リーダーとして通信指令システムのプロジェクトマネジメントに従事
パブリック事業部の官公ソリューション事業部内には、全国の都道府県警察を対象に、それぞれのシステムごとに分かれて活動しています。その中で、私が関わるのは通信指令システムと呼ばれるシステム。現在は、提案・開発・保守に携わっています。
通信指令システムを担当するグループのメンバーの数は約30名。私はプロジェクトリーダーとして、プロジェクトをマネジメントする業務に従事しています。
通信指令システムの開発には半年から1年ほど時間がかかります。また、24時間、365日稼働し続けるシステムのため、システム納品後もシステムのメンテナンスといった保守業務が発生します。そのため、お客様先に赴いて作業することが多く、お客様と直接会話する機会が少なくありません。
お客様の中にはパソコン操作に慣れていない方もいらっしゃるので、キーボードの使い方など基本的なことからお教えすることもあります。どうしたらうまく伝わるかを考えながら、お客様の目線になって考えるように心がけています。
風通しの良い環境で社会貢献ができる仕事を求めこの会社へ
学生時代からSEになりたいという夢は漠然とですが持っていて、大学ではプログラミングを学びました。インターンシップなどに参加するうちに、ITが欠かせない世の中になったことを実感し、SIer企業への入社を考えるようになりました。
就活中に軸としていたことは、ふたつあります。ひとつ目は、社会に貢献している実感が得られる仕事ができるかどうか。社会の“縁の下の力持ち”のような存在になれたらという想いがあって、それが実現できる企業を探していました。
ふたつ目は、風通しの良い職場で仕事ができるかどうか。多少の厳しさはあったとしても、上司がこちらの話を聞いてくれたり、助言してくれたり。キャリアのことも含め、生産的なコミュニケーションができるような環境で働きたいと思っていました。
そんな自分の価値観に最もフィットすると思えたのが、NECソリューションイノベータでした。当社は官公庁に強いイメージがありましたし、OBやOGを訪問したり、大学に来てくださった方のお話を聞いたり、採用面接を受けたりするうちに、社風と自分の相性の良さを感じたんです。出会った方々と一緒に仕事をするところがはっきりイメージできたことから、入社を決めました。
当社が、官公庁の中でもとくに警察のシステムに強みがあると知ったのは入社後のこと。配属面談では、社会への影響力が大きく、大規模なシステムを担当したいと伝えたところ、希望がかなう形で通信指令システムを担当することになりました。
2017年に新卒で入社して以来、通信指令システムの開発に関わってきました。約3年間、全国の都道府県警察の通信指令システムのアプリ開発に携わっています。私はその後2020年に九州支社に異動になりました。通信指令システムには、通報者の場所を特定するための地図機能などさまざまな機能があり、そのうちの事案機能について学びたいというのが目的でした。事案機能とは、110番の通報内容から事案としてシステムに登録する機能のことであり、通信指令システムの根幹の機能です。
九州支社への異動は、先に同支社に移っていたかつての上司から声をかけてもらったことがきっかけでした。その話をもらったこと、自分にも異動の意志があることを当時の上司に伝えたところ、ふたりの上司が動いてくれたおかげで異動が実現しました。入社前に感じていた通り、NECソリューションイノベータには風通しの良い環境があると思いますし、社員の成長を後押しする文化が浸透していると感じます。
市民から近いところで役立つシステムに関われることがやりがいに
九州支社で事案機能を経験できたことが、いまプロジェクトリーダーを務める上でとても生きていると思います。事案機能は、通信指令システムの中でもお客様が一番操作する機能。そのため、お客様がシステムをどのように運用しているのかがとても見えやすいことが特徴です。システムの要望を直接お聞きする機会も多く、都道府県警察ごとの運用の違いや、お客様がどんなこだわりをもちながら仕事をされているかを知ることができたのも収穫でした。
入社2年目に担当した案件のことも印象に残っています。通信指令システムのリプレース案件では、当社のシステムを更新するのが一般的。そのため、カスタマイズが必要になるケースが少ないのですが、そのときは他社製のシステムからの移行だったんです。通信指令システムとしては10年ぶりとなるそうで、社会人2年目にして難易度の高い案件を経験しました。
まったく新しいシステムへの切り替えですから、画面も何もかもが変わります。お客様が使い慣れたものを刷新することになるので、切り替え後のリスクを低減するためにさまざまな工夫が求められました。当時のプロジェクトリーダーのそばで、プロジェクトリーダーの立ち回り方などを見させてもらえたことで多くの学びや気づきがあり、とても勉強になったなと思っています。
2022年からはプロジェクトリーダーを務めています。いまはプロジェクトリーダーとして、プロジェクトが円滑に進むように計画を立てたり、その計画を進める上での課題を解決したりすることが必要であると感じます。また、関わる人の範囲も大幅に広くなったことから、以前よりも高い視座と調整力が求められていると感じます。
プロジェクトリーダーになってからは、お客様との関わりもますます密度を増してきました。以前もお客様とお話しする機会はありましたが、いまはシステム全体の仕様を理解した上で、お客様と仕様要件について詰めていかなくてはなりません。お客様先に常駐しカンヅメ状態になることも多く、精神的にも体力的にも厳しさは増していて、以前にはない仕事の難しさを感じています。
一方で、通信指令システムは、1分1秒を争うような現場で使われているため、止めることは絶対に許されないシステム。市民の皆さんから近いところで機能するシステムということもあり、大きな責任を感じます。
社会や市民の皆さんに貢献したいという想いがあり、システムをより良くしていくことで、社会の安全に一部でも貢献できていると思えることが、やりがいになっています。とくに、システムを使用する通信指令室で、実際にお客様が110番を受理しながらシステムを操作しているところを見ると、仕事へのモチベーションがよりいっそう高まるのを感じますね。
プロジェクトリーダーとして経験値を積むことが目標。他社からのリプレース案件にも意欲
プロジェクトリーダーを始めてまだ間もないので、今後も複数の案件に対応していきたいと思っています。機会があれば、2年目で経験したような他社システムからのリプレース案件のプロジェクトリーダーを務めてみたいですね。
自分には負けず嫌いなところがあって、「こんなことがやれたらいいのに」「こうしたら1分1秒を縮められるんだよ」といった具合にお客様から要望をいただくと、なんとしても実現してやろうという気持ちになるんです。もしかしたら、それが自分の強みかもしれません。だとしたら、そこは今後も活かしていけるといいですね。
NECソリューションイノベータに入ってみて感じるのは、大企業ならではの大規模な案件を多数手がけているという充実感。また、社内の雰囲気も良く、積極的に意見することが歓迎されたり、やりたいことを後押ししてくれる文化もあります。かつての自分がそうであったように、大規模なシステムに携わりながら、積極的にいろんなことに挑戦してみたいと考えている人には、うってつけの環境だと思います。
※ 記載内容は2023年6月時点のものです。

