賃貸マンションや有料老人ホームの開発・管理に従事。責任者としてメンバーをサポート
私は事業開発本部住宅開発部・賃貸シニア営業チームの課長代理として、現在総勢7人で業務を行っています。当チームの主な業務は賃貸マンションおよび有料老人ホームの開発・運営管理です。
賃貸マンション分野では、九州をはじめ関東・関西などさまざまなエリアで事業を展開しており、当チームは開発用地取得以降のフェーズから携わっています。その物件の立地環境やマーケット分析などを行い、どのようなターゲット・コンセプトのマンションを作るか、どのような間取りや設備仕様にするかなどを詳細に検討し、決定していきます。また、建物竣工後も長期にわたり競争力と資産価値を維持できる住まいをめざし、管理会社と協力しながら運営管理にも注力しています。
当社の賃貸マンションは、分譲マンションさながらの上質感のあるデザインが特徴。住んでいる方や地域の方にも愛されるような建物をめざして、内装はもちろんのこと外観や植栽にも力を入れているんです。さらに、当チームでは開発・運営管理だけでなく、グループ会社が運用する私募リートなどへの物件売却業務も担っています。
一方、有料老人ホーム分野は福岡都市圏を中心に展開。マンション事業で培ってきた住まいづくりのノウハウを結集し、安心・安全で快適な住まいを提供しています。見学にいらっしゃる方々が「老人ホームに対する意識が変わった」とおっしゃってくれることも多く、入居者の方にとって質の高い住まいを提供できていると自負しています。
このチームに配属される前は分譲マンションやホテルの開発など各プロジェクトの担当者として奔走していましたが、2021年に当チームに責任者として配属されました。担当者と責任者とでは、任される仕事のベクトルが異なると感じています。
担当者時代は1つのプロジェクトを成功させるために、自分で考え、動くことが何より大切でした。しかし、責任者になるとチーム全体のレベルアップが求められます。当チームには社歴の浅い方からベテランの方までさまざまなメンバーがいますので、それぞれが自身の力を存分に発揮できるよう、サポートするのが責任者の務め。プレイヤーとしてではなく、マネージャーとしてチームのパフォーマンスを最大化できるようになることが今の目標の1つです。
東京に来て感じた「まちづくり」の素晴らしさ。大学院で建築を学びデベロッパーへ
私が「まちづくり」に興味を持ったのは大学時代のこと。大学進学を機に福岡県から東京都へと引っ越し、都会のまちづくりに興味を抱くようになりました。当時は六本木にミッドタウンができたり、丸の内ビルの再開発が行われていたり、東京の街が新たに生まれ変わる時代でもありました。不動産開発が進んでいくのと同時に街が活気付いていく様子に感動し、デベロッパーという職業を志望するようになりました。
もともと文系の大学に進学していましたが、「まちづくりに関わりたい」という思いから建築についても深く学ぼうと考え、建築系の大学院にも進学。就職活動では全国各地の不動産開発を手がけている企業を受けました。その中の1つが九州旅客鉄道株式会社(以下、JR九州)です。
当時、特別「地元で就職したい」という思いはありませんでしたが、東京で暮らした数年間の影響もあり、「九州地方のまちづくりはまだまだ遅れている」と課題に思う気持ちは持っていました。そこで「東京で見てきたもの、感じたものを生かして、地元に貢献したい」と考え、当社への就職を決意しました。
こうして2010年に入社した私ですが、入社から2年間は企業理解のために鉄道業務に従事。他の企業に入社したデベロッパー志望の友人が着々と経験を積む中、「自分は何をしているんだろう」と思い悩んだこともあります。しかし、当社のメイン業務である鉄道業務を経験できたこと、そして鉄道部門に多くの知り合いができたことは今の業務に生かされていると感じます。今でも駅や周辺で不動産開発を行う際は、当時お世話になった鉄道業務のメンバーとの連携がとりやすく、助かっていますね。
2年間の鉄道業務経験の末、不動産開発などを取り扱う「事業開発本部」へと配属された時はとてもうれしかったですね。もともとデベロッパー志望で入社したとはいえ、希望した部署に配属される保証はありませんでしたから。ほっと胸を撫で下ろしたと同時に、「やっとやりたいことができるぞ」と心が躍ったのを覚えています。
お客さまにも企業にも自分にも価値がある建物づくりを。「三方よし」にかける思い
事業開発本部へ配属後は、まず分譲マンションの開発・販売業務に従事し、その後はホテルの開発に、そして現在は賃貸マンションおよび有料老人ホームの開発や運営管理に携わってきました。どれも同じ不動産で似ている点もありますが、それぞれで求められることは違うため、勉強の連続ですね。
お客さまが毎日を過ごすマンションでは「暮らしやすさ」を意識した設計や管理が必要ですが、ターゲットによって求められる要素は異なりますし、お客さまが非日常を楽しむホテルでは「特別感」を演出していく必要があります。また、ホテルの場合は、接客やレストランのお料理など、オペレーション面にも考慮する必要がありました。
そんな私が業務を行う上でとくに大切にしていることは、自分なりに解釈した「三方よし」という言葉。この言葉は、もともと現在の滋賀県にあたる近江国(おうみのくに)を拠点に行商をしていた近江商人(おうみしょうにん)の言葉で「売り手によし、買い手によし、世間によし」という意味で使われていたと言います。
しかし、私の思う「三方よし」は「お客さまや地域の皆さまにも、企業にも価値を与えられ、なおかつ自分自身も納得のできる仕事をすること」。具体的にはまず1つめに、お客さまや地域の皆さまにとって価値のある不動産を提供していきたいという思いがあります。自分が開発に携わった建物が実際にそこで住む方々や地域の皆さまに使われている様子を見ると、やはりうれしい気持ちになりますね。
2つめに意識していることは当社が目標とする利益を上げること。賃貸マンションの場合であれば、入居率をしっかり維持することや「家賃は適正か」「無駄な費用はかかっていないか」といった収支管理をしっかり行い、不動産価値の最大化を図ることが大切であると考えています。
そして3つめは「自分の思い」を大切にすること。不動産は読んで字のごとく動かすことができず、何十年もその場所に残るものです。長く残るものだからこそ、自分自身の「こうしたい」という思いは大切にし、自信を持てるものを提供したい。もちろん自身のすベての希望を盛り込めるわけではありませんが、「言われたことをただやる」という姿勢ではなく、「自分がこうしたいから、行動するんだ」という気持ちがあるだけでも、仕事に対する姿勢は大きく変わると感じます。
全国の不動産開発を担うJR九州をめざして。デベロッパーとしてさらに成長したい
「地元のまちづくりに貢献したい」──そんな思いで当社に入社した私。その思いを胸に、これまでさまざまなプロジェクトに関わってきましたが、まだまだ首都圏のデベロッパーと比較してしまうと、当社には足りない部分がたくさんあると感じています。鉄道会社の一事業部として、その良さを生かしながら、専業のデベロッパーにも負けないスキルや知識を身につけていくことが今後の目標です。
また当社は拠点を九州に置いていることもあり、これまで主に九州地方を中心として不動産開発を行ってきました。少しずつ関東・関西地方にも手を広げてはいますが、こちらもまだまだこれから。今後は全国で活躍できるデベロッパーをめざし、「全国の不動産開発を担うJR九州」になっていきたいですね。
そのために、今私が一緒に働きたいと思うのは、何に対してもチャレンジングな方。私自身、自分の思いを大切にして業務にあたっているので、後進の方にも多少生意気に感じられても、自分の思いをしっかり持っていてほしいですね。その思いが業務を進めていく上でもきっと役に立つと思います。
また、日々の業務に手を抜かず、コツコツと取り組むことができる方も大歓迎です。不動産業界に限らずどんな業界でもそうかもしれませんが、仕事で成果を出すためには日々の細やかなルーティンワークを継続することが欠かせません。地道な作業を積み上げてこそ、大きな花が開くもの。一つひとつの仕事を着実にこなせる方と一緒に、大きな夢を叶えていけたらうれしいです。
※ 記載内容は2024年6月時点のものです

