定期的な1on1や勤怠チェックでエンジニアの働きやすさをサポート
エンジニアにとって、これまで以上に働きやすい環境を作りたい──その想いから2025年4月に新設されたのが「メッセンジャー制度」です。
「メッセンジャーの仕事は、エンジニアの皆さんにケアリッツ・テクノロジーズで長く活躍してもらえるようサポートすることです。現在、20人以上のメッセンジャーがおり、1人につき30人から40人のエンジニアを担当しています」
メッセンジャーの業務は、エンジニアとの1on1や勤怠管理、会議運営のサポートなど幅広く、まさに縁の下の力持ちと言える存在です。
「私たちの一番大切な業務は、定期的に実施するエンジニアとの1on1です。1~3カ月に1回の定期1on1のほか、担当プロジェクトが変更になるタイミングでも1on1を実施。現在の状況や所感、メンタル面での変化などについてヒアリングをします。
また、月報の内容を見て今使っている技術や担当プロジェクトへの満足度などをチェックし、気になる点があればこちらからコミュニケーションをとって確認しています。
そのほか、勤怠管理も私たちの役割。適切に勤怠の申告ができているか、過度な残業がないかを日々チェックしています。会社の方針として残業は月20時間以内を原則としているため、規定時間を超える場合は運営会議へ報告。また、エンジニア本人へ心身の不調がないか確認します」
それ以外にも、「休暇や諸事項の申請方法がわからない」「社内の設備を借りたい」といった、誰に聞けばよいか悩むような相談を常時受け付けて担当部署との架け橋になるなど、細やかなサポートをするメッセンジャーたち。共通しているのは、人との関わりを大切にする姿勢です。A.H自身も、相手に合わせたサポートを心がけていると話します。
「丁寧に話を聞くことを意識しています。まずは相手の話を最後まで聞き、相手を知ることが大切だと思っています。その上で、その人に合ったサポートを考えます。何かあったときも何もないときも、『話してみよう』『頼ってみよう』と思ってもらえたらうれしいですね」
人のサポートがしたいと転職を決意。エンジニアがプロジェクトに集中できる環境を作る
メッセンジャー制度が新設された背景には、会社の成長に伴ってエンジニアのサポート体制をより強固にしなければならないという課題意識がありました。
「当社は成長フェーズにあり、会社や事業の規模を年々拡大しています。大規模で難易度の高いプロジェクトでもエンジニアが十分なパフォーマンスを発揮し、プロジェクトの幅をさらに広げていけるよう、エンジニアが働きやすい環境をあらためて整える必要がありました」
そこで、社内管理業務をサポートすることでリーダーがプロジェクトに集中できるように、エンジニアは些細なことでも気軽に相談できるようにと新設されたのがメッセンジャー制度です。
「マネジメント層とメンバークラスをそれぞれの方面からサポートすることで、エンジニアはお客さまのために存分に力を発揮することができます。結果的にお客さまに提供できる価値が高まり、会社の成長も加速するはずです」
第1期メッセンジャーとして参画したメンバーの多くは、営業サポートや接客業などの経験者。エンジニアと社内の各部署、メンバークラスとマネジメント層との橋渡し役であるため、コミュニケーションや人間関係構築が得意な人材が集まっています。
A.Hはこれまで、学習塾の運営サポートや不動産会社での事務業務などでキャリアを積んできました。
「学習塾では、生徒・保護者と講師の間に立ち、スムーズに意思疎通できるようにサポートしていました。まさに、今のメッセンジャーのような仕事です。
不動産会社では事務スキルを身につけることができましたが、人と関わる機会が少なく、より人のサポートができる仕事に転職しようと考えるようになりました。
そんな時に出会ったのがケアリッツです。エンジニアのサポートに特化したメッセンジャーという職種は珍しく、人をとても近い場所から支えて役に立つことができるという点が魅力的でした。『私がしたい仕事はこれだ!』と感じ、絶対に入社したいと思いました」
「人の幸せのために役立ちたい」という想いが原動力。不安を課題に変える面談を
入社後は3カ月の研修からスタート。メッセンジャーとして必要なスキルを身につけていきました。
「ITの基礎知識や各部署の業務内容、エンジニアと面談する際のポイント、営業担当者が日々どんなことを考慮しながらエンジニアと接しているかなどを幅広く学びました」
メッセンジャー制度が本格始動してから数カ月。はじめは名前と顔を覚え、そして自分のことを覚えてもらうところからのスタートでしたが、徐々に役に立っていると感じる出来事が増えてきたと言います。
「『ちょっとしたことを相談しやすくなった』『勤怠を丁寧に見てもらえていると感じる』という声をもらうことがあり、とてもうれしいですね」
エンジニアから、業務の悩みやキャリアに関する相談を受けることも少なくありません。その際は、程よい距離感で背中を押すことを大切にしていると話します。
「たとえば、『希望するプロジェクトへのアサインがかなわなかった』という悩みを聞いた時は、まず本人が思い描く将来について話してもらうことでポジティブな気持ちを引き出して、その状況を糧にする方法を一緒に考えることもあります。理想的な状況ではなかったとしても、その経験が活きることがあるはずですから。
こういった悩みは時として大きな不満になってしまい、1人で抱え込む状況が続くと退職につながってしまいます。それを各個人がステップアップするための課題や会社が対応すべき課題に変え、エンジニア・会社が互いに高めあって成長できるようサポートしています。
面談を重ねる中で、自然と『最近こんなことがあって』と雑談や相談をしてもらえるようになったり、だんだんと気持ちが前向きに変わっていく様子を見られたりすると、メッセンジャーとしてきちんと近くにいることができているなと感じます」
「とにかくケアリッツで皆に健康で長く働き続けてもらいたいんです」と微笑むA.H。その根底には、中学生の頃の経験から感じた想いがあります。
「家族がつらい状況にある時、近くにいながら気づけなかったという後悔が今でもあります。もし自分が話を聞くことができていれば、何か変えられることがあったのではないか。その悔しさが、人の幸せのために役立ちたいという想いにつながっています」
透明性の高い組織づくりに貢献したい。いつでも頼れて本音を言える存在を目ざして
多くのエンジニアと接しながら、安心して働ける環境づくりに尽力するA.H。日々相談を受けたり悩みを聞いたりする中で、ケアリッツの良さも実感しています。
「SIerのエンジニアはお客さま先に常駐したり、他社のメンバーの中で働いたりすることも多いですが、ケアリッツではお客さま先でも社内でもチームとして仕事ができる場合が多く、プロジェクトとは別に社内グループもあるので、人とのつながりが強い点が魅力です。
人と人との距離の近さは私自身も感じています。どの部署と接する時も壁がなく、穏やかな人ばかり。自分の居場所が作りやすく、居心地の良さがあります」
そのような環境をより良くするため、メッセンジャーとしてのスキルを磨きながら、役に立てる範囲を広げていきたいと意気込みます。
「エンジニアの皆さんがいつでも頼れて本音を言うことができるのはもちろん、私自身もエンジニアの変化に気づける人でありたいと考えています。『この人なら力になってくれる』と思ってもらいたいのです。
そのためには、ITの知識や資格に関する知識、メンタルヘルスの知見なども深めていく必要があります。メッセンジャーの中には心理士の資格を持っている人もいるので、皆の知識や経験に学びながらスキルアップしていきたいと思っています」
さらに、エンジニアのキャリアについてもさらに寄り添ったサポートをしていくことや、組織の風通しの良さを高めることにも貢献したいと続けます。
「会社の制度に関する疑問があれば、経営層とつなぐこともあります。そういった点からも、メッセンジャーがいることで現場の意思が伝えやすくなり、さらに透明性の高い組織になるのではないかと思います。
より深く、より広くサポートしていくことで、エンジニアの皆さんが『ケアリッツにいて良かった』『これからもケアリッツがいい』と思える環境を作っていきたいですね」
※ 記載内容は2025年7月時点のものです

