企業の採用を成功に導くパートナー。信頼関係を築く情報提供を心がけて
私はatGPキャリア部門 首都圏CP 首都圏第3グループに所属し、クライアントパートナー(CP)として企業の採用支援に携わっています。当社と取引のある企業に対して、求人作成から候補者さまのご紹介、そして採用決定に至るまでの一連のプロセスに伴走することが主なミッションです。
単に採用のサポートだけでなく、企業さまが抱える採用に関する課題に対してソリューションを提案することも重要な役割です。たとえば、「どのような求人を作成すべきか」という採用の入り口の段階から、「受け入れ先が見つからない」といった個別具体的な課題まで、企業さまによってさまざまな悩みを抱えていらっしゃいます。そうした課題一つひとつに向き合い、解決策を提案させていただいています。
私は60から70社ほどの企業を担当しており、首都圏の企業さまを中心に東日本に拠点を置く企業さまのサポートを行っています。これだけ多くの企業を担当していると、すべての企業と同じように接点を持つことは難しいのですが、工夫をしながら関係性を築いています。とくに継続的に採用を行っている企業さまに対しては、コミュニケーション量を意識的に増やし、月次でミーティングの時間をいただくなど密に連携を取るようにしています。
また、メールだけでは細かなニュアンスが伝わりにくい場合も多いため、できる限り電話でのコミュニケーションを心がけています。採用プロセスの進捗状況や他社の動向など、タイムリーな情報共有を行うことで、企業さまとの信頼関係を築いています。
一方で、一時的に採用を控えている企業さまに対しても、定期的なコンタクトを欠かさないようにしています。少なくとも3カ月に1回は状況確認を行い、採用に関する温度感の変化を見逃さないよう心がけています。この営業スタイルは先輩から学んだものですが、企業さまとの関係性を途切れさせないために非常に重要だと実感しています。
私が最も大切にしているのは、企業さまとの信頼関係の構築です。企業さまが今、障害者雇用においてどんなことに困っているのか、どんな課題を抱えているのかを深く理解することです。その上で企業様の悩みを解決するための情報を一つでも多く提供できるように心がけています。
これは毎回の商談時に必ず意識しているポイントであり、企業さまの採用成功に向けて、より良い関係性を築くための基礎となっています。まだまだ企業さまの課題を聞き出すこと、それを解決するための提案ができていない部分もあるので、そこをもっと突き詰めていきたいです。
決め手は就労移行支援事業所の見学。障害者雇用への違和感を原点にGP入社を決意
大学では学部の授業以外に、ゼミや課外活動を通して多様な経験を積む中で、SDGs、社会問題について深く考える機会が多くありました。
また、大学時代にはこども食堂でボランティア活動を行い、貧困層のご家庭のお子さんと触れ合う経験をしました。子どもたちに慕われ、自分が役に立っているという実感を得られたことで、よりいっそう社会貢献への意欲が高まりました。
就職活動では、ソーシャルビジネスという軸を持って企業を探し、地方創生に取り組む企業にも注目しました。そんな中でゼネラルパートナーズ(以下、GP)を知り、選考を受けることにしました。
GPへの入社を決めた大きなきっかけは、最終選考時の就労移行支援事業所「atGPジョブトレ」の見学でした。正直に言うと、それまで私の中には障害のある方への漠然とした不安や、無意識の偏見があったのだと思います。けれど実際にお話してみると、皆さんとても優しく話しやすい方々でした。そこでは障害の有無といった垣根はなく、純粋に「すてきな方たちだな」と感じたのです。
しかし、そんな方々が障害者手帳を持っているということで、転職時に壁を感じたり生きづらさを感じたりしているという現実を知りました。その状況を変えたい、この方々のために何かしたいという思いが、入社の決め手となりました。
また、面接時の社長の印象も大きな決め手の1つでした。社長自身が楽しそうに、前向きにチャレンジしている姿勢が強く印象に残り、そのような会社であれば自分もチャレンジできると感じました。
入社後は新規開拓営業を担当することになりました。まだ契約のない企業に対して、障害者雇用のニーズを探っていく仕事です。OJTではメンターが丁寧に指導してくれる環境でしたが、障害に関する知識や法制度の理解が不十分な状態からのスタートだったため、企業へのメリットの訴求が十分にできず苦労しました。
しかし、この経験を通じて重要なことを学びました。それは「企業と真摯に向き合う姿勢」です。当社GPのサービスを利用していただく以前に、まず企業の障害者雇用が一歩でも前に進むための情報を提供する。メンターの背中から、この仕事の基本姿勢を学びました。
知ってもらうことで拓いた、障害者雇用の新たな可能性
2年目からは現在のCPになったのですが、役割が変わったことで新たな壁にぶつかりました。痛感したのは、自分には「企業さまが本当に求めている人をイメージする力」や「本質的な課題を聞き出す力」が足りない、ということ。企業さまからいただくご要望の、その言葉の奥にある真意まで汲み取れず、結果的に多くの方をご紹介しても採用に至らず、他社で決められてしまう、という悔しい経験もしました。
そんな中で転機となったのが、障害者採用が初めてだという、ある企業さまを担当した時のことでした。その企業さまは当初、「精神障害の方はイメージがわかないので、身体障害の方を」と希望されていました。しかし、求人内容や就業環境を考えると、精神障害のある方のほうがマッチする可能性が高いと感じました。
そこで、私自身のGP入社の決め手にもなった「atGPジョブトレの見学」をご提案しました。通常、企業の担当者さまは多忙なため、見学の提案自体はレアケースなのですが、前向きに応じてくださいました。実際に通所者の方と話した企業さまは、「イメージが覆された。とてもいい方たちですね」と感想をくださり、障害種別を限定せずに募集をスタートすることになりました。
結果的に、当初は採用の対象外だった精神障害のある方が採用に至り、その方は今も活躍してくださっています。イメージだけで判断するのではなく、まず「知ってもらう」こと。この経験を通して、私たちの介在価値をあらためて実感しましたし、企業さまの障害者に対するイメージを少しでも変えられたと思えた、非常に印象深い案件です。
現在は、企業から「障害者の採用は難しい」と言われても、なぜ難しいと感じているのかをしっかりとヒアリングし、知識不足から生まれる偏見をなくすことを意識して取り組んでいます。私が仕事の中で最もやりがいを感じるのは、企業から「雇ってよかった」という言葉をいただいた時です。一つひとつの案件を通じて、企業の方々の障害者に対する認識が少しずつ変わっていくのを実感できることが、私にとって大きなやりがいとなっています。
「やってみよう」を応援する文化。失敗を恐れず挑戦できる環境で描くキャリア
当社の最大の魅力は、社員みんなが強い思いを持って仕事をしている点だと感じています。キャリアプランナーであれば、候補者一人ひとりに合う就職先につなげたいという思いを持っていますし、より広い視点で見れば、私たち社員はみんな「障害者採用を広めたい、障害者が生きづらい世の中を変えたい」というビジョンを共有しています。
そのような環境なので、仕事をする理由という本質的な部分を見失いがちな時も、周りの人との対話を通じて常に振り返ることができています。実際に、私は数字目標が達成できずモチベーションが低下した時期がありましたが、上長や先輩が私の様子を察して、仕事のスキルアップだけでなく、「何のために仕事をするのか」「何をめざしているのか」といった本質的な部分まで深く話し合う機会を設けてくれました。
選考に関することだけを話すだけではなく、採用前に抱える課題(お任せする業務がない、現場の障害者理解が足りないなど)や採用後に抱える課題(定着しないなど)の相談も気軽にできる、企業の人事の味方になれるような営業になりたいです。
当社に合う人材としては、まず社会問題や障害者採用に強い興味を持っている方が挙げられます。しかし、それ以上に重要なのは、当社の「やってみよう」「楽しもう」という文化に共感できる方だと思います。
実際に私も、企業さま向けの新卒採用の事例共有会という新しい取り組みをチームメンバーと一緒に企画~実行しました。GPが主催する複数社を巻き込んだイベントは前例が少なく、難しさもありました。
しかし、チーム一丸となって「どうすればこの企画が実現できるか」「参加する企業にとってどんな情報が役立つか」を一緒に考え、意見を出し合い、具体的な形にしていきました。結果として、参加企業から「新卒採用をやってみたい」「これまで身体障害の方に限定していたけれど、精神障害の方も検討してみたい」といった前向きな反響をいただくことができました。
このように、新しいことに挑戦したいという想いを否定するのではなく、みんなで実現に向けて考え、協力し合う文化があります。そして、そこで得られた成果が、企業の障害者採用への理解を深め、その可能性を広げることにつながっていると信じています。
※ 記載内容は2025年6月時点のものです
