自分の意志を持ってメンバーと接する。リーダーになり仕事への姿勢が変化
自治体や官公庁向けにシステムを提供するマネージドソリューションサービス事業部に所属している坂井。インフラ基盤の構築や運用保守を担当しています。また、クラウド需要拡大を踏まえ、クラウド対応サービスを強化するために行われている社内のワーキング活動にも参加。そこで得た経験をもとに、お客さまへのクラウドサービス提供にも携わっています。
「部署として、AWSやMicrosoft Azureといったクラウドサービスを扱える人財を増やしていこうという目標のもと、クラウドワーキングという活動が行われています。私はメンバーとして参加し、環境設計から運用までを担当しています。
具体的には、社内用にどんな検証環境を用意するべきかを考え、その方針に基づいて環境を構築。実際に社員に使ってもらうことにより、人財育成を推進します。
ワーキング活動を経て、お客さまへのサービス提供も始まりました。私はAWSを担当するチームのリーダーとして、プロジェクトの進捗管理やメンバーのサポートをしています」
現在、入社5年目。リーダーとしてマネジメントにも挑戦し始めた坂井は、立場が変わったことで仕事に向き合う姿勢も変化したと言います。
「思いを持って仕事をすることが大切だと感じています。これまでは指導を受ける立場でしたから、指示に従って業務を遂行するという受け身の部分もありました。でも今は、メンバーに指示を出しながらプロジェクトを推進する立場。私自身がどう考えているのか、何をしたいのかを明確にすることが大事だと感じています。
私が迷っていると、メンバーもどうしたらいいのか不安になってしまうと思うんです。安心して業務に取り組んでもらうためにも、まずは自分が強い思いや意志を持っていなければいけないと考え方を変えました」
充実した研修制度と相談しやすい雰囲気に惹かれて入社を決める
大学では、情報ネットワーク技術や情報セキュリティを学んでいた坂井。IT業界に進もうと決めていたものの、いざ就職活動を始めると、どうやって企業を選んだらいいのか迷いが生じたと振り返ります。
「ひとことでIT業界と言っても、業務内容は多岐にわたるため、会社によって担当する仕事はさまざま。入社してから、イメージしていた仕事と違っていたということがありそうだなと思って、悩んでしまったんです。
ただ、もともとインフラ構築や保守業務に関わりたいと考えていたこともあり、開発から運用まで幅広く手がけている企業を受けようと決めました」
そんな中、大学の合同企業説明会で出会ったのが、日立システムズエンジニアリングサービス。入社の決め手になったのは、社員の雰囲気と研修制度だったと言います。
「業務内容について詳しく説明してもらえたことで、すごく安心できました。エンジニアというと男性が多い職場というイメージもあったのですが、女性も多数活躍していて、ちょっとした疑問点なども質問しやすい雰囲気に惹かれたんです。また、福利厚生や研修制度が充実している点も大きな魅力でした」
入社後は、9カ月にわたる研修に参加。まずは3カ月の基礎研修で社会人としてのマナーやシステムに関する基本知識を習得し、次の6カ月は「ものづくり研修」として名刺管理システムの構築に挑戦しました。
研修後は、現在の部署に配属され、物理サーバー上で複数の仮想サーバーを稼働させる仮想化基盤の保守業務からキャリアをスタート。入社3年目には、官公庁が利用している大規模ネットワークシステムの監視機能構築を担当することに。どういう機能を構築するべきかを検討する段階から任されることになり、大きく成長するきっかけになったと言います。
「その製品に詳しい人が社内に少なかったこともあり、手探りで始めるしかありませんでした。分からないことだらけでしたが、チームメンバーや該当製品についてサポートしてくれる企業の方たちと積極的にコミュニケーションをとって、一つひとつ解決していくことで、なんとか形にすることができました」
自分のミスが原因でシステムが停止……。苦い経験から初心の大切さに気づく
着実にスキルアップし、成長してきた坂井。入社4年目からは、お客さまが利用する基盤システムの脆弱性・不具合対策作業に携わるように。
「お客さまが現在利用している製品のサポート期限が切れる前に、アップグレードをして問題なくシステムを稼働状態にすることが私の役割でした。
アップグレードすることで関連する製品にも影響が出るため、どの製品にどんな影響が出るかを調査してアップグレードする順番を考慮するといった工夫も必要です」
中でも、自分のミスが原因で作業を中断してしまい、スケジュールを延長してしまった苦い経験が、仕事の進め方を見直すきっかけになったと話します。
「手順書をベースに作業を進めるのですが、私がその手順を間違えてしまったんです。事前に検証環境で作業をしていたときは問題なかったのですが、本番作業では手順書の実施内容を読み飛ばしてしまいました。
また、もともとスケジュール変更があって、期限の延長を繰り返していた案件だったこともあり、失敗は許されない状態でした。そういったプレッシャーや焦りの生じる場面でも、自分が調査してきた内容と照らし合わせながら、きちんと確認しながら進めるべきだったと反省しました」
この経験から、初心を忘れずに一つひとつの作業を丁寧に行うこと、そして、自分の意志や思いを持って仕事に取り組むことが大事だとあらためて感じた坂井。周囲の助けも得ながら、一歩ずつ成長しています。
「私は要領がいいわけではありませんし、ミスも多くて落ち込むこともたくさんあります。だからこそ、一つひとつの積み重ねでできることを増やしていくしかありません。
会社が研修の場をたくさん用意してくれているので、それを活用したり、先輩たちに相談したりしながら、チャレンジを続けていきたいと思います」
学べる環境があるからこそ、能動的に考えて行動することが大事
ひとりの作業者の立場からリーダーへ。5年目を迎えて新たなステージに立った坂井は、これからのキャリアをどう描いているのでしょうか。
「今はリーダーとしてスタートしたばかりなので、まずはマネジメントをしっかり学びたいと考えています。その上で、5年後、10年後には、それまでに培った経験やスキルを生かして大きなプロジェクトに参画したいですね。
ITの世界は新しい技術がどんどん出てきますから、きっとそのときには、今はない技術が登場していると思います。新しい技術を使ったサービス創出などにもチャレンジして、お客さまの課題解決にさらに貢献していきたいです」
大学時代に情報分野を学んだとはいえ、一から習得しなければいけないことも多かったと振り返る坂井。充実した研修制度や相談しやすい環境を生かしてスキルアップしてきた自らの経験を踏まえて、後輩たちにこんなアドバイスを送ります。
「知識やスキルに不安があるとしても、そこは会社がしっかりサポートしてくれます。だからこそ、自分の意志を持って能動的に取り組むことが重要だと思います。
当社は、自分で考えて行動することを後押ししてくれる風土です。ひとりで仕事を抱え込まないように見てもらえたり、相談すればしっかり時間を割いてもらえたりと、安心感もあります。
自分が何をやりたいのかは、いろいろな経験を積まないと見えてこないかもしれませんが、まずは周りの人たちと積極的にコミュニケーションをとって、自分にできることを考え、行動してみると良いのではないでしょうか」
新しいことへの挑戦を恐れず、成長の階段を着実に上ってきた坂井。さらに大きなステージで活躍するため、これからも成長を続けます。
※記載内容は2023年9月時点のものです

