開発の上流から下流までワンストップで関わりたい。想いの先にフレクトへ転職
前職では、大手総合ITベンダーのパートナー企業に所属していた高橋。金融系を中心とした大小さまざまなシステム開発や官公庁系のインフラ構築に携わりました。
高橋 「チームリーダーという立場ではありましたが、マネジメントより自分で手を動かすことの方が多かったです。とくに印象的なのは、入社5年目のときに社内にインフラ部隊ができ、そこに参画したこと。それまでは、すでにインフラが整った状態からその上に乗るシステムを開発していたので、インフラ構築から関われたのは新鮮でよい経験でした」
開発だけでなく基盤も手がけることの楽しさを知った高橋。「フルスタックエンジニアを目指そう」という思いが湧き上がり、転職を決意します。
高橋 「IT業界では、システム開発を請け負う場合、SIerが上流を設計し、後の作業は子会社やパートナー企業が担当するケースがほとんど。前職はパートナー企業という立場だったので、SIerから依頼された作業を担当していました。
ただそれだと、開発のフィジビリティが担保されていなかったり、コミュニケーションに齟齬が生じたり、さまざまな課題がありました。そこで、分業ではなく、上流から下流までワンストップで開発に関われる環境で働きたいと考え、出会ったのがフレクトでした」
フレクトに入社を決めた理由は、環境面と事業面、そして社風にあると語る高橋。
高橋 「プロジェクトのほとんどが直接取引であるフレクトには、最初から最後まで責任を持って取り組める環境があります。さらに、前職でおもしろさを感じたインフラ構築の事業も手掛けているので、自分にマッチすると感じました。
そして、最終的な入社の決め手になったのは、役員面接のときの対応です。私の得意分野の話をじっくり深堀りして聞いたうえで、『今後こういう仕事を一緒にやっていこう』という前向きな話をしてくれました、相手を尊重する、誠実な社風に魅力を感じました」
巨大企業のDXを支援。お客様の業務を深く理解することが、より良い開発につながる
こうしてフレクトに入社した高橋は、2022年12月現在、大手プラントエンジニアリング企業様のプラント構築事業に関するシステム開発を手掛けています。
高橋 「主にDX支援のプロジェクトで、私はサブプロジェクトのPMを務めています。転職時に望んでいた通り、まさに入り口の部分からすべてを見ていけるような仕事です」
お客様のご要望は「生産性向上を目的とした業務改善をし、さらにコミュニケーションの集約含め全社的なDXを実現したい」というもの。取引先やパートナーは数万社にものぼる巨大なグローバル企業において、その膨大な業務を効率化すべく開発から支援しています。
高橋 「まずはどこをどんなふうに変えていきたいのか、お客様の理想をヒアリングし、どこに制約があるのかを洗い出しつつ、要件定義をしています。
スピードと効率を重視するため、立ち上げ段階ではノーコード・ローコードを中心とした開発をしていく予定です。その方が、スクラッチでイチから開発することに時間を費やすよりも、『どうすればお客様のビジネスが成功するか』という設計部分や、その後の活用方法を熟考することに時間を使うことができます。
もちろん、エンジニアの中にはコードを書きたいというメンバーもいますし、私もコーディングがまったく必要ないとは考えてはいません。開発が進めば、お客様からの細かい要望に応えるために、コードを書く場面があると思います。理想はどちらにも対応できるチームであり、顧客の課題を解決するために最適な選択ができることだと考えています」
DX化を支えるシステムを開発するためには、お客様の業務を細かく、深く理解していくことが不可欠です。
高橋 「『作って終わり』ではない、意味のある仕事をするためにも、全体の構想を正しく描く必要があります。次世代のビジネスでもちゃんと活用できるシステムを作るため、お客様の業務を深く理解して、お客様社員の目線、ときには経営層の目線で、開発に携わるようにしています。
難しいことですし、お客様の業務は私にとってはまったく知らない領域なのですが、イチから勉強して知っていくというのは、私にはすごく楽しいことです」
チームマネージャーとして、メンバーの腑に落ちるようなコミュニケーションを心掛ける
現在、高橋は、所属するクラウドインテグレーション事業部のチームマネージャーも兼務しています。長らく技術畑にいた高橋は、もともとマネージャーというポジションを志望していたわけではありませんでした。しかし、フレクト入社後はチームを率いることに楽しさを見出しています。
高橋 「メンバーの成長を見守りながら、切磋琢磨できるのは楽しいです。また、いちエンジニアのときよりも、お客様やベンダーとの折衝に関わる機会が多くなったことにもやりがいを感じます。エンジニアとしての勘が鈍らないよう、できる範囲内で自分でも手を動かしつつ、マネージャーという立場を楽しんでいます」
エンジニアとして現場で長く働いていたからこそ、マネージャーになってもメンバーに寄り添う目線を忘れません。
高橋 「エンジニアって、上に対して不満や疑問を抱いたり、『どうしてこうするのだろう』と常に思ったりするものです。フレクトはオープンな社風なので、なぜそれが必要なのか、上長がコミュニケーションをとってエンジニアと考えをすり合わせる文化があります。私もこの社風にのっとって、メンバーが仕事しやすいような環境を作るように意識しています。
具体的には、メンバーが納得できるよう、ただお願いを伝えるのではなく、お願いしたい理由や背景をしっかり説明するよう心がけています。また、メンバーの知識量に合わせて、説明の方法を変えることもあります。今後はもっとプロジェクトを標準化するために、全員の知識や目標を合わせたいねと話しているところです」
試行錯誤しながら開発するシステムを使うのは、あくまでお客様。高橋はエンジニアとして、お客様の立場で考えることを大事にしています。
高橋 「お客様は、やりたいことは明確でも、実際にシステムにどう落とし込むかについてはイメージがつかないものです。なので、われわれエンジニアがお客様の業務を深く理解し、どういうシステムであればやりたいことを負荷が少なく運用できるのか、顧客目線で考えることが重要です。
とくに昨今は、お客様の業務に合わせてイチから開発するのではなく、すでにあるパッケージやサービスを組み合わせていく開発が主流。完成後にミスマッチが発生しないように、たとえば早い段階でプロトタイプを作ってお客様に使ってもらい、フィードバックを受けながら開発を進めるなど、早め早めに合意を取りながら進めるように心がけています」
スキルアップできる理想の環境。これからも自分の可能性を広げ続けたい
高橋 「フレクトには、技術面に強い人からビジネス領域に強い人まで、さまざまなスペシャリストがいます。同じプロジェクトに参画したり、勉強会で出会ったりする仲間たちは、自分の知らない知識やスキルを持っていることが多く、刺激を受けています。さらに、開発していて迷ったときは、社内のメンバーに聞けば新しい発見ができます。最新の技術の話を聞けることもあり、自分の視野がすごく広がるんです」
何かに挑戦したいと思ったときに、会社のバックアップがあることにも、心強さを感じると言う高橋。
高橋 「未経験の領域に挑戦するときには、その領域が得意な人を一緒にアサインしてくれるので、安心感があります。決して『ひとりで頑張って、自分で責任をとれ』といった風土ではないので、思い切ってチャレンジできます。
さらにフレクトでは、自分の成長に合わせて、プロジェクトの規模を変えていくことも可能。最初は小さいプロジェクトから始めて、その分野で自信が持てるようになったら、少しずつ規模を大きくしていく。自分のスキルに応じて、最適な環境に身を置くことができるのです。
こうした環境だからこそ、チームマネージャーというポジションにも挑戦できたし、自己成長を加速できているのだと思います」
多くの経験を積み、自身をアップデートしてきた高橋。これから目指したいチームマネージャー像についてはこう話します。
高橋 「最近は、管理職になりたいという人が世間一般には減っているように感じます。業務が忙しそうとか、責任が重くなるのは嫌だとか、いろいろな理由があると思います。実際そうした側面もありますが、フレクトはそのあたりの負荷もしっかりケアしてくれる会社。一般的な管理職と比べると、負担がそこまで大きくないように感じています。
だから、私の姿を見て『ああいう感じで働けるなら、私も管理職に挑戦してみようかな』なんて思ってもらえるような、等身大のチームマネージャーを目指したいです」
最後に高橋は、エンジニアとして「理解力」と「提案力」をさらに磨いていきたいと語ります。
高橋 「今後も新しいサービスがどんどん増えて、それらを組み合わせてスピーディーにDXを実現しようとする企業も増えると予測しています。ゼロから作る開発ではなく、サービスを組み合わせる開発がますます主流になると思うのです。だからこそ『どうつくるか』というコーディングスキルを向上することよりも、お客様のサービスの理解を深め、より良い提案ができるエンジニアが求められる時代が来ています。そうした変化をしっかりキャッチアップし、長く活躍できるエンジニアでありたいですね」
コードを書くだけに留まらず、お客様の課題に寄り添い、最適な提案をするエンジニアへ。新たな理想像の実現に向けて、高橋はさらなる挑戦を続けます。
