セキュリティ課題の解決をご支援するスペシャリスト集団をリードする
セキュリティサービス事業部の事業部長を務める尾関。部門のサービスデリバリーに関する責任を持つだけでなく、収支および営業活動の統括やメンバーの育成など幅広い業務に携わっています。
「セキュリティサービス事業部は、『セキュリティリスクマネジメント』『セキュアインフラストラクチャ』『サイバーディフェンス』『デジタルアイデンティティ』の4つのサービス領域と、クライアントフェイシングを担うセキュリティデリバリーリード(SDL)、セキュリティプロジェクトを管理するPM部隊を合わせた6つの組織に分かれています。
お客様がビジネスを滞りなく遂行できるよう、お客様の抱えるセキュリティ課題に対して必要なセキュリティの強化をご支援することが、私たちのミッションです。
私は部門責任者としてセキュリティサービスの提案・提供に責任を持つだけではなく、新技術や海外の事例にもとづいたサービスメニュー開発、営業活動の活性化、他部門や海外チーム、パートナーとの連携によるOneDXCとしての価値の最大化に努めています。
また、メンバーの育成とキャリア支援、部門全体のサービスレベル・デリバリー力向上も私の重要な任務のひとつです」
現在、セキュリティサービス部門を構成するのは約90名のメンバー。ベテランと共に多くの若手が活躍しています。
「ベテランメンバーを中心に、近年は新卒採用にも力を入れながらチームを拡大しています。
かつてセキュリティ分野と言えば、ITのいわば応用編。エキスパートが担う専門性の高い分野と考えられてきました。ですが、IT業界の中でもセキュリティ分野の人材不足は深刻です。日常的にサイバーインシデントが起きる昨今は、セキュリティの専門家を一から育成していくことが急務だと考えています」
部門の雰囲気はフラットで自由闊達です。
「部門メンバーは国際色豊かな構成で、自由に自分の意見が言える環境。海外チームとの連携も多くあります。お客様の課題を解決する最適なソリューションの提案と、型にはまらない柔軟なセキュリティサービスを提供することを大切にしています」
挑戦を奨励する文化が育むキャリア。好奇心が切り拓くセキュリティエキスパートへの道
学生時代、アメリカの大学で情報システムを学んだ尾関。サマーインターンシップに参加したことをきっかけに、DXCテクノロジー・ジャパン(以下、DXC)の前身である日本ヒューレッド・パッカードに入社しました。入社後は情報システム部門でシステムエンジニアとして従事。以来、セキュリティ一筋のキャリアを歩んできました。
「情報システム部門で社内インフラを支えるシステムエンジニア、セキュリティオフィサーとして従事した後、お客様向けのセキュリティコンサルタントを兼務するようになりました。その後は海外チームのメンバーをマネージしつつ、さまざまな業界のお客様へシステムセキュリティの強化やコンプライアンス対応を支援するなどキャリアを重ねて、2017年にセキュリティサービス部門のマネージャーとなり、現在に至ります」
思い返せば、新しい挑戦への情熱がこれまで仕事を続けてこられた理由だと尾関は語ります。
「正直なところ、私自身もここまで働き続けられるとは思っていませんでした。自らそう仕向けたからかもしれませんが、常に目の前に新しい挑戦の機会があり、それを追求し続けられたことが、今も私がここにいる理由だと思います。昔から同じことを続けるより新しいことに挑戦するのが好きなんです。そこに壁があれば登るし、次の壁を探しにいきます」
もとより挑戦を後押しする文化が根付いているDXC。マネージャーになったのは自らの提案がきっかけでした。
「日本でのセキュリティサービス拡大を検討していたマネジメント陣に、お客様へ理想のセキュリティサービスを提供するために、常日頃考えていた変革のためのアイデアを持ち込んで採用されたことがありました。そしてそれが、私がセキュリティサービス部門のマネージャーになるきっかけのひとつになりました」
急成長するセキュリティ部門。10倍の組織拡大を支えた千人千色のマネジメント哲学
セキュリティサービス部門の拡大とともに責任ある立場を任された尾関。メンバーを率いるようになって大きな意識の変化があったと振り返ります。
「コンサルタントの時は自分のアウトプットがすべてですが、チームメンバーを牽引する立場になれば、チーム全体のパフォーマンスに責任を持たなくてはなりません。マネージャーになりたてのころは、なすべきことも求められることも大きく変化したのに、なんでも自分でやろうとして失敗して、ひとりでできることには限界があると痛感しました」
そんな尾関にとって忘れられない出来事があります。2017年にマネージャーに就任して間もないころのことでした。
「当時、大きな案件を獲得し、サービスデリバリーのためのチームを急造したんです。限られた時間の中で、いろいろな人を集めて無理な体制をとったため、各メンバーのスキルを十分に引き出すことができず、サービス提供がスムーズに進まなかったことがありました。
ITサービスの現場ではサービスデリバリーを行う『人』が重要なのに、お客様の期待に応えることに固執してしまい、チームメンバーのケアをおろそかにしてしまったことが大きな要因です」
安定した組織力と、そこで働きたいと思える職場環境の重要性を痛感した尾関。それ以来、組織の土台づくりに注力してきました。
「とくに重点を置いたのが、部門メンバーとの定期的な1on1ミーティングです。DXCが掲げるカルチャーのひとつに『千人千色の活動フィールド』とあるように、部門メンバーにはそれぞれ異なる個性があって、おのおのが主役となれる唯一無二のポジションが存在します。一人ひとりの興味関心やスキル・キャリアビジョンへの理解を深めて、それにあったアサインをすることが、個人が輝き、そしておのずと成長する組織の土台になったと実感しています」
尾関がマネージャーに就任して以来、セキュリティサービス部門の組織規模は10倍に拡大。マネージャーとしての醍醐味について次のように話します。
「セキュリティサービス事業部には多様なメンバーが在籍していますが、とくに若手の価値観を理解し、それに適した業務を割り当てることにおもしろさを感じています。個性とポジションのマッチングが適切であれば、彼ら、彼女らは瞬く間に潜在能力を発揮し始めるからです。
個々の能力の開花が組織全体の進化と発展の原動力です。その過程を間近で見られるところに、マネジメントのやりがいを感じています」
次世代の育成に意欲。DXCのセキュリティサービスのさらなる成長に向けて
キャリア26年目を迎える尾関。自らの経験を組織に還元していく意向です。
「これまであえて困難な環境に身を置き、人より多くの失敗を経験してきた自分だからこそ伝えられることがあると思っています。若い世代のメンバーが抱える課題や悩みに対して、その人の身になり、ひとつのソリューションとしてアドバイスできることが私の強み。
それに『セキュリティは保険』と言われていた時代から、長くセキュリティサービスに携わってきたからこそ、どうしたらお客様の課題に寄り添ったご支援ができるのか、サービスや支援のあり方についても自分の経験を積極的に社内外の組織に還元していきたいと考えています」
こう語る尾関が新しい仲間に求めるのは、チャレンジ精神。重視するのは未知の領域に対して学び、成長しようとするマインドです。
「DXCのセキュリティサービスのさらなる拡大に向けて、これからも新しいことに取り組んでいくつもりです。そして、DXCとしてのサービスの差別化に注力していきます。高い挑戦意欲を持って、私たちと共に前進してくれる方々と出会えることを楽しみにしています。
リーダーシップを発揮して主体的に行動し、自分のアウトプットに責任を持てる。さらにチームとして成し遂げるという価値観を持った方を歓迎します。必ずしもアグレッシブである必要はありません。自分のペースでお互いの価値観を尊重し、自然体であることに肯定的な文化の中で、存分に力を発揮させましょう」
すべてはお客様に喜んでいただくために。尾関の挑戦はこれからも続きます。
※ 記載内容は2024年7月時点のものです
