育児ERGは、関東を中心に北陸、九州等、全国各地からメンバーが参加して活動しています。育児ERGミーティングの中で、昨今の洪水や地震の災害から「子ども用の防災用品や、防災グッズを用意しているか?」という話題になったとき、通常の防災グッズは用意していても「子ども」に特化した用意をあまりしていなかったという気づきに出会いました。
子どものいる家庭に必要な防災グッズは何かを考える中、当社製品もローリングストックすることで、防災食品として十分対応できること、「普段から食べているお菓子」は非常時の心の安定につながることがわかりました。そこで、今月(9月)の防災月間中に、まずは防災について家庭で考えるきかっけにしたいと、育児ERGメンバー5名とその家族で「子ども用手作り防災リュックづくり」に挑戦しました。
今回は、基本的な水や食料等の防災製品は避難用品として準備・ストックしている前提で、お菓子等を中心に非常時に持っていきたいものを詰めて、子ども防災リュックとしました。
◆今回作った「手づくり防災リュック」の作り方
【用意するもの】
・チャック付き袋 ・紐(1.5m程度)
・透明テープ(紐を止める用) ・お菓子
【作り方】
①お店でお菓子を購入するときは、目的を説明し、普段買っているなじみのあるものにしました。賞味期限を確認し、比較的長いもの、保存場所の温度変化等に耐えられるか等を親子で話し合いながら行いました。
②防災リュックづくり
チャック付き袋に一番短い賞味期限を記入し、絵などを書いて楽しく・わかりやすくする。紐の長さを調整し、テープで紐を止める。パンチなどで穴をあけて紐を通すとよりしっかりしました。袋に賞味期限を書くと、買い替えの時期がわかりやすいのでおすすめです。
③リュックの完成
作った防災リュックにお菓子を入れます。一緒に避難時に持っていきたい文房具や遊び道具・マスコット等を入れるのもとても良いですが重くない量にしました。
それぞれの家庭無事に完成させることができました!
手づくり防災リュックを作る中でさまざまな発見があり、避難所での生活を考えて折り紙を入れたり、避難先や家族の連絡先を記入した「防災のしおり」を作って入れたり……と、工夫して各家庭に合わせた手づくり防災リュックが完成しました。
★子どもの感想
・お菓子が防災リュックの中に入れられて安心。防災セットを作るのは楽しかった。賞味期限が近づいたら全部食べる!
・リュックが可愛くできてうれしかった。賞味期限が思っていたより長かった。パパ・ママが作っている商品があったからいれた。また作りたい。
★ 大人の感想
・うちの子は定型っ子なのでいつもと違う物は苦手なタイプです。だからこそ、いつも食べているお菓子が防災用品であることで安心感を得られたようです。
・我が家は、防災について初めて伝える機会でした。保育園で避難訓練はありますが、災害が何なのかまだよくわかっていない年齢です。「どうしてお菓子なの?保育園では避難訓練の時お菓子たべないよ」と言われ、防災リュックについての説明の難しさを感じました。大雨・雷・台風など、子どもが体験したことのあることで、災害につながりそうな身近な現象が実際に起きた時、また避難について伝えようと思いました。
普段、防災用品の見直しをしたり、家族で話し合う機会があまりない中で、今回の企画は比較的簡単に取り組めて、手づくり防災リュックづくりにチャレンジしたことで、「家族で防災と向き合う時間ができてよかった」と、どの家庭からも意見が出ました。
今回の取り組みを通じて、いつも食べているお菓子が防災に役立つこということを学ぶことができました。小さなお子さんがいるご家庭は、災害時の不安がとくに大きいのではないかと思いますが、身近なお菓子等を防災のための備蓄にする第一歩として、「手づくり防災リュックづくり」は取り掛かりやすいのではないでしょうか。ぜひ、みなさんのご家庭でも実践してみていただければと思います。
