新規イベントの企画も行っています。イベント運営は、プロデューサーを中心に、数名のメンバーで担当することが基本です。プロデューサーがマネジメントを担当し、イベントの会期が近づいて業務範囲が広がるとメンバーがサポートしています」
直近では、某カードゲームの周年イベントにメンバーとして参加したHosoya。そのほか、複数の案件を同時並行で進めています。大型イベントになれば、一日に数万人のお客さまがご来場されます。すべてのお客さまが安全に、そして満足してもらえるようプロデューサーという立場から企画、運営を進めています。
イベントのプログラム構築や美術施工、接客対応、警備運営など、興行企画部が担う業務は多岐にわたります。そのため、円滑にイベントを開催するには各分野の専門家によるサポートが欠かせません。Hosoyaは徹底して「ひとりで解決しようとしないこと」を心がけてきました。
「興行企画部だけでは専門スキルが必要な領域をカバーできないため、外部の専門業者に業務委託しています。明確なビジョンを描き、その実現に向けて的確にマネジメントすることが私たちのミッションです。
たとえば、カードゲームのイベントでは、ネットワーク回線や工事の配線を最適化しなくてはなりません。そうした専門的な課題に直面するたび、ためらわずに業者の方に尋ねていました。自分ひとりが抱え込みすぎるとプロジェクトが前進しません。できないことを恥ずかしがらずに社内外の皆さんを積極的に頼るよう努めています」
楽しい空間づくりに携わる以上、楽しみながら働ける存在でありたい
幼いころから人を楽しませることが好きだったと言うHosoya。友人の誕生日会や文化祭など、人が集まる場ではいつも音頭を取る立場でした。東京ドームへの入社を決めた経緯を次のように振り返ります。
「楽しみながら取り組める仕事がしたいと考えていました。東京ドームに決めた理由のひとつは、コンサートや遊園地など楽しい空間づくりを手がける、『楽しい』に特化した企業だと感じたことです。
さまざまな領域を経験できることにも惹かれました。当時、自分がやりたいことを絞り切れなかった私にとって、広い知見を得られる環境がとても魅力的に映ったのを覚えています。
もうひとつ、いきいきと働く先輩の姿に魅了されたことも決め手になりました。楽しそうに仕事と向き合う東京ドームの先輩たちは、まさに私が思い描いていた理想の社会人像。『この人たちと一緒に仕事がしたい』と入社を決意しました」
2019年の入社後、Hosoyaが配属されたのは、アミューズメント部 アトラクション運営グループ。現在の部署に異動になる2022年まで遊園地を担当し、さまざまな業務を経験してきました。
「お客さまに『いってらっしゃい』と声をかけながらジェットコースターを走らせる、遊園地のお兄さんとしてキャリアをスタートしています。年次が上がるにつれて運行管理者という立場から、運営面だけでなく、アルバイトのシフト管理や給与管理なども任されるようになりました」
アミューズメント部時代には、夏季限定のお化け屋敷の企画段階から携わったことも。お化け屋敷プロデューサーと共に、空間づくりのプロセスを体験しました。
「当社では『お客さまと感動を共有するために、安全を第一に考え、行動します』という『安全理念』を掲げています。お化け屋敷プロデューサーが決めた大枠のもと、とりわけ安全面に配慮しながら企画を詰めていきました。
事故が起きてお客さまがケガをすることがないように現場を整えるだけでなく、オペレーションマニュアルの整備やイベントの販促企画を提案、実施しました。企画段階からお化け屋敷づくりに携われたことは、とても楽しい思い出です」
安全こそが最重要。リスクを洗い出し、臨機応変に改善しながら「楽しい」を守る
アミューズメント部時代、Hosoyaにとってとくに印象に残っている出来事があります。2021年に新規事業を提案する社内制度「mokumoku」にチームメンバーらと参加した時のことです。
「コロナ禍のサービスとしてオンラインで東京ドームホテルのビュッフェをご自宅で楽しめるサービスを検討していましたが、構想期間中にコロナ禍が収束したことを受けて、事業方針を変更。新たなに高級食器のデリバリー事業を提案しました。具体的には、クリスマスや誕生日会など特別な日を彩るため、「食」×「高級食器」をテーマにした新サービスです」
Hosoyaのチームのこの事業アイデアは最終選考に残り、トライアルとして実際の顧客へのサービスも実現。当時の経験が、現在の仕事につながる大きな糧になっていると言います。
「何もないところからゼロイチで提案した新規事業でした。チームでディスカッションしてアイデアを出し合い、『お客さまにどんなニーズがあるか』『どうすれば満足してもらえるか』を考え抜き、かたちにしていく過程の楽しさを実感する良い機会になったと思います」
そして、2022年に興行企画部 イベント事業グループへ移り、さまざまなイベントの企画や運営に従事してきたHosoya。大規模なイベントを運営する上で常に最優先としているのは「安全第一」の原則です。
「イベント開始前には関係各所と安全監査を実施し、危険がないかを確認します。また、会期中は毎日現場に足を運んでお客さまの動きや様子を確認し、施設や設備のハード面の改善やオペレーションなどのソフト面にも気を配り、 臨機応変な対応に努めてきました。来場者数の目標を達成することももちろん大切ですが、無事故で終えられて初めて、イベントが成功したと言えると思っているからです」
安全に、滞りなく──イベントを支える基盤を築き、多くの顧客の満足が実感できた時には、大きなやりがいを感じるとHosoyaは言います。
「大規模イベントの準備は大変ですが、自分たちが苦労してつくり上げたイベントを楽しんでくれているお客さまの姿を間近で見た時が、『やって良かった』と思える瞬間です。また、より良くしていくにはどうすべきかを考えるのも、わくわくします。当社の経営理念にもある通り、お客さまと感動を共有できることが、いまの仕事のやりがいです」
お客さまと自身のわくわくのために、東京ドームシティのさらなる進化を
立ち止まることなく、新しいイベントのアイデアの創出に取り組み続けるHosoya。個性を尊重する社風の中で、のびのびと力を発揮してきました。
「ジャンルを問わず、自分が好きなことや本当にやりたいことを企画して提出できますし、その実現を後押ししてくれる環境があります。個人的にTikTokやYouTubeを見ることが好きなのですが、現在はそれらのプラットフォームを活用したイベントの実施に向けて構想を練っている最中です」
そんなHosoyaのいまの目標は、学生時代に抱いていた理想の社会人像を実現すること。よりいっそうキャリアを充実させていくつもりです。
「特定のポジションに就くことよりも、自分が担当している仕事を常に楽しめる社会人でありたいと願っています。忙しい日々の中で前向きに働けているのは、周囲とコミュニケーションできることが楽しいから。社内外の専門家の方から、自分が知らないことを教えてもらうのはとても刺激的です」
持ち前の好奇心を強みに、周囲と密に連携しながら数々のイベントを成功へと導いてきたHosoya。これから共に働くことになる仲間に求めるのは、「協調性」と「チャレンジ精神」です。
「東京ドームには、協力して大きなことを成し遂げようとする風土があるので、協調性がある方がフィットすると思います。一方、めまぐるしくトレンドが変化する中、お客さまを飽きさせない、ライバルに負けないイベントをつくるためには、慣例にとらわれず積極的に新しいことを企画できる仲間が必要です。これから何十年経っても、『東京ドームシティに行けば楽しい』とお客さまに思ってもらえるような空間を共につくっていきたいと考えています」
お客さまと自身のわくわくを絶やさないために。好奇心や楽しさを出発点に、Hosoyaはこれからも、人の心を動かす空間づくりに貢献し続けます。
※ 記載内容は2024年1月時点のものです

