ポジティブな姿勢と体力が武器。ビジネスパートナーの想いにスピード感をもって応える
2022年12月現在、関西事業部 関西クラウドソリューショングループでプロジェクトマネージャー(PM)兼プリセールスを務めるK.N.。同グループの中でも、クラウド・モバイル・IoTをテーマとするテクニカルチームで、複数のプロジェクトのマネージャーを担当している。
K.N. 「大切な上司、同僚、後輩に喜んでもらうためにしっかり貢献することを常に意識して仕事に取り組んでいます。私の武器は、ポジティブな姿勢と体力があること。だからこそ、困難に直面したとしても、自分の中で限界を決めず、多少無理をしてでも挑戦する姿勢を大事にしています」
K.N.が率いるIoTチームでは、「Beacapp Here」の運用保守と開発を行うプロジェクトを推進している。
「Beacapp Here」は、ビーコンとスマートフォンを使って、マップ上で所在地を確認できるクラウドサービスだ。同サービスを提供する株式会社ビーキャップ(以下、ビーキャップ)とJMASは業務資本提携を締結し、アプリケーションの開発と運用保守をJMASが請け負っている。
K.N. 「ビーキャップ様は、『あらゆる現場を可視化する』をスローガンに、オフィスのDX事業を急成長させ、オフィス向け屋内位置情報サービスの導入社数およびユーザー数においてNo.1(※2021年11月時点(株)東京商工リサーチ調べ)を獲得している勢いのある企業。だからこそ、新サービスをお客様へいち早く提供したいという強い想いがあります。われわれもその想いに応えるべく、日々スピード感を持って行動しています。
Beacapp Hereの導入案件で、お客様側の検討期間が短く、すぐにでも提案資料を提示しなければならないことがありました。それまでのBeacapp Hereにはない運用を伴う新しいサービス形態の提案が必要な難しい対応でしたが、ビーキャップ様からも本案件のビジネス的な重要度も伺っていたため、短納期ではありましたが、チームメンバーと協力して、システム構成や必要な予算などをまとめた提案資料を急ピッチで作成し、期限よりも大幅に前倒しで提示しました。
IoTチームをはじめ関西事業部はお客様との距離感が大変近く、お客様のビジネスを支えている責任と自負があります。また普段から少数精鋭体制でお客様のニーズに対応しているため、こういったフレキシブルな対応を得意としています。このときもタイムリーな提案を実現できたことで、結果的に案件を受注できました。ビーキャップ様からも感謝をしてもらえたので、チーム一丸となって頑張って良かったと思いました」
システムの基本的な考え方を蓄積。システムのあるべき姿を考える軸を身につけた
K.N.は2010年に新卒でJMASに入社し、東京本社に配属された。そして、当時の部長に直談判し、基盤グループに入った。その背景には、システム基盤の設計・構築を進める際の基本的な考え方を学び、普遍的で応用の利く技術を身につけたいという想いがあった。
そして、基盤グループに入って数年間、大手通信キャリアのプロジェクトに携わった。日本でも有数の大規模なプロジェクトで、JMASはWebのシステム方式設計を行うチームで活動していた。
K.N. 「ここでの経験を通して、システムの基本的な考え方を蓄積できました。その点で基盤グループに入ったことは、正解だったと思います。基盤グループ時代の活動が、システムとはどういうものか、どうあるべきものかを考える軸になっています」
次に、システムインテグレーターのシステム開発部門向けに開発のフレームワークを作成するプロジェクトに参画。Spring Frameworkをベースにした、フレームワークの作成にあたって、調査・検討から開発までを進めるというプロジェクトだ。
K.N. 「当時、Spring Frameworkが日本で流行し始めていた時期でした。流行に先立って調査を進め、実際に使ってみて、先進技術を研究できたのは良い経験になりました」
その後、大手流通グループのオムニチャネルサイトや、誰もが知るショッピングモールのECサイトの構築といった大規模プロジェクトに参画した。
K.N. 「今までの基盤グループではシステムの根っこの部分を担当していましたが、ECサイトの構築プロジェクトではBtoC、かつ実際にエンドユーザーが見る画面の設計など、いわゆる業務レイヤーに関するシステムの開発に携わりました。未経験でしたが、持ち前のポジティブな姿勢と体力で挑戦し、無事リリースできました。
東京本社で、さまざまなプロジェクトでの開発経験を経て、エンジニアとして重要な基礎をしっかりと蓄積できました」
そして、子どもが生まれたことを機に、地元の関西にある大阪支社への異動を自ら申し出て、これらのプロジェクトが落ち着いたタイミングで異動となった。
お客様に寄り添い、価値観を共有する。プロジェクトを成功へ導くために重視すること
大阪支社へ配属後、東京勤務時代に参画していたショッピングモールのECサイト構築を関西事業部にてリモートで進めるというプロジェクトに、初めてプロジェクトマネージャーの立場で参画した。本プロジェクトでは、高品質を担保してリリースできたものの、自身のマネジメントスキル不足により、プロジェクトの収益を悪化させ、チームメンバーの負担も過大にして疲弊させてしまったと振り返る。
K.N. 「このときに、マネジメントは今までのリーダーとしての延長ではダメなんだということを突きつけられました。リーダーとして『俺の背中についてこい!』という意気込みでメンバーを守りつつ、鼓舞しつつ、責任を持って引っ張っていたつもりでしたが、マネジメントはそれ以上に品質や納期、コストに関しても管理責任があることを再認識させられました。プロジェクト全体を俯瞰していろいろな選択肢を検討し、『もっとここに人を投入してほしい』『仕事の量を削れないか』といったことを、お客様と会社の双方ときちんと交渉すべきだったと反省しました。
上司である事業部長からもマネジメントは孤独な仕事である、と言われていて、実際に孤独感を味わうことも頻繁にあります。大切なメンバーを守りつつ引っ張っていきたいけれど、お客様のビジネスも成功させたいし、会社として売上やQCDの達成も欠かせません。これらすべての関係者から共感を得ることは難しいシーンも多々あります。だからこそ、プロジェクト全体を可視化して俯瞰して見ることと、お客様の視点に立って考えることをより一層心掛けるようになりました。
こういった経験から、常に全体を見渡しながらプロジェクトの管理・分析を行い、何らかの問題や例外が発生した場合も、その状況に合った対応を柔軟に見つけ出すことができるようになりました。また、私たちはお客様に最も近い存在になるので、お客様が求めるニーズを汲み取り、形にする役割を担います。お客様と価値観を共有しつつ、お客様のビジネスの成功を第一に考えることで、お客様が何を考えているのか、今自分が何をすべきなのかが自ずと見えてくるようになりました。
今後も開発を依頼する側(お客様やビジネスパートナー)と開発する側(チームメンバーや会社)の双方にとって有益な形で合意形成できるよう、しっかりと交渉・調整をしていきたいと思います」
JMASには、一緒に働く仲間を大事にする風土がある。安心して働ける居心地の良さ
現在、K.N.はBeacapp Hereの保守開発や、工場や建築業界のIoTのPoCの支援など複数のプロジェクトのマネージャーを担当している。
Beacapp Hereの導入支援プロジェクトで、ビーキャップがビーコンを設置する現場にK.N.も同行させてもらう場面があった。その際、現場でトラブルが発生したが、K.N.が現場からリアルタイムでチームメンバーに指示を出し、トラブルを解決した。そのときに、ビーキャップの社長からかけられた言葉が印象に残っていると言う。
K.N. 「トラブルが発生してしまったのはJMAS側の責任だったのに、『来てくれて助かりました。JMASとは長いお付き合いですが、現場に来て、ここまで迅速に対応してくれたのはK.N.さんが初めてです』と言ってもらえました。ビーコンを設置した現場のお客様からも感謝されて嬉しかったのを覚えています」
プロジェクトマネージャーはお客様と密接に関わる仕事であり、お客様との関係性が必然的に強まることが、この仕事の魅力だと語るK.N.。
K.N. 「このポジションを活かし、お客様や、ときには企業の経営者の方とも同じ目的意識を持った仲間関係を築き、一緒にビジネスを推進できるところにおもしろさを感じています」
同部署でIoTやクラウドに関する案件の相談は、すべてK.N.のところに集まってくる。中でも、昨今、日本企業におけるIoTへの関心度合いはますます高まっており、製造業の多い関西圏内では特に今後も実績が増えていく領域であると推測している。
K.N. 「JMASは、IoTに関する最先端の技術が集結しています。私もその一員として、IoTに関するノウハウやナレッジを蓄積できているのは、一人のエンジニアとして誇りに思います。マネジメントをする立場になったからといって、技術力が関係なくなったとは思いません。最先端の技術に触れられることも、やりがいの一つだと思っています。これからもどんどん新しいことに挑戦していきたいです」
さらにJMASでは、自分のことを大事に思ってくれる上司、同僚、後輩に囲まれ、安心して働ける環境があると言う。
K.N. 「JMASには昔ながらの結びつきや一緒に働く仲間を大事にする風土があります。とくに関西事業部には、素直で人懐っこいメンバーが多く、お客様から人柄の良さを評価されることもあります。
また関西事業部には、毎年各自が設定した目標を関西事業部メンバー全員の前で発表する『宣言大会』やランチ会など、チームメンバーの仲を深めるイベントを定期的に開催しており、和気あいあいとした雰囲気があります。『人は鏡』と言いますが、相手も自分のことを好意的に思ってくれていると感じられ、安心して働けます。とても居心地が良い環境だと思います」

