より円滑な組織運営をめざして。幅広い業務に活かせる知識を自ら習得
──所属する部署の仕事内容について教えてください。
私が所属するビジネスマネジメントでは、ESD (内視鏡事業)とTSD(治療機器事業)の円滑な組織運営やミッション達成の支援を目的として、両事業のディビジョンヘッド(最高事業責任者)にレポートする役割を担っています。その中で現在主に担当している業務が、グローバルマネジメント会議の企画・運営と、事業横断的なプロジェクトの推進です。
まず、グローバルマネジメント会議の企画・運営としては、2022年4月に現在の部署へ異動して以来、1年間で約50件もの会議に携わってきました。この仕事は、単に会議を開催するための準備を行うことにとどまりません。当社の根幹である医療事業のさまざまな方向性を検討・判断する会議のため、その会議で達成したいゴールや運営上の課題について、ディビジョンヘッドと話し合うところからスタートします。
グローバル会議の企画・運営の方法を学ぶことに加え、マネジメントの皆さんの課題感や考え方に直接触れられる経験はとても貴重で、学ぶことがたくさんあります。
もう一つの役割である事業横断的な案件の推進は、会社間取引の対応を担当しています。会社間取引の具体的な業務としては、パートナー企業との提携のあり方を見直す案件を1年がかりで遂行しました。契約内容の整合から、社内コンセンサスの獲得、GEC(グループ経営執行会議)提案まで、幅広い業務に携わることができています。
──仕事をする上でどんなことを大切にしていますか?
常に向上心を忘れず、誰よりも勉強する姿勢を大切にしています。
私自身、20代というタイミングで、現在の仕事をするチャンスを得ることができました。しかし、経験値という意味では、まだまだ足りない部分が多いと考えているため、学び続けるということが重要だと考えています。
たとえば、会社間取引の対応では、社内の開発部門や法務部門、知財部門など多くの部署と連携する必要がありました。その中で、業務の質や効率を高めるために、各部署の業務に関連する専門知識や、コミュニケーションスキル、そして課題を解決する思考力など、もっと高めなければならないと思うことが多くありました。
また、グローバル会議の企画・運営の業務を通してマネジメントの皆さんと接していると、プレッシャーも大きく、未知の部分が多く、自分の未熟さを痛感することばかりです。しかし、せっかく貴重な経験をさせてもらっていると考えると、もっともっと学びたいという気持ちが高まるのを感じています。
そこで経営に関する幅広い知識を学ぼうと考え、2023年4月からビジネススクールに通いはじめました。現在はMBAの取得をめざして、終業後の時間と休日を活用して勉強に励んでいます。今後、ビジネススクールで学んだことは日々の職務に積極的に活かしていきたいですね。
医療の現場を知る営業を経て、患者さんとの関わりに想いを抱きビジネスマネジメントへ
──入社から今に至るまでどのような経験をされてきましたか?
2018年に新卒入社してからは、大阪と神戸の支店で約3年半、外科製品の営業を担当しました。医師とコミュニケーションを取りながら、製品に関する情報を提供するための医療機関への訪問や学会参加など、医療の最前線である現場で様々な経験をすることができました。
とくに、現場で実感したのは、当社が提供するソリューションが、病変の早期発見や診断、低侵襲治療の発展に大きく貢献しているという事実。その一方で、グローバル・メドテックカンパニーとして、もっともっと患者さんのお役に立つにはどうしたらよいかと考えるようになりました。入社から約3年半の現場での経験は、自分自身の働くことの基礎になっていると感じています。
そこでグローバル・メドテックカンパニーで仕事をする以上、グローバルな視点から幅広い業務に携わりたいと考え自ら異動を希望し、縁あってビジネスマネジメントの一員として新たなスタートをきることができました。当社のコアバリューの一つである「Long-term View」を大切に、長期的な視点で世界中の患者さんに最適なソリューションやサービスをご提供できるよう、ビジネスマネジメントを担当することでオリンパスの事業を支えていきたいと思っています。
──オリンパスで働く魅力について教えてください。
成長を後押ししてくれる上司や同僚がいることです。ビジネススクールに通うなど、私が常に学びたいという情熱を持ち続けられるのも、尊敬している先輩方のようになりたいと思うからこそ。私の能力を伸ばすためにいつも惜しみなく力を貸してくれることにとても感謝しています。また、これまでに私が先輩方にしてもらったことを、今後は後輩に還元していきたいですね。
オリンパスは100年以上の歴史があるため、伝統的な日本の企業というイメージがあるかもしれません。しかし2019年に掲げられた企業変革プラン「Transform Olympus」により、真のグローバル企業に向けて進化しており、一緒に働く仲間も、世界各地域に広がっており、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が増えています。多様性のある組織で働くことができるのも、現在のオリンパスの特長だと感じています。
また、テレワークやフレックスといった制度が充実しており、それらを実際に使っている人が多く、使える雰囲気があることも魅力だと思います。仕事をしながらビジネススクールで学ぶという選択を私ができたのは、そうした柔軟な働き方ができる制度のおかげです。入社6年目でも、マネジメントの皆さんと関わる重要な仕事を任せてもらっているので、チャンスを最大限に活かしてステップアップしていきたいと考えています。
世界を相手にキャリアの可能性に挑んでいく
──オリンパスに入社した理由を教えてください。
世界に挑戦できる企業で働きたいと考えてオリンパスに入社しました。日本の製造企業は世界に誇る技術力を持っていますが、経営戦略やビジネスモデルという観点では改善の余地があるのではないかという想いを学生のころからずっと持っていました。
また、日本は労働人口の減少や生産性の低さなど、経済構造においてさまざまな課題を抱えています。こうした問題を解決するには、社会全体が豊かにならなければならない、そのために日本企業は事業の価値を追求し、世界で輝く必要があると考えていました。
オリンパスの技術力だからこそ提供できる早期診断と低侵襲治療という価値によって、すでにグローバル企業として社会に貢献できていると思いますが、もっともっと成長できる可能性がたくさんあると思っています。その可能性を実現するために貢献したいと考え、入社を決めました。
──入社して6年が経ち、どのような心境の変化がありましたか?
大きくわけて2つあります。1つめは医療に対峙する姿勢の変化です。現場に立ち会う業務を約3年半経験したことで、オリンパスの事業を通じて医療水準の向上に貢献したいという気持ちがいっそう強くなりました。
2つめはグローバル志向がより高まったということ。業界屈指の技術力を誇るオリンパスが世界に挑戦するために、ビジネスマネジメントの一員として自分にできることがもっとあると考えるようになりました。私は入社6年目とまだまだ社会人経験は浅いですが、「自分がグローバル・メドテックカンパニーとしての発展を支えていくんだ」という気持ちで業務に取り組んでいます。
私は野球が好きなのですが、メジャーリーガーの大谷 翔平選手のように同世代でも世界を相手に戦っている日本人はたくさんいます。彼らの活躍を見ると自分自身にもできる!とパワーがわいてきます。私は大谷選手の一つ年下なのでとても共感し、同時に刺激を受けます。
若手だからと臆せずに自分の志を大切にしたい。オリンパスの先をいく大規模なグローバル企業をいつか超えてみせるという気概で、キャリアを積んでいきたいと思います。“憧れていては超えられないので”、ですね。
世界一流の技術力をビジネス価値として活かせるよう、自分にできることを
──今後の展望を教えてください。
短期的には、現在、所属しているビジネスマネジメントのミッション達成にコミットしていきたいです。ESDとTSDの円滑な組織運営をめざして、課題の抽出から意思決定までのプロセスが効率的かつ効果的に行われるように支えていきたいと考えています。そのためにもコミュニケーションスキルや調整力はとことん磨いていきたいです。
さらに、業務を通して組織がどのように動いているのか、トップマネジメントがどのような考えを持って意思決定しているのかといった大局的な視点を養いたいです。
そして長期的な視点では、オリンパスの成長によって日本経済にインパクトを与えられるよう、グローバル・メドテックカンパニーとしてのさらなる進化に寄与することです。残りの社会人人生は何十年もあるので、「Long-term View」で私自身が世界に挑み、「オリンパスから日本を変える!」という意気込みで向かっていきます。それを考えるとわくわくしますね。
当社が提供する病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に貢献するソリューションやサービスは、今後は先進国だけでなく途上国でもニーズが高まっていくはずです。そうしたニーズにいち早く応えることで、医療においてグローバルな貢献ができるポテンシャルはまだまだあると感じています。
また、AIやICT、ロボティクスなどの最新技術を活用したイノベーションの創出に取り組んでいますが、そうした取り組みが加速すれば、オリンパスは飛躍的に成長できると考えています。
そうした可能性を実現するためにも私が大切だと思っているのは、患者さんやユーザー視点を忘れないこと、そして社内の多様性を活かすこと。シナジーによって新しいアイデアを生み出し、顧客の幅広いニーズに応えられる組織環境が整えられるよう、ビジネスマネジメントの一員として尽力していきたいです。
100年以上の歴史を持つオリンパスが培ってきた技術力は世界一流です。それをビジネスの価値として活せるよう、まずは私自身にできることから始めていく必要があると思っています。
そのためにも実務経験を積むだけでなく、現在通っているビジネススクールでグローバルスタンダードな経営理論を勉強するなど、世の中の進化することにあわせて、自分自身も常に向上心を持って成長し続けたいです。これからも志を高く持ち、世界に挑むオリンパスの発展に貢献していきたいです。
※ 記載内容は2023年6月時点のものです

