現場の安全をつくるために、日々施工現場をパトロールする安全管理チームのトレーナー。
そして、その活動を本社から支える事務局メンバー。
三共の追求する高度な安全の価値は、現場で働くメンバーだけの取り組みではありません。
現場と本社、それぞれの立場から安全について考え、一人ひとりが行動する。その積み重ねが、三共の求める安全文化につながっています。
この記事では、全国の施工現場を支えるトレーナーと事務局の役割を通して、三共が大切にしている「安全文化」についてご紹介します。
全国の現場を支える「トレーナー」という役割
三共では、各拠点の安全管理を強化するために「トレーナー」という役割を設けています。
トレーナーは特定の拠点に常駐するのではなく、全国の現場を巡回しながら、足場施行の安全指導や点検を行う専門家です。
現場では、朝のKY(危険予知)活動に合わせて入り、作業の進め方や足場の状態、周囲の安全環境などを確認します。
日々の作業の中に潜むリスクを見つけ、必要に応じて改善のアドバイスを行うことも、トレーナーの大切な役割です。
安全管理というと、ルールやマニュアルを整備する仕事というイメージを持たれることもあるかもしれません。
しかし実際の現場では、同じ作業であっても拠点ごとに環境が異なり、その日の天候や作業内容によって危険度も変わります。
だからこそ、実際に現場へ足を運び、その場の状況を自分の目で確認しながら、安全活動を支えるトレーナーの存在は欠かせません。
また、トレーナーが持ち帰るのは、現場で見つけた課題だけではありません。
現場で行われている良い取り組みや改善事例も共有されることで、他の拠点の安全管理に活かされていきます。
全国の現場を回り、一つひとつの現場に寄り添いながら、安全な職場環境づくりを支えているのがトレーナーという役割です。
本社から支える「安全管理チーム」事務局
トレーナーが全国の現場を巡回して安全活動を行う一方で、その活動を本社から支えているのが安全管理チームの事務局です。
事務局の役割は、安全管理に関する取り組みが円滑に進むよう、さまざまな面からサポートすることです。
例えば、
- 安全会議の準備や資料作成
- 各拠点から提出される安全報告の取りまとめ
- 安全情報の整理と社内共有
- トレーナー活動に関する事務対応
など、その業務内容は多岐にわたります。
トレーナーは全国の現場を巡回しているため、本社にいる時間は多くありません。
そのため、現場で得られた情報を整理し、社内で共有できる形にまとめることも、事務局の大切な役割です。
報告書には、ヒヤリとした出来事や事故の未然防止につながる情報だけでなく、現場で工夫されている安全対策や改善の取り組みも多く含まれています。
そうした情報を整理し、社内で共有することで、一つの現場で得られた気づきや工夫を会社全体の安全活動に活かすことができます。
安全管理チーム事務局は、現場と本社をつなぎ、安全に関する情報や気づきを社内に広げる役割を担っています。
現場と本社がつながることで、安全は会社全体の取り組みになる
安全管理の取り組みは、現場だけでも、本社だけでも成り立ちません。
トレーナーと事務局、それぞれの役割が連携することで、安全活動はより効果的なものになります。
トレーナーは現場で課題を見つけ、改善につなげる役割。
事務局は、現場から集まった情報を整理し、社内の仕組みや情報共有につなげる役割です。
トレーナーから届く報告には、現場の状況が具体的に記録されています。
「ここは足場の幅が狭く、作業動線が交差しやすい」
「この作業は慣れている人ほど油断しやすい」
そうした現場の声を一つひとつ拾い上げることで、現場に潜むリスクを把握し、より安全な環境づくりにつなげていきます。
部署を越えて取り組む、夏の安全対策
安全管理の取り組みは、現場の事故や作業上のリスクだけに限りません。
夏の現場で大きなリスクとなる熱中症への対策も、その一つです。
三共では、安全管理チームだけでなく、総務など他部署とも連携しながら、社員が安全に働ける環境づくりに取り組んでいます。
暑さが厳しくなる時期には、熱中症への注意喚起や対策を行い、現場で働く社員だけでなく、会社全体で安全への意識を高めています。
現場の状況を把握している安全管理チームと、社内の環境整備や全社への周知を担う各部署。
それぞれが持つ知識や役割を組み合わせることで、より実効性のある安全対策につながります。
安全を守るために必要なのは、一つの部署だけで完結する取り組みではありません。
それぞれの部署が自分たちの役割から安全を考え、協力し合うこと。
そうした部署を越えた連携も、三共が大切にしている安全文化の一つです。
「安全誓願の日」に込める、一人ひとりの安全への思い
三共では、社員一人ひとりが安全について改めて考え、安全への意識を高める機会として「安全誓願の日」を設けています。
安全を守るためには、決められたルールを守ることはもちろん、一人ひとりが自分自身の仕事を振り返り、「自分にできることは何か」を考え、日々の行動につなげていくことが大切です。
「安全誓願の日」には、現場で働く社員だけでなく、本社部門を含めた全社で安全について考える取り組みを行っています。
テーマは、
「自らの業務において、安全レベルを上げていくために何を実行するか?」
です。
現場で直接作業に関わる人だけが、安全を担っているわけではありません。
現場を支える人、製品を扱う人、情報を管理する人、各拠点をサポートする人。
一人ひとりが自分の立場から安全について考え、自分自身の行動に落とし込むことが、会社全体の安全につながります。
安全誓願の日を一つのきっかけとして、それぞれが自分の仕事における「安全行動」を考える。
その一つひとつの行動を積み重ねながら、安全への意識を日々の仕事につなげていくことを大切にしています。
安全を「誰かの仕事」にしないために
安全は誰か一人が守るものでも、安全管理チームだけが担うものでもありません。
トレーナーが現場で安全活動を支え、事務局がその活動を本社から支える。
そして、現場で働く一人ひとりが自分の仕事の中で安全を考え、行動する。
それぞれの役割がつながることで、会社全体の安全管理が成り立っています。
現場と本社。
働く場所や担当する業務は違っても、目指している安全の価値は同じです。
事故を起こさない現場をつくること。そして、誰もが安心して働ける職場環境を守ること。
過去から学び、安全への思いを未来につなげる。
そのために、三共ではこれからも、現場と本社が一体となり、一人ひとりが安全について考え、行動する文化を大切にしていきます。
