キャリアのスタートは接客業から。その後小規模のIT企業を4年経験、そしてケアリッツに
平井は現在、総合不動産企業に対する物件情報管理システム開発プロジェクトに従事しています。
「2023年11月からスタートしたこのプロジェクトは、元々他のベンダーから引き継ぐ形で開始をしました。現在は一括請負で、保守開発を支援しています。
システムの目的は、お客さまである総合不動産企業社員の事務作業軽減と、保有する物件情報に紐づく外部システム連携のオートメーション化です。現在のプロジェクト規模としては約10名、私自身はチームリーダーとして要件整理や見積、進捗管理、品質管理を行っています」
システムエンジニアとして活躍する平井ですが、前職に入る当時は、PCにすらほとんど触れたことがなかったと言います。
「新卒では接客を軸に就職活動を進め、アミューズメント業界で接客業に従事していましたが、やがて転職を決意しました。私の父がIT企業を経営しているのですが、転職を考えていると話したときに、自分の会社に来ないかと声をかけてくれたことをきっかけに、初めてITの道に進むことにしました。
大学も文系でしたし、前職ではPCに触れる機会も少なかったので、ITの基礎知識もほとんどないままに、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせました」
そんな中でも、現在はプライム案件のリーダーとして上流工程やマネジメントに従事するまでキャリアアップを実現した平井。転職した時からスキルが高かったわけではなく、前職では特定パッケージの開発経験しかなかったと言います。
「父の会社は従業員数名の小さなシステム開発会社で、携わるプロジェクトはかなり限定的でした。私自身は4年ほどパッケージソフトの保守開発を担当しましたが、ドキュメント作成などもあまりしていなかったですし、システム環境もずっと同じだったので、スキルの取得はまだまだという感覚でした。
そして、会社で関わる相手は父のみとプロジェクト環境においてもコミュニケーション環境においても非常に閉鎖的だったので、ある程度経験年数を積んだタイミングで転職しようと考えていました」
こうして2021年にケアリッツに入社。その後2つのプロジェクトを経験した後、前職では経験できなかったプライム案件のリーダーを担い、見事にキャリアアップを果たします。
転職で実現したキャリアアップと挑戦の連続。プライム案件リーダーまでの道のり
プロジェクト経験の幅の拡張やチームで取り組む働き方を求めて転職活動を開始した平井。活動当初は自社サービスをメインに見ていこうと考えていました。
「企画から保守までできる印象があり、自社サービスなどを見ようと考えていました。ただ特定の開発だと、今と同じ状況に陥り、プロジェクトの幅を広げられないと見直したんです。それからはSIerを軸に見ていく方針に切り替えて転職活動を開始しました」
複数のSIerを受けていく中で、ケアリッツに決めた理由は待遇面ではなく、キャリアアップできる環境だったと平井は話します。
「入社時の年収だけを重視することはしませんでした。正直なところ、提示年収だけを追い求めるならもっと高い会社もあったかもしれません(笑)。ただ、エンジニアとしてキャリアアップするという軸と、目先の数十万円のお金を比較して考えたときに、私は前者を取りたいと思いました。
それに、スキルアップすればおのずと収入は上がるはずだと考えていたので、最初の年収にはこだわらず、エンジニアとして成長できる環境かどうかを重視しました」
実際にケアリッツへ入社した後は、キャリアアップはもちろん、収入アップも実現している平井。現在のプライム案件のリーダーになるまでに、2つのプロジェクトを担当してきました。
入社後最初のプロジェクトは、前職とは全く異なる業界のお客さま、加えてシステム環境も全く異なるプロジェクトのシステム開発に従事しました。
「新しいことをやりたいと考えていたので、純粋にこの配属は嬉しかったです。新しいシステム環境での業務でモチベーションもあがりました。ただ、キャッチアップは大変でした。キャリア採用なので、入社後はすぐにケアリッツの開発チームに合流し、実際の作業を進める中で、わからないことは周りのメンバーに質問して知っていることはその場で教えてもらい、わからないことは一緒に調べてもらったりして解決していました。
もちろん他人任せではいけないので、自身でプロジェクトに関わる資料などは積極的に読み、情報収集に努めました」
約1年間、最初のプロジェクトを担当したのちに、建設会社向けの施工管理システム開発プロジェクトに異動しました。
「一括で請けているプロジェクトで、S.Kさんと同じプロジェクトのメンバーとして参画をしています。当時S.Kさんはまだ入社したばかりだったので自分と同じメンバーとして働いていました。このプロジェクトもシステム環境は初めて触れる内容が多かったのですが、資料も綺麗にまとまっており、周りのメンバーも同じ部屋で出社して働いていたので質問もしやすかったです。
一方で、参画当初は開発作業に時間がかかってしまう場面もありました。でも空き時間に勉強することと、あとは開発になれることも大事な要素で、参画後半年経過したころには、他メンバーのレビューなども担当する側になりました」
自己学習と、現場での積極的なキャッチアップを繰り返すことで、新しい業界のシステムや、言語での開発をトラブルなく推進した平井。
積極的な姿勢は現場での評価にもつながり、結果的に収入アップも果たしました。
2023年11月からは、現在のプロジェクトである、ケアリッツにとって初めてのソリューション提供となるお客さまのプロジェクトに立ち上げから参画し、チームリーダーを務めることとなりました。
チームリーダーになり分かった成長するためのポイント──周りからのアドバイスの重要
現在のプロジェクトには、若手メンバーも多く参画していると言います。
「自分自身が、テクニカルスキルをこれから磨いていきたいと思って入社したように、同じような若手メンバーもいるので、話かけやすい雰囲気づくりと、作業を主体的にこなしてもらえるような仕事の割り振り、またレビューをするときには可読性なども指摘する、などを意識しています」
さらに、若手エンジニアとプロジェクトを推進する中での成長には次のようなポイントがあると続けます。
「当社起因によるプログラム障害や、人的ミスによってお客さまにご不便をかけてしまう場面もありました。チームリーダーとして、トラブルが起こったことへの反省は大きく落ち込みましたが、原因の特定と対策、お客さまへの報告を迅速に行い、信頼回復に努めるようにしています。
トラブルを起こさない、そして万が一起こしてしまった際に、どのように対応するかは強く意識しています。言葉だけではなく、日頃からスピード感を持って対応することで、仕事への誠意をお客さまに伝えられればと思います。
また、若手エンジニアを見ている中でも、先を見越した行動と、失敗を恐れずに新しいことに挑戦している子は伸びていくように感じています。お客さまとの信頼関係はもちろん、ビジネスパーソンとして成長するためには、言われる前に行動してみること、失敗したとしても真摯に対応し、きちんと反省して新しい学びを得ること、これらは非常に大事だと若手エンジニアから学ばせてもらうこともあります」
マネジメントに本格的に取り組むのはこのプロジェクトが初めての平井。実際にマネジメントを経験してみて少し景色が変わったと言います。
「最初からマネジメントで意識することを理解していたわけではなく、今のプロジェクトを担当した当初は、書籍を多数読みました。もちろん、ネットや本で吸収できることや、体系的に学べることもありましたが、結局自分の身に置き換えて実践できないこともあります。なのでチームリーダーになったいまも、困ったことがあるときは、書籍からだけではなく、ケアリッツのさらに上のマネージャーにアドバイスをもらいます。
結局は先輩たちの体験談を聞いたり、自分で経験したりして学ぶのが一番成長できる気がしています」
また、入社時に重要視した、幅広い経験、それに伴う待遇改善への満足度は高いと話す平井。
「これまでの流れでも触れましたが、3つの担当プロジェクトは言語などのシステム環境はすべて異なりました。
また業界もすべて違うお客さまで、かつ、プライム案件に携われていること、マネジメントもできていること、は成長を感じます。また、待遇ももちろん入社時よりもだいぶあがりましたし、社内の役職も一つ上がりました」
キャリアアップを応援する風土──チームリーダーとしての今後のキャリアビジョン
入社から約3年。平井はスキルアップ、キャリアアップを実現できた理由を次のように語ります。
「会社としての正社員でプロジェクトを回していくからこそできる、ジョブローテーション制度や、インダストリーカットされていない構造などによって、チャレンジしやすい会社の土壌があるのは間違いないです。ただ努力をせずに、勝手にキャリアが上がっていくことはないと思います。
その制度や、社風を存分に活かして、新しいことに挑戦していく積極性や、自分だけの意見にとらわれず、周りの人からお願いしたいと依頼があった業務を担当してみる柔軟性を持っていることが、成長できるかどうかを分ける大事な要素だと感じます」
平井自身も、ケアリッツに入り心境に変化があったと言います。
「ケアリッツのメンバーとプロジェクトを推進する中で、やはりスキルが高いエンジニアを見ていると、マネジメントだけではなく、テクニカルスキルももっと伸ばしてみたいと考えるようになりました。
また、実際にマネジメントを経験してからは、難しさを体感した分だけ、さらにプロジェクトマネジメントに対して興味が湧いてきました。やっぱり、経験したからこそ湧き上がる学習・成長は、次のキャリアアップの大事な原動力です。
知らないことや足りないことを学びながら、スキルとマネジメント力の両方に精通しているマルチなエンジニアを目標に頑張っていきます」
柔らかい雰囲気を持つ平井ならではの柔軟性を活かし、新しいことへの挑戦とスキルアップの連続で、これからもさらなるキャリアアップをめざしていきます。
※ 記載内容は2024年3月時点のものです

