業務の背景や流れを理解し、プラスアルファの視点を大切にして仕事に取り組む
御処野が所属する内製推進グループは、これまで外部企業に委託していた開発業務を内製化することで、よりスピーディーにシステム開発や改修を進めていくことをミッションとしています。
「私たちのチームは、要件定義から設計、プログラミング、テストまでを一気通貫で行っています。主に担当するのは、ECサイトと、その裏側で機能するバックエンド業務システムの改修。とくに、ECサイトの機能拡張に力を入れています」
さとふるで取り扱う自治体は、2024年4月末時点で1,347。ふるさと納税サイトとして高い認知度を誇るため、ユーザーの利便性向上は常に取り組むべき課題です。
「システム部門から改善点を提案することもあれば、ほかの部署から要望を受けて改善するケースもあります。たとえば、会員の方が迷わず入力できるように、問い合わせフォームのカテゴリー整備やUIの変更を行いました。そうすることで、問い合わせ内容がより明確になり、さとふる側の対応もこれまで以上にスムーズに進めることができます」
2023年に入社し、半年ほどでリーダーとしてチームを率いる立場となった御処野。プロジェクトに応じて5人ほどのメンバーをマネジメントしながら案件を進めています。
「表に見えるサイトの裏側には、さまざまなシステムがあります。それらを幅広く見ることができるのが楽しいですね。マネジメントする立場としてまだまだ学ぶべきことがたくさんありますが、上司や先輩たちにアドバイスをもらいながら、自分なりのスタイルを模索しています」
リーダーとして、いちエンジニアとして御処野には心がけていることがあります。それは、社会人になりたてのころに先輩からもらったアドバイスだと言います。
「言われたことだけをこなすのではなく、その背景にある業務の流れや仕様をしっかり理解しておくことで、仕事への理解も深まるし、自分が企画や提案をする立場になった時に適切な意見が出せると教えてもらったんです。
だから、目の前の仕事だけにとらわれるのではなく、寄付の流れを調べて今のプログラムやシステム構成に至った背景を把握するなど、プラスアルファの視点を持つことを大切にしています」
データベースとWeb系システムでの経験を経て、経営理念に惹かれSBプレイヤーズへ
大学では経済学を専攻していた御処野。就職活動をはじめた当初、エンジニアは視野になかったと振り返ります。きっかけとなったのは、趣味の野球観戦でした。
「野球ではさまざまなデータを分析して戦術を立てますよね。その中で、データを活用するための基盤を作るデータエンジニアという仕事があると知りました。それを機にエンジニアについて調べたり、合同説明会で話を聞いたりしていたら、縁の下の力持ちのようにチームに貢献するITエンジニアの格好良さに気がついたんです」
卒業後はSIerに就職。知識も経験もゼロからのスタートだったため、エンジニアとしての基礎を徹底的にたたき込まれたと話します。
「主に生産管理や物流関係の業務システムを扱うSIerだったので、データベース言語の一つであるSQLに関しては、基礎をしっかり身につけることができました」
4年の経験を積んだ後、自社開発のサービスでより多くのユーザーが使うシステムに携わってみたいという想いから、旅行比較サイトを運営する会社に転職します。
「Web系のシステムなので、それまで開発していた業務システムとは要件定義の仕方や言語、システム構成などがガラリと変わりましたが、一般的なWebアプリケーションの仕組みを知ることができました。
また、一人でプロジェクトを動かすことが多かったので、他部署と連携しながらプロジェクト全体を見通し進めていく力が身についたと感じます」
そして、2023年にSBプレイヤーズへ入社。決め手は、「ITで地域社会に活力を」という経営理念でした。
「大学時代には地方自治体の政策を研究するゼミに所属していましたし、私自身地方の小さな町の出身です。ITを使えば、そういった小さな町の活性化にも貢献できるのだと、自分の中で価値観が大きく変わったんです。それならば、自分も何か貢献してみたいと感じました」
事前調査の甘さで修正作業が発生……。失敗を糧に頼れるチームへ成長
多くの自治体が利用するさとふる。内製推進グループができたことで、これまで以上に改修がスムーズに進むようになったと御処野は話します。
「一度、システム的な不具合でリリースが延期になったプロジェクトがありました。その修正を私たちが引き受けることになり、慎重に調査を進めた結果、無事にリリースすることができたのです。
今でも問題なく使ってもらっているので大きな成功体験として印象に残っています。内製推進グループができたことで、他部署から『開発・改修に向けたコミュニケーションがとりやすくなった』と言ってもらえたのもうれしかったですね」
もちろん、成功するまでの道のりには失敗も。冷静に事前調査を行い、最適な方法を導き出す必要性を痛感した出来事があったと振り返ります。
「あるプロジェクトを担当した際、私が修正した箇所の影響が想定より大きいことがわかり、急きょメンバー全員で影響範囲を洗い出し、修正作業を行うことになりました。事前調査が甘かったために予定以上の工数をかけてしまったのです。
それ以降、目に見える範囲だけではなく、どこにどんな影響が出るのかを徹底的に調査してから進めることを心がけています」
また、チームをマネジメントする立場になったことも自身の成長につながっていると話します。
「部署をまたいだコミュニケーションをする場面が増えたので、自分の判断がチーム全体の方針になることを肝に銘じています。業務を引き受ける際にも安易に判断せず、ほかのリーダーたちにアドバイスをもらうようにしています。
プロジェクトを進める中で悩んだ時、問題が発生した時には内製推進グループはもちろん、他グループや他部署にも相談し、意見交換をしています。みんなで知恵を出し合いながら乗り越えていける風土が当社の魅力です」
仕事の成果が見えることがやりがい。技術力とマネジメント力を磨き、さらなる成長を
経営理念に惹かれて入社した御処野は、自身の仕事が地域社会を活性化することにつながる点がSBプレイヤーズでのやりがいだと話します。
「自治体さまからの問い合わせが数多く来ていることが数字で見えるんです。問い合わせには私たちが改修したフォームが使われていますから、さらに改善を重ねて、自治体の皆さまにとっても、今以上に使いやすいシステムにしていきたいと思います。
エンジニアとしては、要件定義から開発の下流工程まで一気通貫で関われる点も魅力です。事業会社なので、実際に利用するユーザーの方の意見を反映しやすい環境にあることもやりがいの一つです」
さらに、働きやすく、スキルを磨く環境が整っていることも魅力だと続けます。
「条件や状況に応じて在宅勤務も可能ですし、プライベートとの両立がしやすいと感じています。外部のオンライン研修プログラムも含め研修制度が充実しているので、技術的な知識はもちろん、セキュリティや法務に関する勉強もできます。
私たちのチームでは週に1回勉強会を実施していて、生成AIなど最新の技術や皆が興味のあるテーマを調べて発表しています。業務に直接関係のないものもありますが、技術についてワイワイ議論できるのは、エンジニアにとって楽しい時間です。
内製推進チームは、現在開発ノウハウを蓄積している段階。積極的に改善案を出したり、他部署に相談に行ったり、自発的に動くことが好きな方はすぐに活躍できると思います」
この環境を活かし、プレイングマネージャーとして技術とマネジメントどちらの力も伸ばしていきたいと話します。
「より具体的な技術の提案を、スピード感を持ってできるようになりたいですね。自分自身にもっと知識があれば自信を持って判断できるので、意思決定が早くなると思うんです。
今は一つのプロジェクトを見ていますが、ゆくゆくは複数の案件をマネジメントすることにも挑戦してみたいですし、グループ全体のことを考えた仕事ができる立場をめざしたいと考えています」
自分の技術が地域の力になる──エンジニアとしてのやりがいを胸に、地域貢献の新たな形を切り拓いていきます。
※ 記載内容は2024年5月時点のものです
