システム設計から運用・保守までを一貫して担当。エンドユーザー目線で追求する品質
社会システム本部・東日本第二社会システム部・第二課に所属する山中は現在、主にセキュリティ会社向けのシステムの機能改修や運用・保守を担当しています。
「このプロジェクトには2015年から関わり始め、システム全体のリプレースの要件定義など設計段階から技術的支援を行い、開発やテストを手がけてきました。現在は機能改修や保守・運用、お問い合わせ窓口を担当。お客さまと密にコミュニケーションを取りながら、チームメンバーと共に業務を遂行しています」
モノづくりを行ううえで、山中は品質の高いサービス提供を第一に考えて日々の業務に取り組んでいます。
「エンドユーザーの立場に立って『ああした方が使いやすいな』『こうした方が便利だな』という視点で物事を見るようにしています。それがお客さまの満足度につながり、ひいては品質の高さにも直結すると考えています。
そのほか、業務中はステークホルダーとしっかりコミュニケーションをとり、認識の食い違いが起きないように心がけています。課題や疑問点があった際はすぐに電話をかけるなど、迅速に話し合いの場をもつようにしています。
また、コミュニケーションをとる際はイメージをいかに共有できるかを重視。認識の食い違いによる手戻りはプロジェクトに大きな影響を与えてしまうため、図や表をうまく使ってお客さまやメンバーと共通認識を持つことを大切にしています」
また、山中は部署内で中間的な立場として、社内のパイプ役も担っています。
「社会システム本部の中では、私はちょうど真ん中の年齢層です。他のプロジェクトのプロジェクトマネージャー(PM)を支えるなど、リーダー的ポジションのサポートを担うかたわら、年齢の離れたベテラン勢と若手をつなぐ役割を担っています。
加えて若手メンバーのフォローにも、力を入れていますね。とても真面目なメンバーが多いので、お昼になったら『休憩に行こう』と促すなど、リラックスして仕事に臨んでもらえるような環境づくりを心がけています。そのため、私のもとにはプロジェクトや部署を超えてさまざまなメンバーが相談にやってきます」
友人からの誘いが導いたIT業界への道──好奇心と素直さで成長し続けるエンジニア
幼少期から数字に強い興味を持っていた山中。とくに数学への思い入れは人一倍強く、学生時代は熱心に取り組んだと語ります。
「高校時代は『数学だけは誰にも負けたくない』という気持ちで取り組んでいました。大学は情報科学科の数学専攻コースに進学。授業のなかでプログラミングに触れる機会もあり、当時から『おもしろいな』と感じていました」
しかし、大学時代は意外にも学業よりアルバイトに精を出す日々を送ります。
「家庭教師や塾講師を数年間やった後、力仕事に挑戦してみたいと思い、ビルメンテナンスのスタッフを経験しました。ここでは年配の方やベテランの方と交流する機会が多く、目上の方とのコミュニケーションの基礎を学びましたね。それが現在の業務にも役立っていると感じることがよくあります」
山中が就職活動をはじめた時期は、リーマンショック後の就職氷河期。周囲の学生が100社ほどの企業に応募するなか、山中自身はマイペースに就職活動をスタートさせました。
「アルバイトに力を入れすぎて、周囲より遅れて就職活動をはじめました。数字好きを生かせる事務職やプログラミングが生かせるIT企業、アルバイト先に関連したビル管理の業務など広い分野を視野に入れて企業を探していましたね。
実は日立システムズエンジニアリングサービスを受けたきっかけは、友人の紹介なんです。大学の友人が『一緒に受けてみようよ』と声をかけてくれたため、『横浜なら通いやすいな』と思い応募したところ、トントン拍子で内定をいただいてしまって(笑)。もともとIT系には興味があったので『おもしろそうだ』と思って入社を決めました」
入社後は数カ月間の研修を受け、その後すぐに現場へ配属されたと言います。
「私は悩んでいる時間が無駄だと思ってしまうので、自分で調べても分からないことがあれば、すぐに先輩に聞いてしまうタイプでした。周囲の先輩方も優しく親切に教えてくれるので、質問を通じてコミュニケーションをとっていくなかでチームにも自然と馴染むことができましたね。
初めはテスターから業務に入っていって、システム開発を中心に行う存在へ。長年システム開発を担当した後、2023年から1年間はAIなどの最新技術に関する提案活動やローコードツールを使った開発など、新しいことにも挑戦させてもらいました。現在は再びシステム開発業務に戻り、これまで培った経験を生かして業務にあたっています」
チーム全体の成長をやりがいに変える。お客さまとの信頼構築と若手育成に情熱を捧げる
入社から14年が経過した山中に、もっとも印象深い案件について聞きました。
「現在携わっているセキュリティ会社の案件は、2015年から関わっていることもあり、とくに印象深いですね。最初は10人以上のプロジェクトメンバーの1人として参加していて、お客さまに自分の名前を覚えてもらえるかどうかというレベルでした。
しかし、お客さまの現場に足を運んで直接コミュニケーションを取る機会を増やしていくうちに、少しずつ関係性が変わっていきました」
2017年頃からはユニットリーダーや技師(主任相当職)という立場で案件に携わるようになり、任される裁量も広がりました。
「お付き合いが長くなるにつれてお客さまからも名前で呼ばれるようになり、技術的な相談を受けるようになりました。『山中さんにお願いしていいですか?』と声をかけていただくことも増え、お客さまから信頼されていることがうれしかったですね」
キャリアアップの過程では、与えられた業務をこなすだけでなく、常に周囲への目配りを意識してきました。
「自分に任された仕事をまっとうすることはもちろん、若手の頃から他のメンバーのタスクも気にかけていました。立場上忙しくなりやすいPMなどリーダーのサポートも積極的に行っていましたね。
そうやって管理者の視点で業務を見ることを心がけていたので、実際にユニットリーダーや技師になった時も違和感なく役割を果たすことができました。むしろ今の立場になったことでお客さまと直接コミュニケーションが取れるようになり、より品質の高いものを作れるようになったかなと思います」
現在は、チーム全体の成長をサポートすることにやりがいを感じています。
「周りの成長をサポートできることが、一番の喜びです。自分の知識や経験を他のメンバーに伝えていき、チーム全体のレベルが上がっていく。そういった姿を見られることが、やりがいにつながっていますね。
自分のチームに後輩がいる時は当然気にかけますし、協力会社のメンバーに若手の方がいればその方もフォローしています。私のいる部署は比較的メンバー間のコミュニケーションも活発なので、チームワークを重視した働き方ができるところに魅力を感じています」
1人で抱え込まずに「チームで乗り越える」。互いを高め合う組織づくりへの思いと展望
当社の魅力について、山中は挑戦を後押しする社風を挙げます。
「やりたいことに挑戦させてもらえる環境が整っています。ですから、やってみたいことはどんどん言葉にした方がいいなと思っていますね。私もAI案件などは知識がないところから『やってみたい』と声をあげ、チャレンジさせてもらえました。
また、社内の風通しもよく、悩みや聞きたいことがあればすぐに相談できることも魅力の1つです。加えて、メンバー同士が切磋琢磨し、日々成長できていることも特長です。
周囲に『追いつけ、追い越せ』の精神で知識を吸収している人が多く、学びたいことがあれば、研修やオンライン学習プラットフォームを用いて勉強できます。私自身、コミュニケーションスキルの講義などを受け、実務に役立てています」
今後の展望について、山中はメンバーの成長支援と働き方改革の両輪で語ります。
「どんな業務に従事していても、周囲をサポートすることは意識していきたいですね。みんなが成長していく中で、自分も成長していって、チーム全体で大きな成果を作っていきたいと考えています。
また、私が今課題に感じていることはワークライフバランスです。これまで、仕事を頑張り過ぎて家庭に迷惑をかけてしまったことが何度かあって。家族のために働いているのに、家族との大切な時間を削っていたら本末転倒だなと気づきました。
今は忙しさのあまり、残業をしてしまうメンバーも少なくないので、みんなで力を合わせることでゆくゆくは残業のない環境を築いていけたらいいなと思っています。その方が高いモチベーションで働けると思うんです」
これから当社への入社を検討する学生に、山中がメッセージを送ります。
「今当社に入社してくる人たちは本当に優秀です。一方で真面目で責任感も強いので、会社が求めるスペシャリストになろうとし過ぎて、いろいろなことを1人で抱え込んでしまう人も少なくありません。
だからこそ、私はチームワークを大切にしてほしいと思います。分からないことは割り切って周囲に聞いてしまった方がいいし、頼れるメンバーにはどんどん頼った方がいい。これから10年、20年と一緒に働く仲間たちなので、お互いを助け合いながらこのストレス社会を乗り越えていきたいですね」
※ 記載内容は2025年3月時点のものです

