医療修理部の工程や工数管理などを担当。管理業務を通じて内視鏡修理を陰で支える
──現在の仕事内容について教えてください。
私が所属している医療修理部は、主に内視鏡の修理を行う部門です。修理を行う直接職場と、修理には直接関わらない間接職場に分かれています。私は間接職場の中にある修理管理チームに所属しています。
修理管理チームは、経営資源と言われる「ヒト・モノ(設備)・カネ・情報」を管理していて、私はとくに、所属部門内の工数管理や収支管理などを担当しています。たとえば、Excelを使って月ごとの修理台数やそれに関わった工数を計算することで、工程のパフォーマンスが適正かどうかの管理を行っています。また、部門全体の収支管理や物品発注などの庶務業務にも携わっています。
──1日の流れについて教えてください。
出社時間は8時15分です。全員でラジオ体操を行った後に朝礼があり、そこで、その日の予定や重要な連絡事項を共有します。朝礼が終わると、各自の業務を開始します。最初にメールチェックを行い、急ぎの案件や新しい指示があればそれらを優先に進めます。私が担当するのは、数値管理や報告書等資料の作成など、パソコンに向かって、ひとりで行う作業がほとんどです。
終業前になると、その日の業務の締めくくりとして、未完了の案件の確認を行い、最後に職場の掃除をして、1日の仕事が終わります。
──所属しているチームはどんな雰囲気ですか?
現在、修理管理チームには8名が在籍していて、ほかの職場と比べると比較的小規模なチーム構成になっています。そこで、私が最年少のメンバーです。
各メンバーはそれぞれ異なる業務を担当しているのですが、若手やベテランなどという壁を感じることはなく、困ったことがあったら気軽に相談できるなど、協力的な雰囲気があります。
また、医療修理部の中でも、残業時間は少ないほうです。私たち間接職場は、その月の情報をまとめる仕事が多いため、月初と月末は業務が集中する繁忙期で、その時期は残業が増える傾向にありますが、月平均にしてみると残業時間は10時間未満。なので、とても働きやすい職場だと思います。
庶務から幅を広げていく。自ら切り拓いた新たなキャリアの可能性
──学生時代に学んだこと、長野オリンパスに入社した経緯について教えてください。
中学卒業後、商業高校でExcelなどのパソコンスキルを身につけました。また、商品をどのように魅力的に見せ、お客様の購買意欲を高めるかといったマーケティングの基礎についても学びました。その後、短大に進学し、さらに商業系の知識を深めていきました。
商業系科目の学習と並行して、私が学生時代にとくに力を入れていたのが資格取得です。日商簿記検定や簿記実務検定試験といった会計系の資格のほか、電卓検定や秘書検定、ITパスポートなど情報処理系の資格を取得。資格取得のために学んだことがすべて仕事に活かせているわけではありませんが、目標に向かって地道に取り組んだことや資格を取得できたという経験は自信につながったと思います。また、学生時代に養った細部への注意力はいまの業務にも役立っていると感じます。
長野オリンパスに入社をしたのは、地元である伊那で働ける企業を探していたから。就職活動中は、業界を限定せず、さまざまな企業を受けましたが、中でもオリンパスは、医療機器を扱っている点が最終的な決め手になりました。
がんなどの深刻な病気が増加していることから、内視鏡の需要が今後もますます高まることが予想されます。社会に出るにあたり、私自身も自分の周りだけではなく、世の中で起きていることに目を向け、社会に貢献できる製品を扱う企業で働きたいと考えたんです。
──入社後どのような仕事を経験してきましたか?
入社して初めの3年間は、庶務業務を担当していました。主な仕事は、さまざまな仕事で使う物品の発注と納品でした。修理管理チームでは、修理に必要な部品自体は扱っておらず、事務用消耗品や修理に使用する工具の発注や納品を行っています。しかし万が一、発注漏れや納品遅れがあれば修理期間の遅れなどにつながってしまいますし、修理の現場を支える重要な業務だと思っています。
入社してすぐのころは業務を覚えることに一生懸命でしたが、仕事に慣れてくるにつれて、新たな壁にぶつかりました。ある時、修理などの現場で活躍している同期と自分を比べて、成長実感が得られないことに物足りなさを感じるようになってきました。もっと何かできるのではないかと思ったのです。
そのことを、上司にキャリアの悩みとして相談したところ、親身になって話を聞いてくださいました。すると、「まずはいろいろな分野の業務に挑戦してみてはどうか。自分に適した業務や楽しく取り組める仕事が見つかるかもしれない」とアドバイスをいただきました。その後、新しい業務に挑戦する機会をいただけることに。
現在取り組んでいる部門の工数管理や収支管理、ヒトの動きを管理する業務など、どんどん幅が広がることによってモチベーションを感じながら取り組むことができています。このことから、どんなこともまずは声に出して相談することの大切さに気づけました。
効率化を通じて修理現場を支える。縁の下の力持ちであることがやりがいに
──印象に残っているエピソードを教えてください。
そうですね。伊那事業所の工場見学を担当するようになったことが、印象に残っています。
長野オリンパスには、辰野と伊那のふたつの事業所がありますが、伊那には総務機能がありません。これまで新入社員の研修は各職場の職制が担当していましたが、最近では、毎月のように新しく入社される従業員のみなさんを受け入れるようになり、その業務の回数が増えることで、現場が苦労をしていたんです。そこで、工場見学など、管理チームで対応できるようにしていきました。
私にとっては、工場見学という新たな業務を担当することで、わかっていると思っていた事業場のことが、実はあまりよくわかっていなかったということに気づかされました。普段の業務では、私は修理に直接関わっていないこともあり、製品知識や、実際の工程、修理の流れなどをまず理解しなくてはなりませんでした。
そのため、工場見学に参加する人の目線で理解をするために、各工程についてあらためて説明をしてもらいました。自分自身が新入社員の立場になって工場見学を体験させてもらったり、各工程に実際に足を運んで修理の流れを覚えたりしました。製品に関しても知識豊富な方々が教えてくれたので、それらの情報や資料をもとに知識を深めていきました。いざ自分が説明する側になると、単に暗記した内容を伝えるだけではだめだと思ったからです。
そんな段階を経て、現在は、管理チームで毎月のように工場見学を行っていますが、これまで担当していた職制からは「管理チームで担当してもらえるようになって助かっている」という言葉をいただけています。役に立てていることが実感できるので、そんな風に言ってもらえること自体が嬉しいですね。
このように、間接職場の管理チームで代わりに対応できる業務を探し、積極的に実施していくことで、現場の方々が医療機器の修理に集中することができると実感しています。その先には、お客様に修理した製品を早く届けることができることにつながります。微力ではありますが、間接職場の私たちも、現場を陰で支え、力になれているんだと実感できることはやりがいにもつながりますね。
──直近ではどのような取り組みをしていますか?
業務効率化に力を入れています。修理管理チームではさまざまな資料を作成していますが、よく調べてみると、似たような資料を重複して作成していることが少なくありません。
そこで、Excelを活用しながら効率的な進め方を見つけ出し、資料作成のプロセスを集約して無駄を削減しようと取り組んできました。結果として、管理・作業がしやすくなっただけでなく、修理現場に協力を依頼する頻度も減っています。
工場見学と同様に、業務改善を通じて現場の負担軽減に少しでもつながればと考えています。
恵まれた環境を挑戦の糧に。個人と組織が共に成長できる仕組みづくりに向けて
──長野オリンパスで働く魅力をどんなところに感じていますか?
働きやすい職場であることは、大きな魅力ですね。残業が少なく有給休暇も定期的に取得できるなど、労働環境や福利厚生が充実しているのも大きな魅力だと思います。私はドライブや旅行が趣味なので、休日はよく車で出かけているので、リフレッシュもできていると思います。
また、周囲に相談できる環境も魅力の1つだと思います。私自身、同期の活躍と比べてしまい、成長実感が得られずに焦っていた時に、新しい業務に取り組むチャンスをもらえるなど、社員の意欲を後押ししてくれたことは本当に感謝していますし、そのような環境があることは素晴らしいところだと思います。積極的に挑戦したい方におすすめだと思います。
──今後の展望について教えてください。
修理管理チームでは幅広い業務を扱っているため、業務が特定の個人に偏りがちです。同僚とともに積極的に知識やノウハウを共有しながら業務の多能工化(誰もができるようにすること)を進め、全員が幅広い業務に携われるようになれば、もっと高いパフォーマンスを発揮できる組織になれるのではないかと考えています。
そのことに貢献するためにも、私自身、さらに新しい業務に挑戦して幅広い経験を積み、スキルアップを続けていくことが個人的な目標です。長野オリンパスの恵まれた環境を舞台に、成長し続けることを楽しんでいきたいと思います。
※ 記載内容は2024年8月時点のものです

