SIer、事業会社、営業─多様なキャリアを経て、ケアリッツでマネジメントを担う
──まずは、皆さんがこれまでどのようなキャリアを歩んできたかと、現在のお仕事内容を簡単に教えてください。
T.O:1社目は、大手SIerに10年ほど勤めていました。自社プロダクトの立ち上げや技術コンサルティングなどさまざまな業務を経験した後、知人が設立した会社に私も創業から関わることに。組織の土台づくりから取り組んだほか、お客さまの課題解決のための提案を行うアカウントマネジメントなどにも従事しました。エンジニアとしては、組み込みからWebアプリ、スマートフォンアプリなど、幅広い技術に携わってきています。
ケアリッツには2024年に入社し、現在はアカウントマネージャーとして10名のメンバーと共に教育サービスを提供する企業の基幹システムの保守作業を担当しています。
S.K:私は、ケアリッツ入社前は3社でキャリアを積んできました。はじめの2社は営業職です。1社目の照明機材メーカーでは法人営業を担当し、2社目の営業代行企業では個人営業を経験。ずっと「話して売る」仕事をしていたので、作る仕事をしてみたいと思い、未経験ながら3社目はSIerに転職して、システム開発を学ぶことからはじめました。
10年以上勤務する中で、チームの拡大を経験したり、営業職や人材開発部門を兼務したり、70名規模のマネジメントを経験したりと、いろいろなことをやらせてもらいました。
2024年にケアリッツに入社し、現在はグループ管理者(※)として40名ほどのチーム運営を担当しながら、プロジェクトマネージャーとして建設業のお客さまの業務システム開発から保守運用まで担当しています。
Y.S:私は新卒で大手SIerに入社し、航空会社向けのシステムオペレーターからスタートしました。その後、自社の情報システム部門に異動。インフラエンジニアとなり、社員に代わってお客さま先でのインフラ構築にも携わりました。
そんな中、事業会社の方ができることの幅が広いのではないかと考えて、総合デベロッパーの情報システム部門に転職。さらに、大手ECサイト企業に転職し、物流拠点のインフラ構築などを担当しました。上流工程から下流工程まで一通り経験し、最終的にはマネージャーとしてプロジェクトマネジメントと人材マネジメントの両方を行っていました。
ケアリッツには2025年に入社し、大手小売企業のアカウントマネージャーとして30名ほどのメンバーをまとめながらお客さまへの提案などをしています。
R.N:私は、ケアリッツには2025年の秋に入社したばかりです。それまでは大手メーカー系の事業会社に十数年勤め、医療機器のソフトウェア開発やプロジェクトマネジメントに加えて、後半は管理職として組織マネジメントも行っていました。
ケアリッツ入社後はフィールドが大きく変わり、現在は金融領域のお客さまを担当しています。システム運用を中心に、運用現場のマネジメントを担い、開発部門から引き継がれる成果物の品質管理に取り組んでいます。
※ ケアリッツ・テクノロジーズでは、お客さまのシステム開発を担うプロジェクトとは別に社内グループがあります。グループ管理者は、それぞれ異なるプロジェクトに参加しているメンバーのマネジメントをしながら、成長をサポートしています
お客さまへの価値貢献とメンバーに見せる背中。マネージャーとして大切にする姿勢
──皆さん、前職でも組織づくりやマネジメントの経験がありますが、現在アカウントマネージャーやグループ管理者として仕事をする上で心がけていることはありますか?
T.O:まずは、お客さまに対してどのように価値貢献できるかを考えています。お客さまの何気ない言葉からニーズをくみとり、目先のことにとらわれずにお客さまのビジネスが成長するための提案をする。そうやってプロジェクトを広げていくことで、ケアリッツの事業拡大にも貢献したいと思っています。
また、メンバーが成長できるように働きやすい環境をつくることも大切にしています。それぞれの経験値や性格などに合わせて説明のレベルや伝え方を変えることで、甘すぎず、厳しすぎないサポートをするように心がけています。
S.K:お客さまのビジネスを成長させる提案というのは、私も同じです。「未来のあるべき姿を語ること」が大事ですよね。「あるべき未来にたどりつくために、今何が必要か」という話をするようにしています。
メンバーに対しては、「楽しそうに仕事をしている姿を見せること」が大切だと思っています。リーダーやマネージャーになると、責任が増して大変そうな印象を持たれがちです。もちろん、そういう部分もありますが、それよりも「自分がやりたいことを会社と一緒になって実現できる」「自分の考えや想いに従って、今までよりも多くのことにチャレンジできる」という点が魅力。
それはとても楽しいことだと、自分の仕事をする姿で伝えていくことが、若い世代の希望になると思います。
Y.S:私も、先を見据えた上で「プロジェクトのゴール地点がぶれていないか」を常に意識しています。その上で、お客さまが求めている以上の価値をメンバーが提供できるかどうかが大切。
そのためには、モチベーション高く仕事に取り組めることが重要なので、メンバーが所属するグループの管理者とも連携しながら、1on1の様子や日々の仕草、発言などでコンディションを把握してサポートすることを心がけています。
R.N:私は今、コンサルティングに近い立場でお客さまと関わっているので、「いかに同じ視点で物事を考えられるか」を大切にしながら情報を集めるようにしています。多くの情報に触れることができれば、今以上にお客さまと同じ目線で考えたり提案することができるので、さらに信頼や関係性が深まり、サポートできることが広がるのではないかと思っています。
また、プロジェクトメンバーは、私よりも経験豊富なメンバーが中心です。そのため、「いかにそれぞれの経験や強みを最大限に発揮してもらえるか」を常に意識しています。1on1を通じて一人ひとりの特性を理解しながら、それぞれが強みを活かして活躍できるチームづくりをめざしています。
ケアリッツ入社の決め手は、「急成長企業ならではの挑戦環境」と「人の魅力」
──SIerや事業会社などの大手企業に長年勤めていたり、マネジメント経験が豊富だったりする皆さんが転職を考えたきっかけはなんだったのでしょうか?
R.N:同じ会社に長く勤めていたこともあり、設計・実装・プロジェクトマネジメント・管理職と順調に進んではいるものの、自分自身の成長が頭打ちになっている感覚がありました。「今後、担当する製品やメンバーは変わったとしても、大きな変化はないんじゃないか」と感じたんです。それで、外の世界に出てみようと思いました。
S.K:私も近い理由です。前職では、採用して育成して、育った人が担当するプロジェクトを獲得して、そこで売上を上げてもらってと、「組織の力を向上させること」に一定の成果は出せました。
ただ、基本的には同じことの繰り返しです。それならば、「うまくいったこの方法を、もっと大きな規模で試してみたい」と思ったことがきっかけです。100人ほどの組織で働いていたので、10倍くらいの規模感で挑戦してみようと考えました。
T.O:自分の成長を求めて、という点は私も同じです。1社目から2社目、そしてケアリッツへの転職も、成長の天井が見えてしまったことが理由です。
Y.S:私の場合は前職が外資系企業だったのですが、グローバル戦略に伴って方針が変更になったことで、ワークライフバランスが変わってしまったことが転職のきっかけです。
──転職活動では他の企業も見ていたと思いますが、ケアリッツ入社の決め手になったことを教えてください。
R.N:「これまでの実績に固執せず、次の10年は挑戦に振り切ろう」と決意し転職を考えました。メーカーからクライアントワークへ、医療機器以外の領域へ、大手から成長企業へと、変化を軸に探す中で出会ったのがケアリッツです。決め手は、経営層を含め腹を割って話せる人の魅力でした。
S.K:私は「組織力の向上」に挑戦したかったこともあり、規模感に加えて「人への投資」を重視している会社に行きたいと思っていました。そんな中、ケアリッツはスカウト内容の熱意や面接での雰囲気から、人に対する想いが強く伝わってきたんです。
ケアリッツのことはスカウトで初めて知ったのですが、「組織の力をいかに上げていくか」という自分の挑戦したいことに価値を見出してくれるのではないかと感じました。
Y.S:人への熱意は私も決め手の一つです。ただ、SIerから事業会社に行って、またSIerに戻ることに正直不安もありました。正直なところSIerは残業が多いイメージがありましたから。でも、残業時間の削減に力を入れていると聞いて不安が消えました(※)。
将来的には、事業や組織の成長を支える仕組みづくりに関わり、経営に近い立場で会社の成長に貢献したいという想いがあります。急成長フェーズにあるケアリッツであれば、そうした挑戦の機会が得られるのではないかと感じたことも、入社を決めた理由です。
T.O:皆さんと同じように、私も「人」が大きな決め手でした。対応が丁寧で、ダントツで印象が良かったですね。私は当時愛知に住んでいて、オンライン面接だけで内定まで進む企業もあったのですが、ケアリッツの場合は「東京に来てください」と言われて、面接後には懇親会もあって。人をしっかり見ている印象がありました。
また、経営陣の器の大きさや、事業をどのようにスケールさせるかをしっかりと見据えているところなどにも安心感がありましたね。
※ ケアリッツ・テクノロジーズでは、残業は月20時間以内を原則としています。現在の平均残業時間は月12.9時間です
培ってきたスキルと挑戦する覚悟。大手企業からの転職でも不安はなかった
──Y.Sさんは「SIerに戻ることに不安もあった」とのことですが、他に不安だったことはあるのでしょうか。
Y.S:働き方以外はとくにありませんでした。前職は外資系企業でしたが、もともと日系企業での経験もありますから、文化の違いなども不安はなかったですね。
──他の皆さんはいかがですか?大手企業から成長中の企業への転職は不安もあるのではないかと想像しますが……
R.N:検討し始めた段階では多少不安はありましたが、30代後半で初めての転職だったこともあり、「今チャレンジしなかったら一生できない」と思っていました。もし入社後に「失敗した」と感じても、それはそのタイミングで自分に実力がなかっただけ。
面接では、「今まで築き上げたものを捨ててチャレンジをしたい」と話すくらいに覚悟を決めていましたし、家族も賛成してくれました。大手企業の選考も進んでいましたが、「環境を変えて挑戦するならケアリッツだ」と決めました。
S.K:私も不安はなかったですね。大手企業ではないぶん、経営面に不安を感じる方もいるかもしれませんが、大事なのは「そこでの仕事が楽しいかどうか」だと思っているので。どんな会社でも将来どうなるかは予想できませんから、何か起きたらまた次の環境で挑戦すればいいと考えています。
T.O:私も同じです。今まで培ってきたものがあるので、もしも会社に何かあればフリーランスとしての選択肢もあります。そういう意味では、ある程度キャリアがあるからこそ、不安がなかったのかもしれません。
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※ 記載内容は2026年1月時点のものです

