固定資産管理とIT分野の改善を担当。ベテランに支えられながら、成長を実感
──所属する部署やそこでの仕事の内容について教えてください。
私が所属している革新推進グループは社長直下の組織で、改善活動や新人教育など、工場の環境を整えるためのさまざまな業務を行っています。中でも、私が主に担当しているのは、生産設備の固定資産管理とIT分野の管理と改善です。
固定資産管理の業務では、生産設備を導入するために、注文書の作成や、資産登録の依頼などを行っています。
当社は、長野県で約80年にわたり、ものづくりを行ってきました。とくに2022年からは、医療事業における製造・修理に特化した拠点として新たに歩みを始めています。
長年ものづくりに取り組んできていることから、多くの設備が老朽化してきていたり、医療事業の拠点として環境を整えたりすることが必要となっているタイミングなので、最近はそれらの設備を新しいものと入れ替える作業が増えてきました。扱っている設備の中には1台あたり約8,000万円もする高価なものもあります。
2024年度は年間で約2億円の設備導入が予定されていて、今後はさらに大きな計画も進められています。このように、入社するまでは想像もしていなかった規模の大きな案件に関わることで、私が所属している部署が企業経営に関わる部署であり、そこで長野オリンパスを支える大事な仕事をしているという実感があります。
大まかな月ごとの仕事の流れとしては、月初めに実績報告の準備をして、中旬に報告します。実績報告では、毎月の設備導入計画と実際の導入結果をもとに、計画通りに進んでいるか、進捗率を算出します。そして、翌月の計画や現在の進行状況をまとめて、報告します。これは設備投資の費用を管理する上で、とても大切な仕事です。
IT分野の管理と改善業務については、現在はファイルサーバー内のフォルダ管理が主な仕事です。当社で管理する資料のフォルダは秘匿性が高く、社員であれば誰もがアクセスできるというものではありません。そのため、適切な人にアクセス権を付与できていることを確実にするために、管理が必要になります。
フォルダへのアクセス権限を求められた場合、そのアクセス権限を付与する対応をしています。単なる作業と思われるかもしれませんが、会社の情報を管理するという点で、こちらも重要な仕事の1つだと思っています。
──職場の雰囲気についても教えてください。
チームメンバーは15〜16名います。その中で、固定資産管理は2名、IT分野の管理と改善は4〜5名で行っています。雰囲気はとても良く、おもしろい人が多くて、仕事がしやすい環境だと感じています。
チームの中では私が一番若く、同じ年代のメンバーがいません。ジェネレーションギャップを感じることもありますが(笑)、そのぶん皆さんに可愛がってもらっていると思います。
チームメンバーのほとんどは、以前に当社の製造現場で働いていた方々ですが、中には、会津オリンパス(オリンパスグループの他地域にある製造工場)から出向してきているIT専門の方もいらっしゃるなど、幅広い知識や経験を持つベテランの方々に囲まれた、とても頼もしい職場です。
思いもよらない仕事が導いた成長。感謝の言葉をもらえることがやりがいに
──学生時代に取り組んだことと入社の経緯、配属後の仕事内容について教えてください。
学生時代はサッカーに熱中していました。小学校1年生で始めて高校まで続け、小学校と高校ではキャプテンを務めていました。学業では、工業高校の情報技術科に進学し、プログラミングなどITの基礎を学んでいました。
就職先として長野オリンパスを選んだ理由は、家族の影響があったからです。兄やいとこなど、長野オリンパスで働いている親族が多く、いろいろと話を聞いていたんです。やはり、いざ就職するとなると、どんな会社なのか気になりますし、不安にもなります。でも身近な人たちから話を聞くことができたため、入社した後のイメージが少しずつわいてきましたし、待遇面も充実していて、いい風土だと感じていたため、入社を決めました。
入社後は3カ月間、オリンパス研修機関(OTS)で勉強してから、いまの職場に配属されました。じつは、自分自身、製造の現場で仕事をするだろうと思っていたのですが、配属を言い渡されたのが革新推進グループ。それを知った時は、本当に驚きましたね。
配属後に担当した仕事は、フォルダ権限の台帳管理でした。フォルダごとにどのグループアドレスや個人が入っているかを確認し、整理する作業です。フォルダ権限の台帳管理は、情報セキュリティやリスク管理などに関わるため、企業が持つ大事な情報を管理するという、とても責任のある仕事でした。
上司からも「作業する前に手順書を作成して、間違いがないように」と説明されていたので、まずはマニュアルを自作しながら、細かな作業でしたが、丁寧に進めていきました。
──その後、固定資産管理を任されてどんな苦労がありましたか?仕事に感じるやりがいとあわせて教えてください。
「固定資産ってなんだろう」というところからのスタートでした。まず固定資産について勉強することになります。どれが固定資産に当たるのかを一つひとつ確認することから始め、固定資産を管理するための手続きも学んでいきました。
最初は、覚えることが多くて大変でしたが、いまでは、固定資産について知識を深めることができてきたため、さらに知識を高め「固定資産のことなら、羽田に聞け!」と言われるくらいになりたいと思っています。
この担当をしていると、現場の人たちと話をすることが多くなりますが、じつは固定資産について理解できている人というのがなかなかいないことがわかり、相談されることが増えてきています。とくに、技術部の方から「これにはどう対応したらいいですか」と聞かれて、正確に答えられた時は手ごたえを感じますね。
さらに、皆さんから「ありがとう」と感謝の言葉をもらえると、自分が会社の役に立っていると実感できて、大きな充実感があります。そんなことからも、いまではこの仕事にやりがいを感じています。
確かな情報収集がスムーズな業務を支える。架け橋として心がけていること
──固定資産管理を担当して印象に残っている経験や、心がけていることはありますか?
固定資産管理の業務では、オリンパスメディカルシステムズ(以下、OMSC)から借りている生産設備を導入するため、仲介役となるケースが多いです。実際に設備を導入するのは技術部になるため、OMSCと技術部門の間に立つことになります。
たとえば、設備導入に遅れが出た時、OMSCの担当者から理由を聞かれるのですが、私は現場のことを知らないので、技術部門に確認してからOMSCに伝えなくてはなりません。逆に、計画よりも早く設備が導入された時も同じです。前倒しした理由やそのメリットをOMSCに説明する必要があります。
決裁書の内容や毎月の設備導入計画の進捗を確認しながら、その時の状況と照らし合わせて報告することが大切なんです。そのためには、「情報」が肝になります。
情報を収集するために、技術部門とのやり取りはメールで効率的に行いながら、現場の状況を伺うようにしています。技術部門は、別棟に職場があるため、離れた場所を行き来して、現場の人の時間を無駄にしないためにも、どうしたら、1分1秒でもスムーズなやり取りができるかを考えながら、コミュニケーションをとっています。
しかし、メールは口頭でのコミュニケーションと違って、どうしても堅い印象を与えてしまいがちです。以前、私がシンプルに答えすぎたせいで、相手にあっさりとした冷たい印象を与えてしまい、少し嫌な思いをさせてしまったことがありました。それ以来、メールを書く時は、相手の気持ちを考え、丁寧でわかりやすい文面を心がけています。
また、先手を打って情報を集めておくことも大切にしている点です。自分が知らないことがあれば、技術部門の方々に早めに質問し、すぐに答えられるように準備しています。
相手の立場を考えると、予定通りに進んでいない時や前倒しになった時に、技術部門にメールを送るのは、プレッシャーをかけるようで気が引けます。それでも、業務をスムーズに進めるため、正確な情報を集めることが重要だと思っています。
──リフレッシュの方法を教えてください。
オンオフの切り替えをすることで、リフレッシュをするようにしています。
たとえば、週に1回のサッカー。高校時代のサッカー部の仲間と集まって、汗を流しながらおしゃべりをしたり、次の長期休暇の計画を立てたりするのが、最高のリフレッシュになっています。
また、兄の影響で1年ほど前から御朱印集めを始めました。噂を聞いたり自分で調べたりして、おもしろそうな神社やお寺を見つけては、週末や有給休暇を使って出かけています。そんな風にしながら、細かな作業ややり取りで神経を使う仕事から解放し、ワークライフバランスをとっています。
学びのチャンスが豊富な環境で、より広い分野で活躍できる存在に
──長野オリンパスで働く魅力を教えてください。
とにかく関わる方たちが良い人ばかりです。年齢とわず、職場の雰囲気が良く、働きやすい環境だと思います。
働き方の柔軟さも魅力です。私は2週間に1日在宅勤務をしていますが、チームの中には週に2日在宅で仕事をしている人もいます。休暇も取りやすい環境です。私の部署は残業もほとんどなく、多くても月に2時間ほどで、急ぎの仕事がない限り、定時で帰るようにしています。
長野オリンパスは、たくさんの仕事を学ぶチャンスがあるので、学ぶ意欲がある人におすすめの会社です。コミュニケーションを大事にする職場なので、人と話すのが好きな人にも向いていると思います。ぜひ、チャレンジしてみてほしいですね。
──今後の展望を教えてください。
いまは固定資産の管理をしていますが、将来的には、ぜひ、製造の立場も経験してみたいです。また、IT分野の改善業務にも力を入れていきたいと考えています。
目の前に、何も見ずにプログラムを書くなど、IT分野での知識や経験を踏まえて活躍されている先輩がいます。その先輩のように、私もIT分野のスキルを磨いて、いずれはそんな存在になれたらと思っています。
※ 記載内容は2024年9月時点のものです

