「さとふる」サイトの使いやすさを追求。若手リーダーが語るシステム改修の裏側
「インターネット×地域活性」をテーマに掲げるSBプレイヤーズグループ。アイピーロジックはその中で、ECサイトの構築を行っています。平川が所属するのは、自社グループサービスのふるさと納税サイト「さとふる」の開発を担う、さとふる事業部受託開発グループ。要件定義から設計、製造、テストまでのシステム開発の一連の流れを請け負っています。
「2024年4月からはチームリーダーとなり、現在の案件では画面修正を担当するチームをまとめています。プロジェクト全体では50人以上が関わっていますが、私が管理しているチームは3~4人で構成されています」
主な業務内容は、機能追加に伴う画面の修正。たとえば、他サイトと連携するための項目の追加や、事業者が直接システム上で返礼品の価格変更などをできるようにするといった改修案件に取り組んでいます。
「『さとふる』は、利用者である寄付者様・事業者様・自治体様にとって使いやすいものになるよう常に進化しています。また、さとふる社内のオペレーションも効率よく回るよう工夫して、サービス品質の向上に貢献しています。システムを作って終わりではなく、新しい機能を追加しながらより便利にしていくことに力を注いでいます」
「さとふる」のシステムに携わる上での難しさとやりがいについて、平川はこう語ります。
「『さとふる』は大規模なシステムによってサービス提供されており、さまざまな人や接続先の別システムが関わっているところが難しさであり、おもしろさでもあります。
一般に公開されている大規模なシステムなので、データ量が多くパフォーマンスを意識した技術的な工夫が必要ですね。データベースの設定などで前職では使っていなかったような構成にも挑戦しているので、新しい学びがあることに魅力を感じています」
エンジニアとして何よりも学びの姿勢を大切にしているという平川。そのほかにも、コミュニケーションを大切にするように心がけていると語ります。
「当社はリモート環境の中、コミュニケーションツールを積極的に使っています。そこで投げかけられた質問に対してはなるべく早く返答したり、すぐに回答できない案件でも『確認中』のスタンプを押したりして、ちゃんと見ていることをメンバーに伝えられるように工夫していますね。
こうしたちょっとした気遣いや安心感がチームの心理的安全性を高めることにつながっていると思っています」
システムの根幹に関わる要件定義を経験。短期間で「さとふる」全体の知識を習得
平川が情報工学に興味を持ったのは学生のころ。自身の興味に沿って大学を選んだと語ります。
「機械情報工学科に所属し、ハードウェアとソフトウェアの両方を学びました。さまざまなことを勉強しましたが、とくにC言語でのプログラミングにおもしろさを感じ、ソフトウェア開発への興味が一気に高まりました。
また、先輩の話を聞いていくうちにコーディングだけでなくインフラの知識も重要だと感じ、就職活動ではフルスタックエンジニアと呼ぶべき先輩社員に憧れて一社目を選びました」
一社目では、農業団体向けのシステム開発に4年ほど従事。肥料や農薬の発注管理システムや農業機械の部品在庫管理システムなどに携わったと言います。
「実装メンバーとしての立ち位置が多く、要件定義に携わることはほとんどありませんでしたが、Webアプリケーション開発の基礎を学ぶ良い機会になりました」
前職での4年間を経て、「もっと大規模なシステムに挑戦し、スキルアップを図りたい」と考えるようになった平川。そんな中で出会ったのがアイピーロジックでした。
「PHPを中心にこれまで触ったことのない言語への挑戦ができることに魅力を感じました。面接の雰囲気も穏やかで、働きやすそうな印象を受けましたね。
そして何より、『さとふる』という広く認知されたサービスのシステム開発に携われることにモチベーションを感じました。スキルアップにつながる貴重な経験になると考え、入社を決めました」
アイピーロジックへの入社が決まり、平川の新たなキャリアがスタートしました。言語としては未経験でしたが、4年のシステム開発経験をもとに現場へと入っていきます。
「最初に携わった案件は事業者様や自治体様向けのシステム。お礼品の価格を直接変更できる機能の開発で、要件定義のフェーズから参加しました。前職では要件定義の経験がなかったので、チームメンバーと一緒に進めていきました。
後々認識の齟齬が出てこないように、お客様ときちんとコミュニケーションをとり、認識のすり合わせや要求の洗い出しを行うことの難しさや重要性を実感しました」
最初は「さとふる」のシステムに対する知識がほとんどなかった平川。実際の業務経験や先輩社員の助けもあり、少しずつ理解を深めていったと話します。
「お礼品の価格管理というシステムの中心的な部分に関われたことで、短期間で『さとふる』の広範囲の知識をキャッチアップすることができました。また、システムの根幹に関わる部分の要件定義を経験できたことも良い経験になりました」
働きやすい制度と文化がそろう。エンジニアの成長を促すアイピーロジックの魅力
アイピーロジックには、エンジニアとして働きやすい制度や文化が根付いていると語る平川。その1つとして、リモートワーク環境を掲げます。
「当社は担当業務によってはリモートワークもOKな環境。私自身は運動不足解消のためにこまめに出社しているのですが(笑)、出社必須の業務もある一方で、全体を見ると出社している人の割合の方が少ないくらいです」
オフィスで顔を合わせる機会が少ない分、社内ではコミュニケーションツールが積極的に活用されています。
「業務のことはもちろん、雑談用チャンネルなどで、社員同士が活発にコミュニケーションを取っています。この文化のおかげで、リモートワークでも円滑にメンバーと交流ができています」
エンジニアの観点から見たアイピーロジックの魅力はほかにもあると言います。
「レビューの文化がしっかりと根付いていることも、当社の魅力の1つです。設計書やコードを作成したら、社内でレビューを受け、さらにグループ会社であるさとふる社員からもレビューを受けることができます」
先輩社員から自分の書いたコードのパフォーマンスや改善点について指摘をもらえることで、エンジニアとして大きく成長できると平川は語ります。
「とくに私は前職とは異なる言語を使用しているので、レビューを通じて言語の仕様や効果的な書き方など、知らなかった知識を吸収できてありがたいです。これまでレビューをしてもらった経験がほとんどなかったこともあり、フィードバックを受ける文化があることで、自分の成長スピードが上がっているのを実感しています」
さらに、社内での知識共有の取り組みも充実していると語ります。
「さとふる事業部では、毎朝10分ほど知識共有のミーティングを行っています。プログラミングや業務知識、IT関係の話題などに関する知識を持ち回りで発表するのですが、先輩や同僚社員の発表を聞いていると、今まで知らなかった内容ばかりで、当社の先輩方の技術力の高さを感じますね」
平川もすでに1回発表を担当し、直近で携わったお礼品管理システムの概要について説明したと言います。
「このシステムに関する案件を社内で対応し始めたばかりだったので、今後の改修案件に備えて概要を共有しておく必要があると考え発表しました。こうした知識共有のサイクルが回っていることもアイピーロジックの魅力だと感じています」
チームリーダーに就任し早くも変化を実感──チーム全体を見渡す視点を養う
エンジニアにとって働きやすい環境が整っていると語る平川。一方で、アイピーロジックに向いている人柄や価値観についてはこう答えます。
「私が転職した理由と重なる部分が大きいと思いますが、一般ユーザーにも広く知られたシステムに携わりたいという思いを持っている人は、当社で充実した仕事ができるのではないでしょうか。大規模なシステムに挑戦してみたいと思う方とは、ぜひ一緒に働きたいと思います」
またエンジニアとして成長するためには、自ら学ぶ姿勢が不可欠だと平川は強調します。
「私はエンジニアたるもの、常に新しい知識を吸収する姿勢が大切だと思っています。新しい言語やシステムに関する知識を自発的に習得していける方は、当社の環境を楽しめるのではないでしょうか」
平川自身の今後のキャリアの展望についても語ります。
「まだまだ入社したばかりなので、案件をこなしながら新しい言語を習得し、システムへの理解を深めていきたいと考えています。今年の4月からチームのリーダーを任されているので、この機会を活かしてマネジメント面でのスキルアップも図りたいです」
リーダーになってまだ日が浅いものの、すでに自身の変化を感じ始めていると言います。
「以前は開発メンバーとして自分に割り当てられたタスクをこなすことに専念していました。しかしリーダーとなった今は、チーム全体の成果物に責任を持つ必要があります。メンバーのタスクの進捗確認やお客様との調整など、新たな業務が加わりました。
正直まだ慣れない部分も多いですが、自分だけでなくチーム全体の仕事を理解する必要があるので、知識のキャッチアップという面ではかなりプラスになっていると思います。また一歩、スキルアップのための貴重な経験を積めています」
リーダーになったことでさらに学べることが増えたと話す平川。アイピーロジックという環境で、これからどのように成長を遂げていくのか。若きリーダーの今後の活躍から目が離せません。
※ 記載内容は2024年6月時点のものです
