当社は、障がいのある従業員も生き生きと働ける環境づくりを目指しており、「チャレンジフォーラム」という、障がいのある従業員の活躍推進や従業員の障がいへの理解促進を目的としたイベントを2018年より毎年開催しております。
このイベント名には「障がい者は英語で『challenged(挑戦という使命や課題、挑戦するチャンスや資格を与えられた人)』と表現されること」や、「周囲の人も一緒にチャレンジしてほしい」という意味や願いを込めています。
2024年度は10月3~4日の2日間にわたって開催。今回はその様子についてレポートいたします。
1日目:初の特別イベントを開催
初日は、障がいのある従業員を対象に、中期経営計画〈2024-2026〉の説明会および対話会、ならびに当社施設「NOVARE」の見学会という2部構成で開催し、全国各地から約40名が参加しました。
まず、中期経営計画の説明会では計画の策定に関わった執行役員コーポレート企画室副室長の佐藤 和美が、現在の市場環境や当社の状況、前回の中期経営計画との比較などを交えながら説明しました。
その後、参加者はグループに分かれ、計画に関する意見や疑問を共有する対話会を実施。参加者が計画への理解を深めるとともに、活発な意見交換を通じて互いの視点を広げる貴重な機会となりました。
▲中期経営計画の説明会の様子(中期経営計画について語る佐藤)
▲中期経営計画の対話会の様子(和やかに対話する参加者)
また、当社の人財育成とイノベーションの拠点「NOVARE」(※)の見学会も行いました。ここでは、当社が大切にしている「ものづくりの原点」に触れるとともに進取の精神を育む場としての意義を感じる機会となりました。
※ 詳細はこちらをご覧ください: NOVAREとは
▲「NOVARE」見学会の様子1(模型を見学する参加者)
▲「NOVARE」見学会の様子2(旧渋沢邸の説明を受ける参加者たち)
2日目:「超建設」をテーマにしたチャレンジフォーラムを開催
2日目は、本社2階のシミズホールにて「障がいのある人と考える『超建設(※)』」をテーマに2部構成で開催し、オンライン参加者を含め約260名の従業員や役員が参加しました。
※ 建設業の枠を超えてお客様や社会の本質的なニーズや課題を探究し、建設をはじめとする事業を通じて新たな価値を創出することで、社会と共にシミズグループも成長していくという当社のマインドセットを指します。障がい者雇用は、その実現に向けた重要な視点と位置づけています
第1部では、慶應義塾大学商学部の中島 隆信教授を招き、「将来へ向けての障がい者雇用」をテーマに基調講演を実施。中島教授は、障がい者雇用を「法律で義務付けられているから行う」のではなく、「企業の成長や社会貢献につながる重要な投資」として捉えるべきだと強調しました。
また、一人ひとりの「得意なこと」に目を向け、その能力を活かせる環境を整えることで、企業全体の働きやすさや生産性向上にもつながると述べました。障がい者雇用が企業や社会をより良くするきっかけになるというメッセージは、多くの参加者の心に響きました。
第2部では、社内のさまざまな部署から具体的な取り組み事例が発表されました。障がい者が建設現場で施工管理の研修を行った事例や、障がいのある社員が業務の中で成長していく姿、さらには障がい者の視点を取り入れたバリアフリー改修の取り組みなどが紹介されました。
参加者からは、「障がい者を戦力として位置づけ、既に活躍している人がいることに感銘を受けた」「建設現場という縁遠い場所での挑戦に驚いた」「障がい者を支える上司や同僚の姿勢に感動した」など多くの感想が寄せられました。
▲チャレンジフォーラムの様子1(障がい者雇用の意義を語る中島氏)
▲チャレンジフォーラムの様子2(事例発表に耳を傾ける参加者)
多様性を尊重した職場づくりを目指して
清水建設は障がい者の法定雇用率を達成することだけではなく、障がい者雇用を通じ、障がいのある方を含めたすべての従業員が自分の力を最大限に発揮できるための職場環境づくりを進めています。
今後も「チャレンジフォーラム」などの取り組みを通じて多様性を尊重した職場づくりを推進し、社会課題の解決に貢献するとともに企業としてさらなる成長を目指していきます。
※ 記載内容は2025年2月時点のものです
