「歩く」から育つ、三共らしさとチームの“いい距離感”
「健康経営」という言葉が少しずつ浸透してきた昨今、企業として社員の健康をどう支えるかは重要なテーマです。
しかし、私たちが大切にしているのは、単なる“健康管理”ではありません。
体を動かすことをきっかけに、自然と生まれる会話。
ちょっとした習慣が、部署を超えたコミュニケーションにつながること。
そして、日々の暮らしと働き方が少しずつ前向きになること——。
そんな思いから始まったのが、全社員参加型のウォークラリーイベントです。
歩くというシンプルな行動が、いつの間にか「会社らしさ」や「働きやすさ」を象徴する文化へと育っていきました。
歩数を競う、でもそれだけじゃない
ウォークラリーは、毎年春から秋にかけて不定期に開催される社内イベント。
全社員がスマートフォンの歩数記録アプリと連携し、数週間にわたって歩数を記録していきます。
面白いのは、チーム戦であるということ。 所属エリアごとや、様々な属性によるチーム編成をしたりと、イベントごとに、期間中の合計歩数を競い合います。
個人ランキングもありますが、それ以上に盛り上がるのがチーム対抗ランキングです。
「今月は、西日本チームが東日本チームを猛追中」
「本社チーム、まさかの失速…?」
そんな会話が社内で飛び交い、自然と応援や声かけが生まれます。
「誰が一番たくさん歩いたか」よりも、
「みんなで協力して上位に食い込めるか」という空気感が、
このイベントの醍醐味となっています。
参加は自由、それでも自然と巻き込まれる理由
ウォークラリーはあくまで任意参加。 しかし、毎回の参加率は驚くほど高く、実施するたびに新しい顔ぶれが増えていきます。
きっかけは人それぞれです。
「普段全然歩いてないから、せめてこの期間だけでも…」
「部署で話題になってるし、ちょっとやってみようかな」
「運動嫌いだけど、チームに貢献したいから」
「景品につられて… 」
そうした“軽い気持ち”での参加が大歓迎。
無理のない範囲で参加できることが、このイベントの続きやすさに直結しています。
たとえば、ある社員はこんなエピソードを話してくれました。
「去年の秋ラリーのとき、在宅勤務が多くてほとんど外に出ない生活だったんです。
でも、ラリーが始まったとき、同じチームのメンバーから『今日はちょっと歩いてみました!』って報告が来て。なんだかそれが励みになって、私も散歩するようになりました」
「歩くって、すごく地味なことだけど、誰かと“歩いたよ”って共有できると、ちょっとした達成感になるんですよね」
この“ゆるくつながる感覚”が、会社の雰囲気を少しずつ変えていきました。
組織の一体感が、歩くことで生まれる?
部署を超えて競い合う——そう聞くと、なんだか堅苦しく聞こえるかもしれません。 けれど実際には、ウォークラリーは部署間の垣根をやわらげる潤滑剤のような役割を果たしています。
ある社員はこう話します。
「エリアが異なるセンターとは普段ほとんど接点がないんですが、ラリー中に『○○センターすごいですね!』と声をかけたら、『いやいやそちらの皆さんに負けてられませんよ!』って笑って返してくれて。 それがきっかけで、案件連携の相談もしやすくなりました」
仕事とは直接関係のない「歩く」という行為が、意外な形で人間関係をほぐしてくれる。
これは、組織にとって大きな財産です。
また、事務職や内勤のメンバーが意外な健脚ぶりを発揮したり、意外な人がチームを引っ張ったりと、新しい一面が見える機会にもなっています。
健康経営の入口は、“たのしいこと”から
ウォークラリーを始めた当初、健康経営という言葉は今ほど社内に浸透していませんでした。
けれど、「まずは楽しいことから」という考え方は一貫しています。
私たちは、「健康のために○○すべき」ではなく、「○○したら楽しかった、その結果ちょっと健康になった」という順番を大切にしています。
だからこそ、歩いたことを褒め合う仕組みをつくり、成果を見える化し、賞品も用意します。
社内ポスターには、部署ごとのエールメッセージや歩数記録が掲示され、ちょっとしたイベント感も演出しています。
そうした工夫の積み重ねが、「健康=ちょっと前向きなこと」として社内に定着していきました。
一歩ずつ、会社が前へ進んでいくように
私たちのウォークラリーは、あくまで“歩くこと”が中心のイベントです。
でも、それは単に歩数を増やすためではなく、歩きながら仲間の存在を感じる時間を増やすために存在しています。
誰かの「がんばってる」を知ること。
応援し合う文化を育てること。
そして、社員の健康を会社全体で支えていくこと。
こうしたひとつひとつの取り組みが、働きやすさや人間関係、ひいては会社全体の成長につながると私たちは信じています。
「歩く」という一番シンプルな行動が、会社の価値観やカルチャーを伝える手段になっている。
そう感じられることこそが、私たちがこのイベントを大切にしている理由です。
▲2025年春ウォークラリーの景品のひとつ「銘酒カタログギフト』
▲ウォークラリーの景品を自慢しあう社員たち
この取り組みに関心を持った方へ
私たちは社員がポジティブに働く為にも「健康」という価値観を大切に考えています。 制度や仕組みだけでなく、「”人と人とのつながり”」をつくる風土に共感いただける方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。
採用情報ページも、ぜひご覧ください。
※ 記載内容は2025年8月時点のものです
