顧客価値の最大化をめざし、クロスファンクショナルなオペレーションを推進
顧客価値の最大化と収益最適化をめざし、Notionでは営業、製品、マーケティング、カスタマーサクセスなどの機能を統合したレベニュー組織(RevOps)を構築。そこでヨウはセールスイネーブルメントを、坂本はカスタマーサクセス(以下、CS)を、廣瀬はインサイドセールスをそれぞれ担当しています。
ヨウ:私が所属する部門の主な役割は、営業チームの効率と成果の最大化です。包括的な研修プログラムの設計、各部門と連携したオンボーディングやトレーニング、新しいツールの導入を含むイネーブルメントリソースとプログラムの開発、営業リーダーシップとの関係構築によるニーズ分析、プログラムの効果測定指標の作成などを行っています。
これらの取り組みを通じて、営業チームのアカウント管理、商談推進、価値提案のスキル向上を支援し、最終的には育成期間の短縮と目標達成率の向上をめざしています。
坂本:CSの主な業務は導入後の顧客支援です。初期セットアップやトレーニングなどのオンボーディングプロセスに加え、Notionのより効果的な活用のためのアドバイスやコンサルテーションを提供しています。ワークショップの開催など、顧客のゴール達成に向けてNotionの活用を促進する施策を展開しています。
廣瀬:私はインサイドセールスを担当しています。メール、電話、Web会議システムを通じて新規・既存顧客にアプローチし、営業担当者につないで商談機会を創出することが主な業務です。
クロスファンクショナルなオペレーションでGTM(Go-to-Market)戦略を推進する3人。日常的に密接な連携を図っています。
廣瀬:ヨウさんからは顧客提案や交渉スキルに関するコーチングを受けています。坂本さんとは直接的な業務連携は少ないものの、新規顧客開拓に向けた分析チームで協働するなど、頻繁に意見交換しています。
坂本:廣瀬さんのスケジュールをたまたま確認した時、私が詳しい業界の顧客との商談予定があることを知って、想定される課題などの情報を共有させてもらったことがありましたね。今後もこうした部署を超えた連携を推進していくつもりです。
各機能において重要な役割を果たす3人。それぞれ大切にしていることがあります。
ヨウ:営業担当者の多くはトレーニングよりも営業活動を優先したいはずです。そのため、実践において効果を実感しやすい研修設計に注力しています。また、定量的・定性的なサーベイを通じてトレーニングの効果を測定し、内容の改善にも努めています。
坂本:顧客対応では、要望の背景にある真の意図を理解することを心がけています。これは、顧客の要望と真のゴールが必ずしも一致するわけではないためです。
一方、社内では部門横断的なコラボレーションを促進しています。これにより仕事の楽しさが増し、より効果的な施策を生み出せると考えています。
廣瀬:私がもっとも重視しているのは即時対応と丁寧なコミュニケーションです。社内外問わず、回答に時間を要する問い合わせや依頼があれば、回答のタイムラインを先にお伝えするなど、初期対応を迅速に行うことで、信頼関係の構築に努めています。
異業種でのキャリアを経て、Notionへ。多彩な経験と才能がひとつに
2023年にNotionに入社した3人。前職での経験が現在の職務に大いに活かされていると語ります。
廣瀬:外資系化学メーカーに新卒入社し、法人向けフィールドセールスとして新規顧客開拓から受注後のフォローアップまで幅広く経験しました。
ファーストコールでニーズのヒアリングを行う際など、顧客との対話が日常的だった前職での経験が大いに役立っています。
また、ベテランから若手まで幅広いメンバーが所属するプロジェクトのマネジメントを経験したこと、とくにコロナ禍でサイロ化しがちな環境下でチームの活性化に注力してきたことが、現在のチームワーク構築に活きていると感じます。
坂本:私は新卒でコンサルファームに入社し、デジタルトランスフォーメーション、新規事業立ち上げ、デジタルマーケティングのコンサルティングに従事しました。
コンサルタントとCSはまったく異なる業種ですが、顧客が実現したいゴールに対して最適なソリューションを提案する点で共通しています。要望に対して批判的思考で真の目的を深掘りする姿勢を学べたことは非常に有益でした。
さらに、Notion入社前にスペインでMBAを取得しましたが、そこで学んだアントレプレナーシップの知識、とくに成長する組織におけるリーダーシップについて実践的に学んだ経験は、まさに拡大フェーズにある現在のNotionで活かされています。
ヨウ:メーカー、SaaS企業、総合テクノロジー企業の戦略部門でデータ分析、戦略策定、組織設計を担当してきました。
とくにトレーニングプログラムの設計において、データを起点としたアプローチを活用できる点に自分の強みがあると感じています。また、プログラムマネージャーとして具体的な施策を立案した経験が、現在のトレーニングプログラムの設計思想に反映されています。
異なる業界でキャリアを積んだ3人。入社を決めた理由もそれぞれでした。
ヨウ:世界的な企業ランキングにおいてさまざまな観点で高評価を受ける革新的な企業である点にまず惹かれました。また戦略策定だけでなく、実行プロセスにも関与できるポジション、さらに多言語スキルを活かし、より広い領域で活躍できる環境にも魅力を感じ、入社を決めました。あとはもちろん人ですね。
坂本:プロダクトへの愛着が最大の理由です。加えて、Notionが掲げる「誰もが思い描いたソフトウェアを自由自在に組み立てることができれば、世界はより多くを実現できる」というミッションに深く共感したこと、コンサルティング経験やMBAで学んだスキルを活かせる環境があると感じたことも入社の決め手になりました。
廣瀬:IT業界への転身において、数ある企業の中でNotionを選んだのは、プロダクトの柔軟で幅広い活用性と、そのプロダクトを中心とした熱心なコミュニティを形成している点に魅力を感じたからです。何より一番の決め手は、選考の中で出会った社員の人たちが、皆温かくプロフェッショナルで、この人たちと一緒に働きたいと思ったことです。
共通のミッション実現をめざす高いモチベーションが組織成長の原動力に
入社後、新たな業務に挑戦することになった3人。充実したオンボーディングプログラムのもとで着実に成長を果たしてきました。
廣瀬:上司と先輩方、他チームの方々のサポートに助けられてきました。しかし、ただ見聞きするだけでは覚えられません。上司に同席してもらい、なるべく早く自身のファーストコールに挑戦したり、疑問があればすぐに相談して解決したりと、自ら動いて場数を踏むことを重視しました。
坂本:私はまず先輩のコール録画を徹底的に研究し、疑問点を上司に相談しながらコンサルテーションスキルを習得しました。一方、顧客からの機能や活用法の問い合わせへの対応については、Notion AIや社内チャットツールを積極活用することで、効率的に学ぶことができました。
特定の顧客を深く掘り下げるコンサル的なアプローチから、幅広い顧客に対応するCS的なアプローチへの転換には苦労しましたが、徐々に適応できています。
ヨウ:私はロールの変更と担当地域の拡大に対応するために、まず各ステークホルダーと議論することから着手しました。リージョンごとにジェネラルマネージャーのプライオリティは異なります。偏りのないバランスの取れたプログラムの作成に注力しました。
Notion Japanが設立されたのは3人が入社する約1年前。当時の組織体制の成熟度に対しては三者三様の印象を持つ一方、働きやすさや風土については次のように意見を同じくします。
廣瀬:私は育休からの復帰と同時に入社しました。ワーキングマザーとして新たなスタートを切りましたが、個人の事情に合わせた柔軟な働き方を寛容に受け入れてくれる環境があり、ライフステージに関係なく自分らしく働けています。
もっとも素晴らしいと感じるのは人材に対する会社の姿勢です。モチベーションが向上するようなイベントや社内交流の機会が多くあり、人を大切にする文化があると感じます。
坂本:Notionの特筆すべき点は、社内に協力的なメンバーが多いことです。大半が米国在住のメンバーであるにもかかわらず、異なる部門間の連携がうまく機能しています。
CSの観点からとくに印象的なのは、顧客からのフィードバックに対するプロダクトチームの対応の速さです。全社員が共通のミッション達成に向け一丸となって邁進している印象を受けます。
ヨウ:国内外を問わず、社員のモチベーションの高さにNotionの特長があると考えています。米国のメンバーに送った質問への返答が翌朝に届く状況は、私のこれまでの長いグローバル企業での経験の中でもNotionが初めてです。
また最近、海外メンバーと直接会う機会があり、プロダクトチームを含むさまざまな部門の社員が、優れた製品の開発や顧客満足度の向上に対して非常に高い意欲を持っていることをあらためて実感しました。安心して営業活動に専念できる環境があると感じています。
4つのバリューが導く無限の可能性。個人と組織が共進化できる未来に向けて
入社して約1年になる3人。それぞれがNotionのバリューに共感し、また日々の業務の中でそれらを体現してきました。
ヨウ:4つあるバリューの中で、私はとくに「私たちは真実の探求者である」を重視しています。たとえば、データを起点として営業チームに真に有益なトレーニングプログラムを設計することは、まさにこの理念の実践です。適切なソリューションの創出は、真実の探求プロセスそのものだと考えています。
坂本:私は「私たちはミッションのオーナーである」を強く意識しています。私たちのミッションと顧客のゴール達成を考えた時、単に顧客の要望に応えるだけでは不十分です。「誰もが思い描いたソフトウェアを自由自在に組み立てるようになる」というミッションのオーナーとして、顧客が自走できる状態をつくることがもっとも重要だと思っています。
また、「私たちはペースセッターである」にも深く共感しています。自らリーダーシップを発揮し、顧客をドライブし続けることがCSの役割だと考えているからです。
廣瀬:私は「私たちはミッションのオーナーである」に、すべてのバリューが包含されると感じ、これを自身の指針としています。ミッションに共感しそのオーナーとなれば、自ずとペースセッターになるし、周囲に対して思いやりを持って率直に接し、真実を探求することにつながると考えています。
そんな3人がめざす将来像とは。自身と組織の未来をこう展望します。
坂本:現在、日本とAPACリージョンのCS組織の立ち上げを準備しており、国内の成功事例を集めてプレイブック化し、グローバルに展開する計画です。業界経験の有無は問いません。Notionのミッションに共感し、高い志を持って行動できる人材を求めています。
廣瀬:インサイドセールスのスペシャリストをめざしています。顧客接点の最前線として、より多くの顧客にアプローチし、ビジネスニーズに即したプロダクト価値を提供できるトップパフォーマーになることが目標です。
坂本さんと同じく、私たちの部門でも業界経験は不問です。相互尊重の精神を持ち、迅速に行動できる方との出会いを楽しみにしています。
ヨウ:「セールスイネーブルメントの理想像は、映画『STAR WARS』のマスター・ヨーダ」と言われ、わかりやすいなと思った記憶があります。戦略的助言者でありながら、実践の場では卓越したスキルを発揮する存在です。単なる相談役やトレーニングプログラムの企画者ではなく、実践力を備えたスペシャリストでありたいです。
※ 記載内容は2024年7月時点のものです
