3社の融合が生み出す次世代モビリティ。多様性と自由な風土がイノベーションの鍵に
当社は、二次電池分野で革新的な製品を開発し、民生用電子機器や産業機器の発展に大きく貢献してきた三洋電機、その技術を継承し発展させた一方で、創業以来100年以上に渡り電池で世の中を変えてきたパナソニック、そして電動車分野でリーダーシップを発揮してきたトヨタ自動車が結集して誕生した組織です。モビリティの電動化を実現する上で、これ以上ない強力なパートナーシップであると確信しています。
電池単体では最終的にエンドユーザーのもとには届きません。お客さまや地域ごとのニーズに応じてHEV、PHEV、BEVといったさまざまな形態に対応しながら、使いやすく魅力的な製品として完成度を高めることが非常に重要です。
パナソニックの電池技術とトヨタの自動車開発の専門性を融合させることで、他社にはない優れた電動車の開発が可能となる点が当社の強み。電池と車両の開発を一体化することが、強力な競争力を生み出すことにつながると考えています。
また、新しい組織であることも当社にとって大きな利点です。大企業を母体に持ちながらも、大きなビジョンの実現に向けて自由にチャレンジし、意見を交換し合える環境が整っています。
ビジョンに共感して新たに加わった仲間も増えてきました。トヨタやパナソニックにはない新しい視点や価値観が刺激となり、これまでにない化学反応を生み出しています。
さらに、多様性の向上とともに、互いを支え合う文化も形成されつつあります。まだ発展途上な部分もありますが、中途入社した社員たちからは「前職に比べて力を発揮しやすい」といった声も聞かれるようになりました。
これまでも、これからも、人こそが当社にとって最大の財産です。私がめざす、多様性に富んだ集団がワンチームとなってソリューションを生み出していくような「人を中心とした経営」が着実に実現しつつあることを実感しています。
全社一丸でめざす未来。社員一人ひとりがビジョンを共有し、大きな夢をかたちに
「かけがえのない地球 クリーンで豊かな社会を未来へ」というビジョンを達成するには、全社が一丸となる必要があります。社員が共通の想いを抱き、ワンチームとして最大の成果を発揮するために、これまでさまざまな取り組みを行ってきました。
会社が設立された当初の大きな問題の1つは、各部門が個別の業務に専念するあまり、全体の流れを把握できていないこと。部門間のつながりが見えにくいことが、生産性の低下を招く要因となっていました。
そこで、まず着手したのが組織設計の見直しです。たとえば、ものづくりの開発工程は、一般的には設計者、生産技術者、そして工場の生産部隊と役割ごとに分かれていますが、これを一元化しワンリーダー制にすることで、問題が発生してもすぐに解決できる体制を整えました。
また、スピード感も私がとくに大事にしてきたことの1つです。トヨタやパナソニックには大企業特有の進め方が存在し、時にはスピード感を持って進められないこともありました。
当社では立ち上げ当初から、ベンチャーのようなフットワークの軽さを強みにすることを目標としてきました。業務プロセスを大胆に見直し、仕事のやり方を変えてきたことで競争力が飛躍的に高まり、実際にこの数年間で実績も大きく向上しています。
こういった取り組みを推進するにも、ビジョンという大きな目的・大義の存在はとても重要です。全員が共通の想いに向かって一丸となることで、ワンチームでスピード感のある最適な業務プロセスの構築、その実行が可能になっていると考えています。
支え合う仲間やステークホルダーと築く、電池イノベーション
大きなビジョンはひとりの力だけで実現できるものではありません。広く仲間を募り、支えてくださる方々への感謝の気持ちも大切にしてきました。
当社には多くのステークホルダーが存在し、彼らと想いを共有することが大きな推進力になります。たとえば、当社は一般社団法人 電池サプライチェーン協議会に参画しており、私自身も会長代行を務めています。電池サプライチェーンに関わる200社以上の企業が、日本の社会をより良くするために、官民一体となった蓄電池戦略に向けて議論を重ねています。
理念に共鳴しながら共に働いてくれている従業員も同じく大切な仲間です。周囲への感謝と敬意がなければ、何事もうまく進まないと考えています。
壮大なビジョン実現への道程。挑戦、パッション、そしてチームワークでまだ見ぬ未来へ
当社は、そもそも新しいことに挑戦するために設立された会社です。あらゆる物事が急速に変化し、新たな課題が次々と浮上する環境の中では、社員一人ひとりが組織の枠を超えた実行力と広い視野を持って取り組まなくてはなりません。
そして、環境問題や社会的責任への関心が高まる中で、当社は電池の可能性を信じ、その課題解決に全力で取り組んできました。自社ビジョンを本気で実現したいという強いパッションを持って自発的に行動する。こうした姿勢こそが、個人や組織の成長を促進し、ひいては社会全体への貢献につながると考えています。
「プライムプラネットエナジー&ソリューションズ」は、壮大なビジョンの実現をめざす人の集まりです。そのため、あらゆる変化を受け入れ、楽しみ、挑戦そのものを経験して未知の世界を見てみたいという意欲のある方。仲間を大切にし、謙虚さと感謝の気持ちを忘れずに信念をしっかり持って働ける方と一緒に成長できることを楽しみにしています。
2050年には100兆円規模に成長し、地球環境を守る社会インフラとしての役割が期待される蓄電池産業。その可能性を共に切り拓いていきましょう。
※ 取材内容は2024年10月時点のものです

