「他のやらぬことを、やる」の精神を貫き、数々の「世界初」を生み出してきた日産自動車。今回はそんな日産の自動運転開発に携わるエンジニアの素顔に迫ります。ゲストは先行車両開発部の兼松 春奈です。
【動画公開中】他のやらぬことを、やる H.KANEMATSU
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ここからは、兼松と採用担当 清水の対談の様子をご紹介します。
物理と電気製品がとにかく好きだった
──学生時代の専攻と、選んだ理由を教えてください。
「工学部の電気電子工学科に所属していました。選んだ理由は受験勉強の中で物理が好きだったことや、もともと電気製品やものづくりに漠然と興味があったからです。研究室は自動車に興味が出てきたので、機械と電気を組み合わせた分野である制御系を選びました」
機械と電気を組み合わせた分野である、メカトロニクス系がフィールド
──学生時代はどのようなことを学び、研究されていたか教えてください。
「学部では広く電気電子工学の知識を座学や実験を通して学び、4年生から研究室に所属しました。制御工学の理論と実験どちらも行い、実用的な研究をしていました。具体的には産業用機器の真空ポンプの制御に関して、低コストで高効率化を行う手法の研究していました」
──学びの中でとくに夢中になったことや、はまったことはありますか?
「ものが動く仕組みを理解できる物理が好きだったことや、電気系を全般的に学べたことはとても楽しかったです。日常的に使う機械や電気で動くものの仕組みがわかると、より日常の解像度が上がります。作ってくれた方への感謝や、いろいろな考えのもとに作られ、使われていることがわかるようになったことはおもしろい点でもあり、とても良かったです」
バンド活動でライブに曲作りにのめり込んだ。ミュージシャン!
──勉強以外に何かはまっていたことはありますか?
「音楽が好きでバンドをやっていて、曲作りやレコーディング、ライブも一生懸命に活動していました。子どものころから、何かを作ることに対してすごく楽しいと感じることが多く、考えることも好きでした。それが、今にもつながっていると思います」
音響機器好き。最初、目指したのは電機メーカーだった
──就職活動の際、自動車以外の業界も考えていましたか?
「大学へ入学した当初は、電機メーカーかなと思っていました。ものづくりにずっと興味があったので、こだわりを持って何かを作っているメーカーや文房具メーカーも考えていました」
──そんな中で日産自動車を志望した理由や、入社の決め手を教えてください。
「幼いころから自動車に興味があったのではなく、大学でたまたま自動車を扱う授業がありました。それを聞いて、自動車はたくさんの技術が集結して一つのものになり、いろいろな方が使っていることがおもしろいなと思い、興味を持ち始めました。その後もなんとなく日産が頭にあったのと、就職活動をしていく中でお会いした方の人柄も自分に合っていそうだなとか、いろいろな人を受け入れる雰囲気やその当時からすごく推していたダイバーシティにも共感を得て選びました」
どんな方にも便利で楽しく移動してもらう、未来の車を作る
──担当業務をご紹介いただけますか?
「先行車両開発で、私が担当しているのはドライバーがいない完全自動運転の技術開発です。自動運転車による配車サービスに関して、どのようなシステムが搭載されていたら良いかを考える仕事をしています。
自動運転についての技術も考えていますが、その他にもドライバーレスでもバスやタクシーと同じようにドアの開け閉めを行う必要があります。ドライバーがいなくなった配車サービスに必要な機能や性能とは、どのようなものかを考えております」
──業務の中での兼松さんのミッションやその実現方法を教えていただけますか?
「車に載せるシステムは、お客様が配車サービスを予約していた時間と場所で車に乗り、目的地で降りる時までの乗降サポート、ガイダンスや安全の確保を考えています。ドライバーの代わりに車両自身がどのような機能を持つべきかを検討しています。お客様に安心して良い配車サービスを受けてもらえることは、どんな方にも便利に楽しく移動してもらうことを念頭において考えています。車を利用される方はいろいろな方がいることを想定しながら、未来の車作りをしています」
自分たちらしさを常に考え続けていく「他のやらぬことを、やる」
──現在、NISSAN DNAとして「他のやらぬことを、やる」を掲げていますが、 それに対する期待と、兼松さんの考える「越えなければならない課題」を教えてください。
「日産自動車は本当にいろいろなバックグラウンドの人がいて、さまざまな価値観の人がいるなと日頃から思います。価値観や一人ひとりの発想を大事にするという文化があるので、それがDNAをつないでいくことに関わっていくのかなと思います。
“他のやらぬことを、やる”と言っても、他が普通にできていることを外して良いわけではないので、その両立をエンジニアとしては大事にしたいです。それがあった上で自分たちらしさを常に考え続けていくということが大事かなと思っています」
──では最後に、兼松さんの考える「他のやらぬこと」を教えてください。
「ドライバーレスの自動運転車による配車サービスを実現させることです。いろいろな方に車で便利に楽しく移動してほしいと思っています。車が好きな方はもちろんご自身で運転されると思いますが、運転に自信がない方や不安な方は、使い方によってはある程度自分で運転し、後は車に任せたい時に便利で楽しく車で移動ができるようになればと思っております」
今回は、日産自動車の「他のやらぬことを、やる」というDNAを受け継ぎ、自動運転車による配車サービスの実現をめざす社員を紹介しました。今後もさまざまな社員の素顔を掘り下げていくのでお楽しみに!
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