少数精鋭の名古屋支社。企業担当の営業と密に連携しながら業務を進める
私は現在、ゼネラルパートナーズ(以下、GP)のatGP事業本部 atGPキャリア部門に所属し、キャリアプランナーとして働いています。主な仕事は、就職を希望される方のカウンセリングから求人のご紹介、就職決定までの一連のサポートです。私のいる名古屋支社では、身体障害や精神障害の方など、対象を分けることなく幅広い方々のサポートを行っています。
私は1カ月あたり17~18名程度の方とカウンセリングを行い、常時20~30名ほどの方を担当しています。求職者の方々は、主に当社のウェブサイトを通じてお申し込みいただくケースが多いですが、最近では当社が運営する就労移行支援施設「atGPジョブトレ」が名古屋にも2023年から立ち上がり、そこからの紹介も増えてきています。
業務の特徴として、求職者の方々一人ひとりに最適な選択肢を提供するため、当社の営業担当と緊密に連携を取っています。求職者の方にとってより良い選択ができるよう、複数の応募先について個別に進め方を提案し、それぞれの特徴や魅力を丁寧にご説明することを心がけています。名古屋支社は少数精鋭のチーム編成のため、きめ細かなコミュニケーションを取りやすい環境です。
キャリアプランナーの重要な役割は、一人ひとりの求職者さまの要望を理解した上で、企業さまの求める人物像をしっかりと提案していくことです。たとえば「希望する年収を得るためにはどのようなスキルが求められるか」「この条件は必須なのか、あれば嬉しいというニュアンスなのか」といったキャッチボールを通じて、求職者のお気持ちや現状を整理していくやりとりが大切になります。
私は東海エリアの出身のため、日常生活の中や、小旅行の際に見かける企業など、常に求人に関連する情報をチェックする習慣が身についているため「この前ここを歩いたんですが、駅から直結で雨でも濡れずに行けて便利でしたよ」など、お伝えする情報量も変わってきます。このように地域に密着した視点も持ちながら求職者の方々の就職支援に取り組んでいます。
企業理念に共感しGPへ。困難を抱える人の「光るもの」を活かせる場へとつなげたい
私のファーストキャリアは、繊維商社で洋服の設計図を書くパタンナーという職でした。純粋に洋服が好きだったことから服飾の専門学校に進学し、父親が料理人だったこともあり、好きなことを仕事にするという選択は自然な流れでした。
就職した会社の規模は大きく安定していましたし、女性服が中心の業界の中で、メンズ服を扱える部署があったことが魅力的でした。実際の仕事内容としては、ビジネスコートなどの設計図を描き、中国の工場とやり取りしながら製品を作り上げていきました。
しかし、仕事をしていく中でしだいに自分の好きなテイストと、一般市場向けに展開するデザインとの間にギャップを感じるようになりました。今振り返ると、「好きなこと」「できること」「得意なこと」を区別して考えられておらず、自分の甘さに気づかされる経験でした。
そんな中で転機となったのが、2011年の東日本大震災でした。たまたま東京に出張しているときに被災し、帰れなくなりました。この震災で多くの方が亡くなっていく状況を目の当たりにし、「明日亡くなるとしたら、“もっと前のめりに取り組める事を見つけておきたかった”と思うだろうな」という想いが強くなり、それまでのモヤモヤした気持ちが加速し、退職を決意しました。
アパレルの専門職からの転職は自身でもしたい事が浮かばず、やれる事もわからず、苦戦しました。その中で選択肢の1つとして派遣会社に登録したところ、営業職を勧められました。最初はスーツを着て営業をする、ザ・サラリーマン的な事にイメージが持てませんでしたが、広告営業として働き始めたところ、意外にも自分に合っていることを発見しました。元々人と話すのが好きで、自分のことを信じて契約をもらえることに楽しさと達成感を覚えたんです。
その後、人材業界で経験を積み、人と企業をつなぐ仕事のおもしろさを実感しました。さまざまな経験を経て、より企業理念や価値観を重視するようになり、その後はIT関連企業でも働きました。しかし、キャリアを重ねる中でも、「自分が本当にやりたいこと」への問いは常に心の中にありました。
そんな折、GPの名古屋での募集を知り、入社を決意しました。実は数年前にもGPに興味を持っていて、社長である進藤のSNSもフォローしていたのですが、当時は名古屋で募集がなく叶いませんでした。今回はタイミングが合い、長年憧れていた企業に加わることができました。
GPを選んだ理由は、過去の人材業界での経験から得た気づきです。人材業界にはさまざまな領域がありますが、私はとくに支援を必要とする方々のキャリア構築に情熱を感じていました。もちろん、障害のある方々の中にも高いスキルを持ったプロフェッショナルは多くいらっしゃいますが、「その人ならではの強みや可能性」を見出し、適切な場へつなげる仕事に大きなやりがいを感じたのです。
求職者と企業、両者にとって「可能性を狭めない」ことを意識
キャリアプランナーとして印象に残っている案件があります。事務職を希望されていましたが経験がなく、地方在住で就職先候補が限られている方でした。ただ面接対策もしっかりご自身で用意をしてくださり、その上で私からのアドバイスもしっかり聞き取って活かそうとしてくださる姿勢をお持ちの本当にすてきな方だったので、営業を通してその魅力を企業側にプッシュしました。
結果的に、大手企業の事務職に決定し、ご本人も予想していなかった好条件での採用となりました。「私に大手企業様の事務職に入れるチャンスがあるなんて考えもしなかった」との感謝の言葉をいただいた時は、この仕事をしていて本当に良かったと実感しましたね。
このような決定を生み出すために、私が大切にしているのは「可能性を狭めないこと」です。求職者に対しては、本人が無理だと諦めがちな求人にも、企業の良さやポジションの可能性をお伝えし、懸念点を紐解きながら、挑戦を促すようにしています。企業に対しては、実務に即した具体的な情報を提供します。
たとえば重量物の運搬制限がある方でも、「台車があれば運搬可能」「ノートパソコンは持ち運べる」など、配慮の度合いを丁寧に伝えます。
今でこそコミュニケーションを大切にしている私ですが、入社後半年間は「早く数字を出さなければ」と自分にプレッシャーをかけ、とにかく数をこなそうと業務効率を重視。求職者とは最低限のやり取りのみを行っていました。けれど、内定が出た段階で「一次面接のときに感じた懸念点が拭えず辞退します」と言われてしまうなど、うまくいかないことが続きました。
その経験からコミュニケーションの重要性に気づき、応募時や面接後など、重要なタイミングでは必ず電話やオンラインツールを用いて丁寧なコミュニケーションを取るようにしています。気づきを実践できたのは、職場の皆さんがとても優しく穏やかで、焦る必要はないと安心できたからこそです。「なぜこの企業を選んだのか」「優先順位はどうか」といった詳しい話を聞くことで、新たな可能性が見えてきたり、求職者の不安要素を解消できたりすることが多くありました。
このような姿勢の変化が実を結び、入社1年目にGP賞を受賞することができました。これは半年間のキャリアプランナーとしての就職決定人数が最多だったことに加え、営業との連携や、求職者との丁寧なコミュニケーションを通して、キャリアプランナーとしての介在価値を高められたことを認められたのだと思います。
たどり着いたキャリアプランナーという「適職」。課題解決のため、柔軟に挑み続ける
私は震災をきっかけに「本当にやりたいことは何か」を考え始め、さまざまな転職を経験してきました。そして今、GPのキャリアプランナーにたどり着き、本当に自分に合う仕事を見つけられたと実感しています。そんな自分だからこそ、転職しようとする方の話を前向きに受け止めることができ、「あなたにとって、ベストな職場がきっとあります!」と自信を持って伝えられるのだと思います。
GPの最も大きな魅力は、求職者にとってのベストを第一に考える企業文化です。会社として利益を出す必要はもちろんありますが、もし求職者にとって他社の方が良い選択肢である場合、無理に自社の案件に誘導することはありません。
このような求職者本位の姿勢は、マネージャーレベルでも共通認識となっており、営業として複数企業で働いてきた経験上、非常に珍しいと感じています。これは企業理念に共感する人材が集まっているからこそ実現できている文化だと実感しています。
当社で活躍できる人材としては、バランス感覚の良い方だと考えています。具体的には、求職者へのサポートの気持ちと、就職決定に向けた営業的な視点の両方をバランスよく持ち合わせている方です。サポートだけに偏っても、または数字だけを追求しても、長期的な成果を出すことは難しくなります。両者のバランスを取りながら、自分で考えて判断できる方が、この仕事に向いているのではないでしょうか。
GP賞をいただいたものの、キャリアプランナーという職は日々学びの連続で、まだまだ深めていきたいと感じています。この仕事に大きなやりがいを感じながらも、元々は人材業界で企業側を担当する営業経験もあることから、将来的にはさまざまな可能性も視野に入れています。GPは「やってみたい」という気持ちを応援してくれる会社なので、幅広いポジションにもチャレンジしていきたいと考えています。
たとえば、就労移行支援事業所での支援者としての役割や、営業担当として求人開拓を行う立場、営業のアポイント取得の仕組み作りなど、さまざまな可能性があります。当社は社内でのジョブチェンジがしやすい環境があるので、会社のニーズと自身のやりたいことが合致する限り、挑戦し続けたいと考えています。
※ 記載内容は2025年2月時点のものです
