プロジェクトでは、事務周りやリソース調整などPMの支援を担当
クラウドインテグレーション事業部第1部第1チームに所属する加藤。同チームには8名が所属し、現在は主にSalesforceを活用した案件に携わっています。
「私が現在担当しているのは、とあるプロジェクト。Salesforceを用いて履歴や目標数値などを管理するCRMのようなシステムを開発しています。プロジェクトメンバーは全部で6名。私は契約や請求周りの管理、リソースの調整などPMを支援する役割を担っています」
前任者から引き継ぐ形で、このプロジェクトに参画している加藤。業務を円滑に進め、かつメンバーが気持ちよく働けるように心がけていることがあります。
「毎月の予想工数に合わせて必要な要員を調整するのですが、アサインから外れてやることがない……という不幸な状況のメンバーが出ないように注意しています。
もしリソースが空きそうであれば、上長やフレクト内で同じパートナー会社さんに依頼している別のチームに相談するなど、早めに動くことを意識しながら進めています」
1人のコンサルタントとの出会いで仕事観が一変。上流工程を経験したいとフレクトへ
前職はフレクトと同じSIerで、SEとして業界問わずさまざまな案件に携わってきた加藤。
技術面でもひとつの手法や言語に縛られず、幅広いスキルのキャッチアップが必要な環境だったと振り返ります。
「人材派遣やECのシステム、クラウド基盤の案件などで実際のプログラミングやテストを担当しました。最初はJavaを使っていたのですが、ある時はRuby on Railsの知識が必要になり、独学でイチから勉強したことも。
一番苦労したのは、クラウド基盤のプロジェクトです。それまでのアプリ開発とはレイヤーがまったく違っていて、私はネットワークに関する知識がほぼゼロだったため、CCNA試験対策の教科書を手に中古のCiscoルーター、ブリッジを入手し学びました」
当時加藤が担っていたのは、主に自ら手を動かすいわゆる「下流工程」。そんな中で、要件定義などの「上流工程」に興味を持つきっかけとなる出来事がありました。
「入社5年目の時、コンサルティング会社を介して化粧品会社の案件にPMOとして参画することになりました。客先の情報システム部門に入り、事業部門やベンダーとやりとりをしたり、スケジュールやクレームを管理したり。初めて上流工程の業務を経験したことで、プロジェクトマネジメントの重要性を痛感しました。
とくに影響を受けたのが、一緒に仕事をしたコンサルタントの方の仕事観。それまでの私は『大変な業務も辛抱強くやり抜くしかない』という精神論的な考えを持っていたのですが、そのコンサルの方に出会い、『うまくやり切るには作戦を立てて動く』、『つらい仕事はどうしたら楽になるのかを考える』といった考え方でした。状況によって、プロアクティブに向き合い仕事の仕組み自体を変えるという戦い方があるんだと気づきました。業務の捉え方ががらりと変わり、『仕事っておもしろいな』と初めて思えたんです」
その出会いを機に、「もっと上流工程に携わりたい」「PMとしてもっと活躍したい」と考えた加藤は転職を決意。新たなフィールドとして選んだのが、プライム案件を多く手掛けるフレクトでした。
「前職は三次請け、四次請けの案件が多く、なかなかPMを任せてもらえるチャンスが少なかったです。フレクトはプライム案件が多くを占めており、しかも会社として注力しているSalesforceの案件なら実装よりも上流工程に集中できそうだと思いました。
勉強会や資格取得にも積極的で、エンジニアを大切にする社風だと感じたのも入社の決め手ですね」
入社後は、希望通りSalesforceの担当となった加藤。初めてアサインされた案件でいきなりプロジェクトリーダー(PL)を任されますが、最初は苦労の連続だったと言います。
「Salesforceの標準機能をしっかりと理解ができていなかったことと、これまで下請けの業務だったので、自ら『何かを決めて指示を出す』というリーダーの役割をうまく果たせませんでした。悔しい想いもありましたが、まずはSalesforceならではの機能や考え方を把握することに努め、次につなげようと反省しました」
その後、参画した大手エンジニアリング会社のプロジェクトでは、また違う苦労も経験しました。
「メンバーとの間で、求める仕様と実際のアウトプットがなかなか合致しない、という状況に苦労したことがありました。でも、決して悪意があるとか作業が雑なわけではなく、コミュニケーションがうまくいっていないだけだと感じたので、まずは仕事のやり方を可視化することにしました。
やるべきタスクを振る時に、仕事の流れやゴールを明確にして、私がレビューするタイミングなどをしっかり伝えるようにしました。さらにそれを箇条書きや図解などでわかりやすく資料化し、認識合わせを徹底したところ、状況が大きく改善されたんです。チームで仕事をする上では、相手の状況や気持ちを理解し、丁寧なコミュニケーションを取ることが大事だと実感しました」
PMを経験し、成長を実感。フレクトにはノウハウを共有し、高め合える環境がある
フレクト入社後、さまざまな困難を乗り越えた経験は、彼にとって大きな学びとなりました。
「もっとも苦労したのは、脆弱性テストの時でした。仕組みとしてはSalesforceが持つデータをAWSにバックアップする必要があったのですが、脆弱性テストを担当するセキュリティ会社から、鍵の管理に物理的なデバイスを使わないとクリアできない、と告げられました。
一方、AWSを持つ保守会社からは、物理デバイスでの管理には対応できないという回答。機密情報を扱うシステムなだけに失敗は許されず、クライアントも含め落としどころを見つけるのに、かなり時間を要してしまいました。
最終的にセキュリティ会社と相談し、仮想デバイスでも安全確保が可能な方法で鍵を管理する、という結論に至り、無事テストをクリア。こうした想定外の状況を未然に防ぐことは、非常に難しいと実感しました。だからこそ、今後類似の案件を担当する人が少しでも楽に解決できるように、対応方法などをドキュメントにまとめることを実践し、のちに社内勉強会で共有しました」
入社以来、一貫してSalesforceに携わってきた加藤は、Salesforceの魅力を次のように語ります。
「Salesforceの一番の魅力は、標準機能が充実していて柔軟性が高く、やりたいことを素早く実現できる点だと思います。たとえばお客様が望む仕様になっているかを確認したい場合、試作画面をサクッと作れるので、早い段階で認識のズレやフィットギャップを分析できるのはとても便利。
また、多くの案件に活用できるサービスなので、Salesforceのスキルを身につけておくとSEやPMとしての活躍の幅も広がるように思います」
入社前の印象通り、フレクトには勉強会や資格取得に主体的に取り組む人が多いと言う加藤。その環境が自身の成長を後押ししてくれると感じています。
「Salesforceで言えば、最高峰資格である『認定テクニカルアーキテクト』を持つエンジニアが社内にいるので、とてもハイレベルな勉強会で学ぶことができます。
私自身は、まだやったことのない新しいことに挑戦するのが好きで、社内にもノウハウがないような状況は辛いながらも楽しめるタイプ。そして自分の経験がその後誰かの役に立つのであれば、難しいことにもどんどん取り組みたいと思っています。
部署や案件ごとに共有会を定期開催し、ノウハウや仕組みをシェアする文化があるフレクトはとても居心地が良く、成長やチャレンジをしていく上で理想的な環境だと思います」
お客様視点を大切に、信頼される一流のPMになることをめざして
前職時代、1人のコンサルタントと出会い、仕事観が大きく変わった加藤。フレクトに入社して約5年、キャリアの展望に何か変化はあったのでしょうか。
「フレクトには優秀な社員が多く在籍していて、彼ら、彼女らの顧客の心をつかむ能力には本当に感服します。自分にはなかなか真似ができないなと感じますが、私自身はPMとして一流になることをめざしていきたいと思っています。
お客様の視点を大事にし、要件定義からリリースまで責任を持って遂行できるようになるのが目下の目標。提案や契約などのレイヤーにもチャレンジし、『加藤に任せればなんとかしてくれる』という信頼を持たれるようなPMになりたいですね。
また、会社として『家族に誇れる仕事をする』と掲げているように、社会にとって価値のあるプロジェクトにたくさん取り組めたらと考えています。たとえば災害支援システムのような国や社会、多くの人に貢献できる仕事に携わることができれば、それ以上のやりがいはないですね」
PMというポジションを極め、将来的には社会貢献性の高いプロジェクトを推進したい──そんな展望を持つ加藤は、フレクトで活躍できる人物像を次のように捉えています。
「私は現在、新入社員向けのJava研修やSalesforce研修を担当しているのですが、フレクトの社員はとても謙虚で真っ直ぐな方が多いと感じます。これまですごい研究に携わってきたような方でも、自分を大きく見せるようなアピールをするのではなく、学ぶ姿勢を大事にしているように思いますね。
いまの自分に満足することなく、周りから学んで吸収しようとする方こそ、この会社で活躍できますし、そういう方に入社してほしいです」
※ 記載内容は2024年3月時点のものです
