マネジメントのやりがい──プロジェクトの成功が自らの成長実感につながる
SI事業本部 SI事業第2部に所属し、プロジェクトリーダーを務めるK.S.。チームのミッションは、大手ベンダーのもとで案件の一部を支援し、顧客との関係性を維持および向上させることだ。
現在、K.S.はインターネットバンキングのリプレース案件に参画し、マネジメントをしている。具体的な業務内容は、主に顧客との調整・管理やプロジェクト推進、メンバーへの指示。K.S.は、そんなマネジメントの仕事にやりがいを感じている。
「自らの力でメンバーに指示を出し、プロジェクトがうまくいった時にレベルアップできたことを実感できます。そして、それがやりがいにつながっています。自分自身の人間的な成長を感じられたり、成し遂げられた時に達成感を得られたりして楽しいです」
K.S.が仕事をする上で大事にしているのは、「プライドを持ち続けること」だと語る。
「ビジネスの現場において、プライドやこだわりを強く持ちすぎてはいけない場面のほうが多いと思います。しかし、『ここは自身のプライドにかけて頑張りたい』と思う局面もあります。
たとえば、マストではないけどベターな仕事があるとします。やってもやらなくてもいい。そのような時に、私なら自分のタスクが増えたとしても現状のプログラムをより良くしたいという気持ちのほうが勝り、意志やプライドを持って精一杯やり遂げようとするでしょう」
また、K.S.はプロジェクトリーダーとしてチームの人間関係を大事にし、良好な職場環境を作ることを日頃から心掛けている。
「チームの朝会や進捗会議をする際、一人ずつ声に出して喋ってもらっています。ほかにも、対面の機会を設けたり、出社した際は雑談を交えて積極的にコミュニケーションを取ったりしています。
普段からコミュニケーションが取れているか、良好な関係を築けているかによってリモートでの連絡の取りやすさが変わってくると思います。そのため、直接会って話す機会は非常に大事であると感じています」
プログラミングに打ち込んだ若手時代。フロントエンド技術の先駆者への道のり
K.S.は、パソコンの仕組みを学ぶことが好きで、父親もIT業界で働いていたことから、もともとIT業界の仕事への関心が高かった。その中でもJMASを選んだのは、個を大切にする風土があると感じたことと、オフィスから見える景色が綺麗でこの景色を眺めながら働くことに魅力を感じたことが決め手だった。
入社後数年間は、プログラミングに打ち込んでいたK.S.。入社2年目のころ、当時の先進技術であるiOSのモバイルアプリケーションを開発する部署が新設され、少数精鋭のエンジニア集団で構成される中にK.S.も配属された。
「私は、利用者側のアプリケーションではなく、管理者側のフロントエンド開発を担当していました。本当はアプリケーション開発もしてみたかったのですが、機会に恵まれませんでした。当時、プログラミングをバリバリ書いている先輩に教えてもらいながら、プログラミングや設計をしていました。
その先輩に質問をすると、難しいIT系の専門用語やプログラミング系の単語で説明され、まったく理解できませんでした。自分のデスクに戻って調べ続けますが、さっぱりわかりません。
ただ、どうしてもわからない時は、粘って先輩に教えてもらっていましたね。その先輩にスパルタで教えてもらっていたおかげで、何事にもあまり動じない人間になりました」
その後、入社3年目にしてプロジェクトリーダーに任命されたK.S.。リーダーは、プログラミングなどの開発作業だけでなく、プロジェクトの管理など考えなければいけないことが多い。メンバーへ指示を出す難しさも感じていたK.S.は、体調を崩し休職することに。
「JMASは、休職者へのアフターフォローがしっかりしています。復帰に向けて部署や人事からのフォローがありつつ、私の時は仕事内容がよりフィットする部署への異動の提案もありました」
復帰後は、インターネットバンキングの大規模案件に参画。それに関連して、金融チームへ異動となった。金融チームでは、長期プロジェクトをいくつか経験。そのほとんどがインターネットバンキングや金融関連のプロジェクトで、中でもモバイル系の技術を扱うプロジェクトが多かった。
「ずっとフロントエンド開発に従事してきた結果、それが自分の強みになりました。今では、フロントエンド技術の先駆者という立ち位置で、フロントエンドの要素が大きいプロジェクトのマネジメントに携わっています」
育休を経て変わった仕事観。パフォーマンスを最大限に発揮すべく心掛けていること
K.S.は2021年、2022年に育休を取得。二児の父親になり、働き方や仕事に対する価値観が大きく変わったと言う。
「子どもが生まれてからは、時間の縛りが増えました。
たとえば、仕事をしていて課題に直面した時、一人で考えていると解決しないまま保育園のお迎えの時間がきて何もできなくなってしまう。なので、早い段階で誰かに相談したり、何かしらのアクションを起こしたりするようになりました。
子どもが体調を崩して突発的に休むことも多いので、限られた時間の中でパフォーマンスを高めることを以前よりも心掛けています」
1回目の育休取得の際、上長に「1カ月間の育休を取りたい」と伝えたところ「1カ月でいいの?もっと取れば?」と言われたことが印象的だったと振り返る。
「当時は、1カ月間でも長いと思っていたのですが(笑)。そのため、2回目は3カ月間の育休を取得しました。
育休中は、ときどき管理部や上長から連絡がくるぐらいで、その連絡も私生活で何か問題が起きたりしていないかの確認でした。なので、育休中は育児や家庭のことに集中できました。職場復帰後に、いきなり忙しい仕事を任されることもありませんでした。
JMASは、会社として育休の取得を推奨しています。これは、とても望ましいことだと思います。休暇を取ることに対して、申し訳ないと思うのは間違っています。しっかりと仕事の引き継ぎをする必要はありますが、胸を張って休暇を取ってほしいです」
仕事と育児を両立しているK.S.。じつは、趣味の音楽活動にも取り組んでいる。
「主にオンラインやSNSで活動していて、作曲や演奏をしています。作った曲は、サブスクリプションの音楽配信サービスなどでリリースしていて、配信サービスのトップページに掲載されたこともあり、全楽曲の合計再生数が100万回を超えました。
また、最近では企業への楽曲提供もしました」
JMASでは、業務に支障がない範囲での活動であり、会社の許可を得た場合は、副業が認められている。JMASの仕事と音楽活動それぞれにシナジー効果が得られ、学ぶこともあったとK.S.は語る。
「私は、ボーカル入りの曲を作りますが、歌は歌いません。ですから、これまでほとんど誰かと一緒に曲を作ってきました。その中で、JMASで培ったプロジェクトマネジメントのスキルが活きました。
音楽業界では、ふわっとしたものから具体的なものまで、さまざまな依頼が来ます。そんな時に、JMASで学んだマネジメントスキルを発揮することで、物事がスムーズに進みます。
逆に、音楽活動から得たことは、音楽業界のいろいろな人と出会い、新たな知識やアイディアを得たことです。音楽を通して出会えた人たちの考え方はとても勉強になりました。
また、音楽活動を通じてインターネットやSNSの使い方もうまくなりましたね。言い方ひとつでフォロワーの反応が変わったり、投稿時間によって見られたり見られなかったりします。そこから、マーケティングの視点を学びました」
大事なのは、プライドと情熱をもって取り組むこと。人生を豊かにする考え方
仕事と育児と音楽活動の3つの軸を成立させる上でK.S.が大事にしているのは、「きちんと割り切り、それぞれ独立して考えること」だと言う。
「仕事は仕事、家族は家族、音楽は音楽。それぞれでそれぞれを許容してもらえるような関係性を作ることが大切だと感じています。
具体的には、私は自分の音楽活動について社内で公言しています。もちろん、家族にも話しています。
人それぞれ事情があるので身内に言わず活動している方もいますが、私にとっては精神的に負荷がかかります。幸い私の周りは好意的な反応をして頂ける方ばかりだったので、ほとんどのことはオープンにし、周囲の理解を得ながら伸び伸びと楽しんでいます」
今後のビジョンについて、K.S.はマネジメント能力の向上に取り組んでいきたいと語る。
「最近、ようやくマネジメントの楽しさがわかってきました。作戦通りに物事が進んだり、顧客から良い評価をいただけたり、なにより日常生活でも上手な段取りを考えられたりと役に立っています。今後も、ひたすらマネジメントを実践し、勘所を鍛えていきたいと考えています」
JMASは“普通”の会社だ。しかし、その“普通”というのが、案外難しいとK.S.は話す。
「納期前でどうしても仕事が慌ただしくなってしまった時に、『ごめんね。大変な時期だけど頑張ってね』と周りの人が声をかけてくれる。自分や家族が体調を崩し突発的に休む時も、きちんと話せば分かってくれる。そういう話し合いができる“普通”の感覚を持った会社です。
結局は、誰にも話さず一人で悩んでしまう状況に陥るのがまずいと思っています。自分の考えやビジョンを伝えれば、それにきちんと応えてくれる良い会社です。
私の音楽活動に関しても、周りは肯定的に受け入れてくれています。一度話せば、周囲からの印象も変わるもの。ですから、私が音楽活動に対しても全力で取り組んでいる姿を見て、JMASではそういうスタイルで仕事や趣味に打ち込めるということを知ってもらえたらいいなと思います」
人生を豊かに歩むために大切なこと。それは、K.S.が仕事をする上で大事にしている価値観と同様に「プライドと情熱を持つこと」であると言う。
「とにかく、すべてにおいてプライドと情熱を持つことが大切だと考えています。大変なこともありますが、楽しんで打ち込んでいます。その、“楽しさ”を見出せないとやっていけないでしょうね。
仕事も育児も音楽も、プライドと情熱を持って取り組み、自分にとってポジティブな側面をうまく見つけることができれば、人生は豊かになると思います」
※ 記載内容は2023年12月時点のものです

