本記事は全3部作になっており、当社のデータサイエンティスト3名の一日にそれぞれフォーカスをあてながら、役職ごとにどのような仕事をしていて、どのように連携をとっているのかをお伝えします。

3名とも当社独自のデータ分析を使ったコンサルティングを行う部隊である「Data&Science(D&S)Division」に所属しています。年齢も役職も違い、住む場所も離れているこの3名の働き方を、個人目線・チーム目線・事業目線と多角的にお伝えするシリーズ記事となっています。

3部作の初回である今回は、2023年5月現在入社3年目で安定した分析業務に定評のある田原さんの一日を紹介します。

未経験者採用を行っているギックスにおいて、分析業務を一人前にこなせるようになった社員の働き方のイメージをご紹介できればと思います!

ギックス分析メンバーの一日(全3話)

1.田原編:分析を円滑に進めるアシスタントマネージャーの一日をのぞき見
2.H.H編:プロジェクトデリバリーを統括するマネージャーの一日をのぞき見(近日公開)
3.山田編:事業を見渡し経営を支えるディレクターの一日をインタビュー(近日公開)

田原の、とある一日の予定

08:00 起床
普段はだいたい8時に起きます。 オフィスに出社する場合は6時半に起きなければいけませんが、リモートワークなので朝もゆっくり過ごすことができますし、十分な睡眠時間も確保でき、とてもありがたいです。

仕事を始めるまでの時間は、ニュース番組やSNSなどで情報をチェックしつつ(記事を書いたのが冬ということもあり)、最近ハマっているホットプロテインを飲んでいます。

08:50 勤務開始この日は9時からミーティングがあるため、いつもより早くスタート。

通常は9時15分くらいにパソコンを開いて、チャットツール・メールのチェック、その日のタスクの確認から一日を開始します。最初にタスク確認をすることで、今日やらなければいけないことを整理して、スムーズに作業に入ることができます。

09:00 A社向けプロジェクトX デイリーミーティング
名前の通り、デイリーミーティングはプロジェクト中に毎日行う確認ミーティングで、基本的には上長であるマネージャーと一緒に行います。

この日は13時からクライアント向けの報告会があり、その資料の最終確認をマネージャー(H.Hさん)と行いました。

13時からの報告会はプロジェクトの定例報告会のため、プロジェクト全体において本日の定例会がどのような立ち位置なのかという認識合わせや、報告会後に想定されるタスクの確認も行いました。

09:30 A社向けプロジェクトX 作業
クライアントとの定例会で私も説明を担当するため、発表における細かな話し方のチェックや、想定される質問のイメージトレーニングをしました。

11:30 定期面談
月に一回、部署全体をまとめているディレクター(山田さん)と1on1面談をします。

今後のキャリアパスの話や、仕事の仕方について話をすることもあれば、“最近困っていること”など一般的な話、またフランクに日々のちょっとした話をすることもあります。

12:00 ランチランチは、家にあるもので軽く料理をしています。

本当は、気分転換も兼ねて、たまには外でおいしいものを食べたいところですが(笑)、自宅周辺に飲食店が少ないこともあり、自炊が多くなっています。

自宅ご飯は時間もお金も節約になるので、それはそれでありがたいですね。

13:00 A社向けプロジェクトX クライアント定例ミーティング
本プロジェクトは、すでに分析を行ったものに対して、クライント側で業務定着化させていくフェーズに入っています。

そのため、クライアントが自ら業務に活用できるように、丁寧な説明を心がけました。クライアントからもいくつか質問をもらいましたが、午前中にイメトレしていた想定質問だったため、スムーズにやりとりすることができました!

14:00 A社向けプロジェクトX 作業
ミーティングが終わり、次の定例ミーティングへ向けて早速作業を開始しました。 朝のデイリーミーティングで、ある程度はタスクの方向性を確認できているものの、クライアントミーティングの中で新たな話が出ることもあるので、それを踏まえて作業に取り掛かります。

チームとして認識のズレがないように、マネージャーのH.Hさんと方向性の確認をサッと行ってから始めました。

~ 休憩がてらオフィスアワー ~
ギックスには、オフィスアワーという、さまざまな部署のメンバーとコミュニケーションをとるための制度があります。

オフィスアワーは、主催者が自分で開催時間を設定します。開始時刻になったら、社内コミュニケーションツール上で30分間通話機能をオンにした状態で参加者を待ち、参加者がくれば雑談をするというスタイルです。

この日は、休憩も兼ねて同僚のD&Sメンバーが主催しているオフィスアワーに参加。大学時代のサークルの話などをしました。

リモートワークだと、業務以外でほかの社員と顔を合わせることが少ないため、この制度が始まってから話せる機会が増えて良かったです。自分の部署に限らず、ギックス社内で開催されているものなら誰でも参加できるので、次回は他部署メンバーのオフィスアワーにも参加してみたいと思います。

16:30 Division定例
週に一回、D&SDivisionのメンバー全員で集まり、Division全体で取り組んでいる案件の進捗状況を確認しています。

ギックスでは、プロジェクト中にメンバーが適材適所で入れ替わることがあるため、他プロジェクトの状況についても把握しておく必要があります。私も複数の案件に取り組んでいるので、それぞれの案件について状況報告をしました。

17:00 自社プロダクトの更新作業
D&Sでは、コンサルティングプロジェクト以外にも、分析ノウハウを活かし、社内向けのR&D(研究開発)やプロダクト開発・運用の作業も行っています。

私は、入社時からデータに属性を付与するプロダクトに関わっていて、今ではこのプロダクトの運用をメインで担当しています。

月一のクライアントの納品に向けてデータの品質を担保できるよう、作業するメンバーと連携を取りながらプロダクトの更新を行いました。

19:30 勤務終了
この日は、家族が作った鍋を囲み、ほっこりした夕食でした。 夜は、週末に買ったデータ分析に関する本を読むなど自己研鑽も少し行いますが、ゆったりYouTubeを見て過ごすなど、気分転換する時間も大切にしています。

ここまでが本日のスケジュールでしたが、いかがでしたでしょうか?

ギックスに入社して2年が経過しましたが、当時、私が転職活動を行う際にとくに重視していたことは、
・データに携わる仕事ができること 
・働く場所を選ばない環境が用意されていること
の2点でした。 

ギックスは「あらゆる判断を、Data-Informedに。」というパーパスに基づき、データを用いずに判断するのでもなく、データのみを信じて判断するのでもなく、“データによって示唆を得て、それを人間が活用する”という方法を推進しています。

データとともに人間が歩むという考え方ができること、そのための分析スキルを身につけられる環境が用意されていることは、私にとってとても魅力的でした。 

また、この記事でもわかるように、ギックスでは現在フルリモートを推進していて、自宅でもオフィスでも働くことが可能です。自分のワークライフバランスを取りやすい環境で働けていることを毎日実感しています。

さらに、ギックスには、自分が興味のあることを表明すれば、どんどん挑戦させてもらえる風土が整っています。 データ分析に興味のある方、好奇心旺盛な方、新しいことにも楽しく取り組める方には、とても良い環境だと思いますので、ぜひ門を叩いてみてください!