「もっと安心して働ける環境をつくりたい」
建設業界において、「働き方」は長年の課題のひとつです。 こうした状況を受け、当社はこのたび「完全週休二日制」の導入と、年間休日114日から125日への変更を決定しました。
「なぜ今、働き方を見直すのか?」
今回の制度変更は、単に休日を増やすことが目的ではありません。 社員一人ひとりが安心して働き続けられる環境をつくること。組織としての成長や生産性向上につなげていくための取り組みです。
今回は、その背景にある考えや想いについてご紹介します。
業界の中で、働き方をどう変えていくか
当社は、仮設機材メーカーとして、建設現場で使用される「足場」などの建設用機材の企画・開発・販売を行うとともに、施工サービスまで一貫して提供しています。 メーカーと施工、両方の機能を持つビジネスモデルで、創業から60年以上にわたり安定した経営を続けてきました。
私たちが属する建設業界は、社会を支える重要な役割を担う一方で、働き方の改善が長年の課題とされてきました。
現場のスケジュール、工事計画に応じた柔軟な対応が求められる中で、担当者の働き方はどうしても現場に左右されやすくなります。 実際に現場では、「この日程で対応できるか」といったシビアな調整が日常的に行われています。
そうした環境の中で、私たちは考え続けてきました。
「どうすれば、社員が長く安心して働ける会社であり続けられるのか」
今回の制度変更は、そうした問いに向き合い続ける中で生まれた、答えの一つです。
「安全と安心をカタチにする」という考え方
当社のコーポレートメッセージは、「安全と安心をカタチにする」。 これは、足場という建設現場の安全を支えるサービスを提供する会社としての想いを表した言葉です。
では、この言葉が指す「安全と安心」は、製品や職人、お客さまだけに向けられたものなのでしょうか。働く社員にとっても、大切なものではないでしょうか。
人事として日々社員と向き合う中で、私たちはそう考えるようになりました。 働く社員にとっても、安心して働ける環境であること。 それもまた、この言葉に含まれる価値のひとつなのではないか、と。
もちろん、これは会社として明文化された考え方というよりも、日々の業務や社員との対話を通じて、私たち自身が感じてきた解釈です。 今回の制度変更も、そうした考え方をかたちにしていく取り組みの一つです。
完全週休二日制の導入という決断
これまで当社では、業務の特性上、一部土曜日の出勤が発生する働き方が前提となっていました。 そうした前提を見直し、土曜日もカレンダー上の休日として設定し、「週に必ず2日休む」という働き方へと舵を切ることになります。
ただし、実際の現場では、土曜日の対応が完全になくなるわけではありません。電話の転送対応や、お客さま・職人の皆さまへの事前のご案内などを行いながら、平日に振替休暇を確実に取得できる体制を整えていきます。これにより、休暇中の社員が業務から離れられる環境、いわゆる“つながらない権利”を守ることにも取り組んでいます。
まだ試行錯誤の段階ではありますが、こうした運用も含めて、全社一丸となって働き方そのものを変えていくチャレンジだと捉えています。
この決断の背景にあるのは、 限られた時間の中で成果を出し、それ以外の時間をどう使うかを大切にするという考え方です。
しっかりと休むこと。 プライベートの時間を確保すること。 そして、その時間を自己研鑽や大切な人との時間に充てること。
そうした積み重ねが、結果として仕事の質や生産性の向上につながっていく。 今回の制度には、そんな想いも込められています。
また、この変更に伴い、年間休日は114日から125日へと増加します。 ただし、私たちが重視しているのは日数そのものではなく、働き方の前提が変わることにあります。
制度はゴールではなくスタート
働き方の制度は、つくって終わりではありません。
実際に運用していく中で、 「もっとこうした方がいい」 「こうすれば現場が回りやすい」 といった声を取り入れながら、少しずつ形にしていくものだと考えています。
今回の完全週休二日制の導入も、会社としてのひとつの決断であると同時に、 これからの働き方を変えていくためのスタートラインでもあります。
制度をどう根付かせていくのか。 現場とどう両立していくのか。
その一つひとつに向き合いながら、より良い環境づくりを進めていきます。
最後に
当社では現在、さまざまな職種で仲間を募集しています。
今回の取り組みも含め、働き方はまだ発展途上です。 だからこそ、これからの環境づくりを一緒に考え、つくっていける方と出会えたら嬉しいと考えています。
仕事の内容や社員のリアルな声については、 このページでも社員インタビューや仕事紹介の記事を掲載していますので、ぜひあわせてご覧ください。
当社の雰囲気や考え方を、少しでも感じていただけたら幸いです。
これからも当社は、 「安全と安心をカタチにする」会社として、社員にとっても安心して働ける環境づくりを進めていきます。
※ 記載内容は2026年3月時点のものです
