手を動かすことで磨かれるスキル──MuleSoftを駆使し、顧客との信頼を築く
2023年にフレクトに入社した尾古 昌崇。現在はクラウドインテグレーション事業部で、プロジェクトリーダー(PL)として活躍しています。
「入社以来、ずっとMuleSoftの案件を担当しています。私が所属するのはMuleSoftに強みを持つチームで、各メンバーが案件を進める中で、MuleSoftのノウハウを社内に伝え、浸透させる役割も担っています」
現在は、食品系企業を担当。10年以上使用されてきた既存システムをSalesforceベースの新しいCRMシステムへ刷新するプロジェクトを進行中です。
「今の時代、SNSなど新しい通信手段への対応が求められています。そのため、既存システムと新システムを連携させる手段としてMuleSoftを採用しています。私はチームメンバーのタスクやスケジュール管理を行うほか、MuleSoftのテックリードとして技術的な指導にも取り組んでいます」
尾古が仕事をする上で大切にしているのは、「まず、手を動かすこと」と晴れやかな笑顔で話します。
「本を読んだりインターネットで調べたりして理論から入るよりも、実際に手を動かして試すことを優先しています。そのほうが理解も早く、記憶にも残りやすいと実体験を通じて感じています」
また、顧客対応では一人ひとりに合ったコミュニケーションを心がけています。
「スピーディーな対応を意識しつつ、スケジュールのたたき台を作るなどして、お客様に安心感を持っていただけるよう努めています。業務内容だけではなく、コミュニケーションを大事にしています。
例えば、お客様の中には業務の話だけを望む方もいれば、雑談を交えた幅広い会話を好む方もいます。目の前のお客様はどのタイプなのか、しっかりとコミュニケーションを行い模索しながら、距離感を図っています」
これは学生時代のゴルフキャディのアルバイト経験で培ったこと、今の仕事に役立っているといいます。
「ゴルフキャディ時代、さまざまなお客様に対応する中で、ワンパターンなやり方では通用しないことを学びました。その経験が、今の仕事で相手に合わせたコミュニケーションを取る力につながっています」
27歳でITエンジニアに転身──岡山からリモートワークでクラウド技術に挑む
物理学の博士号を取得した尾古は、27歳でITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。
「研究室では、実験結果を説明するための理論構築に取り組んでいました。その過程で必要になったプログラミングやサーバー管理を通じて、システム関連の仕事に興味を持つようになりました」
就職活動を経て、地元・鳥取県の企業に入社。自治体向けシステムの運用支援を担当します。
「プログラミングというよりも、上流工程が中心の業務でした。また、インフラ領域にも携わり、サーバー管理などの経験を積みました」
3年目には岡山支社への異動が決まり、尾古はこのタイミングで結婚し、新生活をスタートさせました。
「岡山で約2年間働きましたが、再び異動の話が出ました。岡山に残りたいという思いと、もっと手を動かしてプログラミングに携わりたいというキャリアの方向性から、転職を決意しました」
転職先の2社目では、SESとして岡山県内のさまざまな企業のプロジェクトに参画。多種多様なプログラミング言語での開発を経験しました。
「開発業務を通じて、多くのスキルを身につけました。その後、執行役員に就任し、会社全体を見る立場になりました。また、自社受託案件のPM(プロジェクトマネージャー)として、1社目で培った上流工程の経験を活かし、プロジェクトをスムーズに進めることができました」
そして2023年、さらなるステップアップを求め、フレクトに転職します。
「以前の会社の同僚が岡山に住みながら、東京の会社でリモートワークをしているという話を聞き、『その手があったか!』と衝撃を受けました。当時、すでに岡山で戸建てを購入し定住するつもりでしたが、大企業を相手にできるクラウド技術を駆使した仕事に挑戦したいという思いが強くなりました。
岡山には希望に合致する企業が見つけられなかったので、東京の会社でリモートワークをする道を選びました」
7社ほどの候補企業の中からフレクトを選んだ理由について、こう語ります。
「これまであまり触れる機会のなかった技術を活用して課題解決ができる点に魅力を感じました。また、資格取得を含む自己成長を後押ししてくれる環境が、自分の志向にマッチしていました」
フルリモートでも深まる同期との絆──多様なバックグラウンドを持つ人が集う良さ
フレクトに入社後、Salesforceの研修から始まりました。その後、MuleSoftとの出会いが彼の人生を大きく変えることになります。
「これまでの人生の中で、自分が媒介となって友達同士がつながることに喜びを感じていました。システムエンジニアになってからも、人と人をシステムでつなぎたいという思いがありました」
MuleSoftはさまざまなシステムをつなげることに特化しており、尾古はその魅力を感じました。
「システムとシステムをつなげることは、最終的には人と人をつなぐことだと思います。MuleSoftがまさに自分のためにある技術だと感じ、運命的な出会いだと、ときめきがありましたね」
また、ノーコード・ローコードという特徴に対しても、新たな気づきがありました。
「これまでコードをたくさん書いて苦労してきましたが、MuleSoftでは用意された機能をうまく組み合わせることが求められます。自分はコードを書き続けるよりも、ロジカルに仕組みを考えて構築するほうが好きだと気づくこともできました」
フレクトに入社して特に印象的だったのは、11人いる中途入社の同期たちの存在です。
「同期は20代から50代まで幅広い年齢層で、フルスタックエンジニアとして小規模企業で働いていた人や、大企業出身者など経歴もさまざまです。共通しているのは、みんな個性が豊かで、自分をしっかり持っているという点ですね。
何かしら尖った部分を持っている人が集まっていますね(笑)。本当に個性的なメンバーです」
フルリモートという環境下でも、同期との絆は深まっていると言います。
「同期みんな本当に仲が良いです。フレクトには不定期に『Go To Lunch』という昼食代支援の福利厚生制度があります。Go To Lunchはコミュニケーション活性化の施策で、複数人利用が条件となります。
オンラインでも利用することができるため、地方のメンバーも気兼ねなく活用して、よく同期で集まって話をしています。
自分が困った時には助けてもらったり、逆に自分がメンバーの相談に乗ったり。リモート環境でも、隔たりを感じることなくコミュニケーションが取れています」
「つなぐ」想いをマネジメントにも──エンジニアからプロジェクトマネージャーへ進む
フレクトでの1年間を振り返り、尾古は確かな手応えを感じています。
「ハイレベルな案件に携わっているという実感があります。
もともと東京のエンジニアとして、より高度な仕事に挑戦したいという思いがありましたから、今はまさにその機会を得られていると感じています」
フレクトでは大企業の案件が多く、求められる水準も自然と高くなります。
「以前の会社と比べると、求められる範囲が広がりました。重い案件が重なった時のマルチタスクもこなせるようになりました。時には『ここまでやらないといけないのか』と責任感を覚えることもありますが、それも含めて自分が求めていた環境です」
働き方についても、尾古は充実した日々を送っていると語ります。
「リモートワークとフレックスタイム制のおかげで、仕事と家庭生活を両立できています。朝は子どもを保育園に送り、その後家事もこなしながら仕事をしています。私自身が理想とする『お父さんはいつも家にいる』という存在になれています」
また、会社からのサポートも手厚く、尾古は入社後1年間でMuleSoftに関する資格を次々と取得しました。
「フレクトでは資格取得に対する支援が充実しており、日本語での試験はほとんど取得できました。資格を取ることで、さらにモチベーションが高まっています」
フレクトの社風について、尾古は特徴的な点を挙げます。
「チャレンジ精神を重視してくれる会社です。新卒1年目でPMを任されている人もいますし、前向きに自己成長をめざす人にとっては、非常に良い環境だと思います。
また、さまざまなバックグラウンドを持った人が集まっているため、そこから吸収できることが多く、非常に勉強になります。中途採用で一芸に秀でた人が多く集まるという点が、フレクトの大きなメリットだと感じます」
今後の目標について、尾古は次のステップを見据えています。
「目標はチームマネージャーです。案件単位でのまとめ役は経験してきましたが、組織として人をまとめる経験はまだ少ないです。
さまざまなバックグラウンドを持つメンバーをまとめていくことにやりがいを感じているので、チーム全体を支えられるようになっていきたいです」
自身の原点である「つなぐ」という想いを、マネジメントの場面でも活かそうと考えています。
「メンバー同士の絆を強固にし、共に成長していける環境を作ることが目標です。
自分がムードメーカーとなり、人と人をつなげていくことは、学生時代から私の中心にある想いです。今後、それを活かせる場面が増えることを楽しみにしています」
※ 記載内容は2024年11月時点のものです
