大規模移行プロジェクトで学ぶ技術の醍醐味
フレクトのCI事業部でエンジニアとして活躍する齋藤は、現在、お客様の基幹システムの移行に伴うデータ連携基盤の開発プロジェクトに参画し、主にMuleSoftを活用したデータ連携の実装を担当しています。
基幹システムには、給与関連、会社間請求、固定資産管理など多岐にわたる機能があり、それぞれのクラウドの強みを生かした構成となっています。中でも齋藤は、会社間請求に関する業務を担当しており、適切なデータ連携を実現するために、お客様との調整や設計・開発を日々行っています。
「入社後4つの機能を担当し、そのうち2つは開発を終えました。仕様変更に対応しながら、残り2つの機能を並行して進めています。会計関連の専門的な知識や用語の理解が必要な場面も多く、日々勉強を深めています。
また、4人のチームでサブリーダーとして、メンバーがスムーズに作業を進められるよう環境を整えつつ、次の作業の準備や割り振りを意識しながら業務に取り組んでいます」
齋藤は、仕事に向き合う上で、技術を学び続ける姿勢を大切にしています。
「もともと技術が好きで、趣味でもプログラミングを行ってきました。Vimでのコーディングや、プラグイン開発など、効率的に書く工夫をするのが楽しいですね。
フレクトに入社するまで、MuleSoftの経験はありませんでしたが、新しい技術を学び、それをどう生かすか考えることに大きなやりがいを感じています」
技術を追求できる環境を求めてを求めてーMuleSoftに惹かれたフレクトでの挑戦
高等専門学校時代に制御工学を専攻していた齋藤は、大学に編入を機に情報系の道へと進みました。
「高専では制御工学の理論を学んでいましたが、大学では情報系に転向し、画像処理の勉強をはじめました。
画像処理は視覚的に成果が確認できる点に興味を持ち、特殊な撮影方法で撮影したプラズマの画像復元や、JPEGの圧縮アルゴリズムの改善について研究していました」
プログラミングへの関心が深まったのは、大学在学中のインターンシップがきっかけだったと言います。
「高専時代にC言語を学んだ時は、概念の理解に苦戦し、プログラミングは自分に向いていないと感じていました。
しかし、大学時代に大手通信キャリアの研究所で半年間のインターンシップに参加し、Pythonに出会ったことで、プログラミングの楽しさに気づきました。この経験を通じてプログラミングの本質を理解し、どんどんのめり込んでいきました」
大学院修了後はSIer企業に入社し、空調機器を中心に多様なシステム開発を経験しました。
「家庭用・業務用のエアコン制御に関わる開発を担当し、風力の制御やスマホアプリの開発、信号を受け付けるアダプターの開発、運転データをクラウドへ送るシステム構築などを手がけました」
5年目を迎える頃、転職を決意します。
「技術力を磨ける環境ではあったものの、技術を追求する仲間が少なく、物足りなさを感じていました。仕事以外でも技術について語り合える環境を求めて、転職を考えるようになりました」
そうして出会ったのがフレクトでした。
「面接では、一般的な質疑応答ではなく、お互いを知るための会話のような雰囲気でした。今読んでいる技術書や最新技術について話し合い、とても刺激的な時間だったことを覚えています。
また、MuleSoftの話を聞いたとき、ReactとヘッドレスCMSを組み合わせて開発を行った経験があったため、APIを通じたデータ連携に親しみがありました。MuleSoftを用いたAPI開発は自分の経験とも相性が良さそうだと感じ、挑戦してみたいと思いました」
開発とトレーナーの両立で得た成長──技術好きが集う環境で切磋琢磨するキャリア
こうして2024年にフレクトへ入社した齋藤。希望していたMuleSoftを活用するプロジェクトにアサインされました。
「まずは一機能の設計から携わり、お客様とコミュニケーションを取りながら開発を進めました。MuleSoftは未経験でしたが、試行錯誤しながら学ぶ過程も含めて、とても楽しかったですね」
そんな中、齋藤は思いがけない機会を得ることになります。
「部長との面談で、『新卒研修のトレーナーを担当してもらえないか』と打診を受けました。入社して間もないタイミングだったので驚きましたが、これまでのプログラミング経験、特にJavaの知識を活かして、新卒社員へのコードレビューや適切なコードの書き方を指導する役割を担うことになりました。
人に教えるために改めて調べることで、自分の知識もより深く理解できました。また、伝え方や説明の仕方を工夫することで、コミュニケーションの重要性も実感しました。とはいえ、フレクトの新卒メンバーは本当に優秀です。コードレビューで1カ所修正を指摘すると、他の類似箇所は自分で気づいて修正してくるなど、自主性の高さに感心しました」
また、トレーナーを務めたことで、社内の人間関係にも広がりが生まれたと言います。
「入社当初は関わるメンバーが同じプロジェクト内に限られていましたが、新卒メンバーとの交流を通じて社内のつながりが広がりました。さらに、研修の進め方についてトレーナー仲間と相談する機会も増え、新たな関係が生まれました。
以前はリモート勤務が中心でしたが、知り合いが増えてからは『今日は誰が出社しているかな?』と考えるようになり、出社するのが楽しみのひとつになりました」
一方で、齋藤は技術の探求を欠かさず、日々自己研鑽を続けています。
「テキストエディタをカスタマイズするのが趣味で、それに関連して言語やプロセス管理について学んでいます。社内で何気なくその話をすると、技術好きのメンバーから反応があり、話が盛り上がることも多いですね。技術の話題を気軽に共有できる、まさに自分が求めていた環境だと感じています。
また、尊敬できるメンバーが多いのもフレクトの魅力です。現在のプロジェクトの上長は、入社してからの月数よりも取得した資格の数のほうが多いほど勉強熱心な方で、『資格取得は、自分の学びを確認する作業だから楽しい』と話していました。その姿勢に刺激を受け、私ももっと学び続けようと日々感じています」
仕事と家庭の両立を支える環境で、技術とマネジメントを磨く
技術に真摯に向き合うメンバーが集うフレクト。制度面の充実も、齋藤の成長を支えているといいます。
「書籍購入支援制度を活用して技術書を入手し、自己学習に役立てています。技術書は個人で買うと高額になるものも多いため、会社が支援してくれることは非常にありがたいですね。学習意欲を後押しする、重要な制度だと感じています。
また、評価制度の透明性も高いです。自分で目標を設定し、その達成度を明確に評価してもらえる仕組みになっているので、努力が正当に認められる環境だと感じています。さらに、やりたいことに手を挙げれば挑戦できる風土があり、明確な目標を持つ人にとって非常にやりがいのある職場です」
フルリモートとフレックスの働き方についても、大きな変化を実感しているそうです。
「前職ではお客様先に常駐していたため、通勤に片道2時間かかることもありました。そのため、子どものことはほぼ妻に任せきりでしたが、フレクトに転職してからは家事や育児の時間を確保しやすくなりました。
共働きなので、妻が仕事帰りに子どもを迎えに行ってくれるのですが、外から『パパ』と呼ぶ声が聞こえてくると、すぐに『おかえり』と出迎えられる。そんな日常に、小さな幸せを感じています」
今後のキャリアについては、明確なビジョンを持ち、積極的に挑戦を続けていく意欲を語ります。
「MuleSoftやSalesforceなどの中でも、触れてこなかった技術や新しいサービスがまだまだ存在します。まずはその辺りをしっかりと習得していきたいです。
また、SAP(企業向けの業務管理ソフトウェア)に関連する会計知識なども学び、より広い視野を持ちたいと考えています。現在の業務では、決められた範囲の開発が中心ですが、将来的にはその枠組みを決める側になりたい。
たとえば、アプリケーション開発だけでなく、クラウド基盤の設計や要件定義など、より上流工程にも関わっていけるようになりたいです。また、マネジメントにも挑戦していきたいですが、プログラミングも続けていきたいので、両立できる形が理想ですね」
※ 記載内容は2025年1月時点のものです
