初めて任されたプロジェクトマネージャー業務と社内管理業務──転職で実現できたこと
システムインテグレーション事業部システム第一部に所属する峰岸。現在は、建設会社へのシステム開発プロジェクトでプロジェクトマネージャーを務めています。
「現在私が担当しているのは、建設会社社員が利用する、建設工事に関するナレッジ管理システム開発です。すでに管理システム自体のリリースを終え、保守運用フェーズに移行しています。元々のシステムもケアリッツで一から作ったもので、現在も引き続きお客さまの追加要望の実現や機能改善に向けて取り組んでいます。
その中で私自身は、プロジェクトマネージャーとして3つの保守運用チームの統括と、プレイングマネージャーとして要件定義など実際のシステム開発に関わる作業を行っています」
ケアリッツでは、プロジェクトチームとは別に、社内組織体制を確立しています。システム第一部から第五部まで約150名ずつに分かれ、さらに10名ずつのチームに細分化されます。峰岸はその中でもシステム第一部内で10人のチームを統括するリーダーを務めています。
「社内チーム体制の目的は、プロジェクトに依存することなく、会社として社員をフォローすることです。毎月チームで情報共有する場があり、メンバーの状況を吸い上げ、悩みや課題がある場合にはその解決をめざしプロジェクトリーダーとの連携なども行います。
毎月のチーム交流の場が単調にならないよう、私のチームでは別チームのリーダーに声をかけて、複数チーム合同や、採用・営業担当も交えた懇親会を開くなど、幅広くカジュアルにコミュニケーションを取れる環境づくりも心がけています」
峰岸は入社して約2年という短い期間で、前職では経験のなかったプロジェクトマネージャーから社内管理職までを担い、ケアリッツで活躍しています。
30代、キャリアに大事なタイミング──転職軸は「会社の成長と自身の成長」
2013年にキャリアをスタートさせた峰岸。前職でもシステムエンジニアとして勤務をしていました。
「大学院を卒業した後、新卒でSIerに入社し、システムエンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。小売、官公庁、金融など、業界は問わずシステム開発支援をメインに手掛け、要件定義から保守運用まですべての工程を一通り経験しました。
正直、前職では自分で手を動かして開発をすることが一番楽しかったです。2-3名程度の小規模なチームですが、サブリーダーやリーダーを担当する機会もありました」
9年のキャリアの中で着実にスキルアップした峰岸。転職を決意したのは、会社として勢いがある環境に身を置き、自身のスキルもアップデートしたいと考えたことがきっかけだと言います。
「前職は創業30年以上の歴史がありましたが、社員数は300名程度。保守的な部分も多く、担当業務や触れるシステムの環境もある程度固定化されていました。今後の自身のキャリア、成長性を考えると、より勢いのある会社に行く方が良いと考え始めたんです」
30代という、キャリアにおいて大事なタイミング。転職先にケアリッツを選んだ理由は、「成長性」という転職軸とのマッチ度の高さでした。
「転職活動を開始した当初は、企業の事業規模は問わず見ていました。当時のケアリッツは前職と同じ300-400名程度の社員数。企業としての歴史はまだまだ浅いながらも、直近の成長率をみると物凄いスピードで成長を遂げており、今後のビジョンも明確でした」
母体はケアリッツ・アンド・パートナーズという訪問介護で全国2位の事業規模を誇るリーディングカンパニーであるにも関わらず、SIerとして分社間もないケアリッツ・テクノロジーズは物凄い勢いで成長を実現していました。
「急成長を遂げる会社で一緒に成長したいという気持ちは、先ほど述べたように社内管理職はもちろん、プロジェクトマネージャーを経験したことで、実際に叶えることができました。
会社としては今後、母体にしていたケアリッツ・アンド・パートナーズのようにSI事業でのリーディングカンパニーをめざしていく段階です。私が入社した2年前と比較しても社員数は350名ほど増えていますし、売上も伸びています。まだまだこれからという、前向きな気持ちが今もありますね」
現在のプロジェクトに至るまで──PMとして大事にする、部下を信頼する気持ち
2022年に入社した峰岸。入社後は2つのプロジェクトを担当後、現在のプロジェクトに参画となりました。
「入社後、最初に担当したのは、リリースを間際に控えながらも、トラブルが発生していたプロジェクトでした。技術的にリッチな知見を持っているエンジニアの対応が求められる局面で、納期まで非常にタイトなスケジュールでしたが、これまでのテクニカルスキルを活かしてプロジェクトを推進し、無事に納品を実現しました。
2つ目のプロジェクトでは、リーダーとして管理業務と実際のシステム開発を担当しました。お客さまからも高い評価をいただき、現在のプロジェクトに異動となりました。
現在のプロジェクトは、ケアリッツにとっても非常に重要なお客さまのプロジェクトで、そこを任せてもらえたのは、これまでの担当プロジェクトで実績を残し、会社からの信頼を得ることができたからだと感じています。また、現在のプロジェクトでは、PLからスタートし、その後PMに昇進することができました」
瞬く間にキャリアアップを実現した峰岸ですが、PLとして参画した当時の苦労を次のように振り返ります。
「PLとして参画したばかりの時、マネージャーから『峰岸さんの判断で自由に決めて進めていいよ』と裁量権を持てる形で仕事を任されました。裁量権のある仕事をしてみたいという思いは転職理由でもあったため、非常にワクワクし、プロジェクト運営方法をすべて自分で決めてスタートさせました。
ところが、想定以上に大変で、思うようにはいかなかったんです。たとえば、新入社員の教育担当として、入社2-3年目のメンバーをメンターに任命したのですが、育成に時間を取られ、開発業務に遅れが出てしまいました。
さらにそれは、配下のメンバーだけの話ではなく私自身も同じでした。目先のタスクに追われるあまり自身の作業も遅れていき、さらには『任せるよりも自分でやったほうが早い』と考え、部下の分まで仕事を抱え込む状況。かえって全体の進捗が遅れそうになることもありました」
そんなとき、マネージャーからの一言が状況打破の糸口になりました。
「『プロジェクトで困ったことがあるとき、自分がメンバーの仕事を助けるだけではなく、自分が困っていることにメンバーの力を貸してもらっても良いと思う』と助言され、メンバーにも新しい業務を任せることにしたんです。信頼して任せることで、自身の業務負担も軽くなり、プロジェクトマネジメントにも余裕が出てきました。
またメンバーも新しい業務を行うことで、育っていくのがわかりました。それからは、積極的にメンバーの力を借りて、自分はマネジメント業務に徹するよう心がけています」
こうして、プロジェクト運営方法の検討から推進までをスムーズにできるようになった峰岸。マネジメントにおいて、もう一つ大事にしていることがあります。
「実は自分がPLの時、もう一つマネージャーから助言されたことがありました。それは、『メンバーとの直接対話を大事にしてほしい』ということ。それ以来、プロジェクトのスケジュール通りの実行だけではなく、メンバーの様子にも気を配るようになりました。
実際に、直接のコミュニケーションでのみ、聞くことができる本音があることを実感しています。先日も、あるメンバーと1対1で話した際、彼がプロジェクトに対して抱えていた疑問や思いを率直に打ち明けてくれました。メンバーの意見がプロジェクトをより良いものにすることもありますし、一緒に働く仲間なので気持ちを尊重することは大事だと考えています。
今後は自分からも積極的にコミュニケーションをとっていくだけではなく、メンバーにとって話しやすい存在であり続けたいと思っています」
新たにめざすアカウントマネージャーのポジション──ケアリッツでのキャリアビジョン
プロジェクトマネージャーとして活躍し、見事転職理由である自己成長を実現した峰岸。現在は、さらなるキャリアアップに向けた準備を始めています。
「1年後に現在のお客さまのアカウントマネージャーになることをめざし、引継ぎを始めました。アカウントマネージャーに昇進した後は、またその座を後輩に引継ぎ、自分自身は新規プロジェクトのマネジメントや、別のお客さまのアカウントマネージャーに挑戦していきたいですね。
新しいプロジェクトの開拓などは会社の拡大にダイレクトに繋がるので、自身の成長を会社の成長に還元できると考えています」
今後も、峰岸自身の成長と会社の成長は、どちらも勢いを落とすことなく続いていきます。
※ 記載内容は2024年3月時点のものです

