多様な経験から導かれた“自分らしい選択”
学生時代、私は経営学部に所属していました。エンターテインメントビジネス論というゼミに参加しながら 、飲食店・コンビニ・鳶職(とびしょく) と3つのアルバイトを掛け持ちする日々を送っていました。
鳶職(とび職)とは ?
建設現場において、足場の組立・解体や鉄骨の組立といった 高所作業を専門とする職種 です。 安全に作業できる環境を整え、工事全体をスムーズに進めるための基盤をつくる役割を担っています。
高所での作業には、確かな技術と安全意識、そして仲間との連携が欠かせません。 現場を支える重要な専門職のひとつです。
当時は、コンビニの夜勤を終えてそのまま鳶(とび)の現場へ向かうというハードな日々を送っていました。接客で培った礼儀や段取り力、そして鳶職で得た“現場の空気感”や安全意識は、今の仕事に活きる大切な経験になっています。
就職活動を始めたのは4年生の秋。軸にしていたのは「人とのコミュニケーションを活かせる営業職」と「地元・大阪で働けること」。業界は特に絞らず、友人の紹介で知った体育会系学生向けの就活媒体を活用して活動をすすめていました。
ベンチャー企業や貿易会社、ガソリンスタンドなど、就職紹介会社からの紹介も含めていくつかの企業を受けましたが、12月には三共で内定をいただき、そこで就活を終えることができました。
当初は三共に「足場の工事会社」というイメージを抱いていましたが、「製造業」という側面も持つ珍しい企業であることを知り、私自身が鳶職のアルバイト経験を持っていたこともあり、その経験を活かせる可能性を感じました。
数ある企業の中から三共を選んだのは、経験を活かせることはもちろんですが、採用担当者との親しみやすいやり取りと、二次面接で感じた会社全体の明るい雰囲気が大きかったです。とくに面接で、当時の人事部長や人事課長、そして採用担当者と話し、明るくて何でも話せる雰囲気に強く惹かれました。まさに 自分がめざしていた『人とのコミュニケーションを大切にする』という理想に合致する環境だと確信しました。
入社後の学びと成長
入社直後の研修では、基本的なビジネススキルの習得からスタートしました。 ビジネスマナーや書類作成、電話応対など、社会人としての基礎力を徹底的に身につけました。中でも印象に残っているのは、製品管理センターでの足場施工研修。体を動かしながら学べる実践的な研修は、とても楽しく充実した時間でした。
最初の配属は、大阪の営業所で、元請け企業への提案営業を開始しました。配属当初は業界知識の不足に苦労し、お客さまの言葉の背景まで理解する難しさを痛感しました。先輩やお客さまから競合の話を聞き、積極的に情報を収集することで、少しずつ知識を蓄えていきました。
入社1年目に初めて新規案件を獲得できたときの達成感は格別でした。具体的には、防音シートの仕入れに関する案件で、お客さまのニーズを丁寧に把握した上で商品を提案し、受注につなげることができました。
もちろん、失注やお客さまからクレームをいただくという苦い経験もありました。そんなとき、上司から「若いうちはいくらでも失敗していい」という言葉をかけていただき、大きな励みになりました。一つ一つの経験を「勉強だ」と前向きに捉えることで、苦しい場面も乗り越えることができました。失敗を次に活かすという姿勢で、日々の業務に取り組んでいます。
振り返ってみると、入社後のさまざまな経験が、今の自分を作り上げているのだと実感します。基礎研修で学んだことや、実務で経験した成功も失敗も含め、すべてが今の自分を形作る大切な財産だと感じています。
挑戦と成長の日々 ~お客さまとの出会いが私を変える~
現在は販売事業本部の第2営業部に所属し、3年前に異動した埼玉の営業所で、埼玉・茨城・群馬などを中心に、 トビスライドを全国に広める役割を担っています。
営業活動で最も苦労するのは、工事担当者とのアポイントです。公共工事が多いため、まず落札情報を確認し、そこからアポイントを取る必要があります。担当者は日中、現場での打ち合わせで不在になることが多いため、朝一番や夕方を狙ってアプローチするなど、さまざまな工夫を重ねています。
一方で、やりがいを感じる瞬間も多くあります。たとえば、トビスライドのリース対応がないことでお困りだったお客さまに、リース提供をする企業を紹介することができ、それが受注につながったとき。また、トビスライドの安全性や作業空間の広さ、施工性の良さをアピールした際に、「これはいいね」と元請け企業の方から評価の言葉をいただいたときなどは、大きな喜びを感じます。
入社してからとくに成長を感じるのは、コミュニケーション能力です。お客さまとの対話を重ねるうちに、言葉だけでなく、表情やしぐさからも相手の意図を読み取れるようになってきました。また、日々の営業活動を通じて、精神力や考える力も確実に向上していると実感しています。
時には厳しい状況に直面することもありますが、一つひとつの商談や出会いを大切にしながら、トビスライドの価値を伝え続けています。お客さまの「ありがとう」の言葉や、実際の成約に結びついたときの喜びが、次への原動力となっています。
未来を見据えて:成長への意欲と後輩たちへのメッセージ
今の私の大きな目標は、 トビスライドの受注拡大。必ず月に1件の受注獲得を掲げ、一つひとつの案件に真摯に向き合っています。簡単ではありませんが、お客さまのニーズを丁寧に汲み取れば、必ず達成できると信じています。
また、 将来的には「部下から何でも相談される所長」になることが夢です。そのために今から意識していることは、常にオープンマインドな姿勢を保つことです。 相手の話に耳を傾け、建設的な対話ができる存在になれるよう、 日々の業務の中でもコミュニケーションを大切にしています。
当社の大きな魅力は、 社員一人一人が主体的にアイデアを提案できる組織風土です。案件ごとに新しい提案をする機会があり、それが会社の成長につながっています。また、取引先のオーナーと直接話せる機会が多いことは、視野を大きく広げてくれます。会社全体を見据えた提案や、後輩のためになる施策を考えるようになり、自分の成長を実感しています。
私たちは、前向きに学び周りと協力しながら成長していける人に、ぜひ仲間になってほしいと考えています。
とくに、明るく前向きに人と関われる方は、お客さまとの信頼関係づくりやチームの活性化にも大きく貢献できると思います。
新しいことに挑戦する機会が多く、時には困難に直面することもあるかもしれません。しかし、それ以上に自分のアイデアを形にできる喜びがあり、会社とともに成長できる環境が整っています。ぜひ、私たちと一緒に新しい価値を創造していきましょう。
※こちらの記事は2025年9月時点のものです。
