「エンドユーザーの視点」を大切に、建設会社向けシステムの運用責任者を務める
システムインテグレーション事業部システム第五部に所属する髙田。現在は建設会社の社内システムの開発・運用に携わっています。
「私たちが今担当しているのは、関連システムが30〜40ほどある大規模なシステム。私はその中の2つのシステムにおいて運用責任者(PM)を務めています。具体的には、建築工事の工程や危険作業の確認などに関する会議・イベントなどを一括で管理するためのシステムで、工事を安全にかつスケジュール通りに進める上で欠かせないツールです。
運用PMとしての私の役割は大きく分けて2つあり、1つはお客さまとの打ち合わせを通じて、システムの改善提案や課題を解消するという保守面の仕事。もう1つは、お客さまの要望に応じて追加開発などを行なう運用面の仕事です。実際の保守作業や開発作業はそれぞれの担当メンバーに任せているので、私は主に顧客折衝やプロジェクトの進捗管理、メンバーのフォローを担当しています」
チーム構成は、髙田のほかに保守担当者が1名、開発担当者が5名という計7名体制。若手も多いため、困ったときはいつでも相談しやすいようにリアルでのコミュニケーションを大事にしていると言います。
「私自身はお客さまの会社に直接出向くことが多いのですが、開発担当者は全員が当社のオフィスで勤務しています。自分の作業をする上ではリモートでもまったく問題ないものの、物理的に距離があるとなかなか話しにくいこともあると感じます。
ですので、私もなるべく週3くらいのペースでオフィスに行くことで、顔を合わせて作業の相談に乗ったり、メンバーと一緒に昼食を食べたりする機会をつくっています。
また、現在のプロジェクトが始まってから4~5年経つため、これまでプロジェクトの課題としていたナレッジ共有に向けても、貯まった知見を資料化する取り組みを始めています。若手メンバーが知識やスキルを身につけ、チームとしてもレベルアップできればと考えています」
担当するシステムの1つは、今年度中に再構築する予定だと話す髙田。改良を重ねてきたことで肥大化した機能を見直し、ユーザーにとって本当に使いやすいシステムを実現するために、お客さまとの密な打ち合わせを重ねています。
「開発・運用する上で一番大切にしているのは、実際にシステムを使用するエンドユーザーの視点です。私たち開発側の都合ではなく、どういう仕様だとユーザー側が便利になるのかを最優先に考えて、改善提案をするようにしています。
プライムベンダーとしてご支援をする中で、システム部だけではなく、システムユーザーである社員の声を吸い上げることも心がけています。現場のリアルな意見をシステム部門の方に伝えることでより良いものがつくれると思うので、双方の橋渡し的な役割も担っていきたいですね」
幅広いシステム開発に携わり、エンジニアとして成長したい。そんな想いでケアリッツへ
新卒として入社した前職の会社では、物流系のシステム開発に携わった髙田。
「大学では興味のあった英文学を学んだのですが、もともとは理系の勉強が得意で、『就職するなら手に職をつけたい』と思い、エンジニア職を志望しました。前職で主に担当したのは、工場の在庫や受発注を管理するためのシステムなど、物流系企業様の社員が利用するシステムがメインでした。
それまでプログラミングの経験すらまったくなかったので、数年間は開発の実務をしっかりこなしながら鍛えてもらった期間でした。
また、合間にお客さまとの打ち合わせに同席させてもらうなど、要件定義にも触れる機会をもらったことで、さまざまな視点を養うことができました。とくに、同じお客さまの中でも、システム部門と現場では意見が分かれるケースがあると知れたことは、今の仕事にも活かせていますね」
そんな髙田が転職を考えた背景には、「エンジニアとしてもっとスキルアップしたい」という想いがありました。
「前職では、会社の規模的に物流系以外のシステムに関わることが難しい状況でした。もっと幅広いシステムの開発を経験してみたい、そうすることでスキルアップやキャリアアップをめざしたいと考えたんです。
そんなときに出会ったのがケアリッツ。会社紹介の資料を見て、扱っているシステムの幅が広そうだと感じたのと、当時まだ300人程度の規模で成長中だったことに興味を持ち、面談を受けることにしました。大手企業のようにすでに完成された体制の中で働くよりも、まだ成長過程で変化のある環境の方が、自分にとって楽しいのではないかと思ったんです」
ケアリッツに惹かれた理由について、髙田はさらに次のように続けます。
「面談の中で、社内だけでなくお客さまや現場の方など、さまざまな角度から評価してもらえる制度があると知り、とても魅力的に感じました。また、社内イベントや部活動も盛んだと聞き、楽しい雰囲気の会社なんだろうなと。正直、面談を受けて志望度が大きく上がりました。
実際に入社してみると、社員同士のコミュニケーションが想像以上に活発で溶け込みやすく、良い意味でのキャップを感じました」
入社後最初の1年半は、鉄道会社の予約サイト開発プロジェクトに参画した髙田。上流工程の要件定義~設計までを担当しました。
「このプロジェクトはフルリモート勤務だったため、参画した直後は知らない人ばかりで少し苦労しました。でもお客さまが、プロジェクトに関わる関係者同士がコミュニケーションを取れる、Web上の懇親会のような場を週に1度のペースで設けてくださり、とても助かりました。プロジェクトに関わる方々全員と話せる機会は貴重で、仕事がとてもやりやすくなりました」
管理業務未経験ながらPLやPMに挑戦──チャレンジを後押しする社風を体現
鉄道会社のプロジェクトが完了した後、現在も携わる建設会社のプロジェクトにアサインした髙田。当初は開発メンバーとして参加し、PL、PMへとステップアップしていきました。
「以前から上司に『顧客折衝などの上流工程をやっていきたい』という希望は伝えていたのですが、人員交代のタイミングでPLやPMのポジションをやってみたらと声をかけてもらいました。これまで管理業務の経験がなかったにも関わらず、『やりたいことがあればチャレンジしてみよう!』と後押ししてくれる環境が当社にはあります。
自分が希望する道へ進めるのは、日頃から上司や営業担当と『こんなことに挑戦してみたい』『こういうプロジェクトに入ってみたい』という前向きな話がしやすく、連携が取れているからこそだと思いますね」
PMを任された当初は、不安や苦労もあったと振り返る髙田。そんな状況も周囲のサポートにより乗り越えてきました。
「たとえば、最初はお客さまとの打ち合わせも自分1人では回せませんでした。なので、まずは上司に主導してもらい、1カ月ほどかけて徐々に私が引き継いでいく流れにしてもらったんです。いきなりすべてを任されるわけではなく、上司がフォローしてくれるのはとても心強かったですね。
そのおかげで、最初は打ち合わせで何を話すかをシミュレーションしないと焦ってしまっていた私が、最近はその場その場で対応できるようになってきました。また、メンバー一人ひとりのスキルを考慮して、誰にどんな指示を出せばみんなの強みを活かせるかを意識してタスクを割り振れるようになりました。こうした点に自分自身の成長を感じますね」
いちメンバーからPMへ──立場が変わったことで、やりがいを感じるポイントにも変化があったと言う髙田。
「プロジェクトの責任者になったことで、自分のやり方次第でシステムの方向性がどんどん変わっていくという実感があります。お客さまも、私が提案する改良内容を前向きに検討してくださる雰囲気があるので、そこに大きな責任とやりがいを感じていますね」
幅広いプロジェクトに携わり、SEとしてスキルアップしたいと転職を果たした髙田でしたが、その希望は着実に叶えられています。
「開発の技術的なスキルというよりは、前の会社ではあまり経験できなかった顧客折衝や打ち合わせなどの場数を踏んだことで、コミュニケーション面のスキルを磨けたと思います。PLやPMというマネジメントポジションも経験できて、キャリアの選択肢が広がったのも嬉しいですね。
また、面談時に惹かれた評価制度についても、いろんな方の視点で自分の仕事を評価してもらえる点がとても気に入っています。『こんなに頑張っているのに……』というようなフラストレーションがなく、自分の頑張りが正当に評価されるので日々のモチベーションもあがりますね」
めざすは「管理職っぽくない管理職」。ケアリッツなら自分らしいキャリアを築ける
今後めざすキャリアについて尋ねると、髙田は「管理職っぽくない管理職になりたい」と話します。
「今の現場のように、運用責任者として顧客折衝したり、メンバーをマネジメントしたりするポジションでもっと経験を積みたいと漠然と考えています。メンバーが働きやすいチームづくりをするためにメンバーからの視点を忘れないよう、コミュニケーションは大事にしたいと思っているので、どんな話も気軽にできるような距離感の“管理職っぽくない管理職”をめざしたいですね。
目標としているのは、今の現場の最高責任者でもある直属の上司。全体をまとめる立場でありながら、一人ひとりのメンバーのことまでよく見ていて、フォローも手厚い方なんです。私もそんな上司になりたいと思いますし、身近に尊敬できるロールモデルがいるのはとてもありがたいですね」
また、ケアリッツでは、女性のエンジニアや管理職が年々増えてきていると言う髙田。
「私と同年代で管理職として活躍している方もいるので、『数年後には私もあのポジションに就けるかも』と、未来に期待を抱けますね。現場によっては女性メンバーも多く、仕事の話からプライベートまでフランクに話せる女子会が開催されることも。
当社は、性別や年齢によって何かが不利になることはまったくないですし、年次が浅くてもキャリアアップのチャンスがたくさんあると思います」
仕事やキャリアの面で充実感を得る一方、髙田は社内の部活動や勉強会にも積極的に参加し、仲間との交流を楽しんでいます。
「私は大学時代、軽音サークルでドラムを叩いていたのですが、ケアリッツの音楽演奏部に入ってもう一度バンド活動を始めました。今は20人近くのメンバーが参加していて、月1ペースで集まってコピーバンドを組んでいます。
スタジオに入って演奏したのは、大学以来約6年ぶりですごくワクワクしましたね(笑)。部活を通じて仲良くなった人も多く、社内でいろんな繫がりができました」
最後に髙田は、ケアリッツへの入社をめざす採用候補者に向けて、次のようなメッセージを贈ります。
「挑戦の機会がたくさんある当社にフィットするのは、やはり向上心や自主性のある方だと思います。『上のポジションに就きたい』という方だけでなく、シンプルに『開発スキルを磨きたい』という方ももちろん歓迎で、大事なのは自分の意思を持って主体的に動けることだと思います。
入社時点では明確なキャリアビジョンを持っていなくても大丈夫。私自身も、入社した当初は『自分はどうなりたいのか』『何に挑戦したいのか』がはっきりわかっていたわけではなく、さまざまな仕事に携わる中で徐々にめざす道を見つけてきました。
自分の進みたい方向を尊重してくれる環境でもあるので、自分らしいキャリアを築きたいという意欲ある方にぜひ入社してほしいですね」
※ 記載内容は2024年4月時点のものです

