自らの呼びかけでメンバーをけん引。新しいことが大好きなチャレンジャー
アプリケーション開発部門のマネージャーを務める西田のミッションは、部が抱えているすべての案件を遅延なく完了させ、質の高い成果物を提供し、その実績をもとにさらなる案件を獲得することです。
これまで航空業界のお客様の案件に長く携わってきた西田。中でも飛行計画や乗員管理など、飛行機の運行とその準備に不可欠なシステムを多く担当してきました。
西田 「たとえば、飛行機がどういったルートで飛行するのかは、離陸する当日の天気や、そのときの状況によって決まります。決まったルートを基準にして、どのくらいの燃料が必要か、荷物はどの程度積めるのかなど飛行計画が立てられ、さまざまな承認を経て離陸できるようになります。
しかしながら、これらに関わるシステムに問題が起こると、たちまち飛行機も止まってしまいます。社会インフラを担うシステムに携わることは、仕事としてとてもおもしろいと感じる反面、非常に緊張感もあります」
このような社会に不可欠なシステムに携わる西田のチームメンバーは約30名。主に航空業界のお客様のほか、運輸業界や旅行業界のお客様をITの力で支えています。
西田は、チームのメンバーが健全に働くことができるようコントロールすると同時に、ともすると慎重になり過ぎるメンバーに、「新しい技術や取り組みをもっと積極的に取り入れよう!」と呼びかける兄貴分のような存在でもあります。
西田 「今までのやり方にとらわれるのはもったいないです。チームメンバーには、現状を踏まえた最適解を常に探してほしいと思っています。新しいことをするリスクを考えると、みんな手を出すことに躊躇しがちですが、挑戦にともなうリスクには対策をすればいいだけです」
挑戦に失敗は付きもの。挑戦を楽しみ、失敗から学ぶことが重要
もともと、新卒で入社した国内SIerでプロジェクトマネージャー(PM)をしていた西田は、2005年4月にDXCテクノロジー・ジャパン(DXC)の前身のひとつである、日本ヒューレット・パッカードに入社しました。入社後もPMとして、さまざまな業種や業界のお客様のプロジェクトを担当してきました。
西田 「業界業種もさまざま、対象のシステムもいろいろと担当してきましたが、どんなプロジェクトにもトラブルは付きものです。どのトラブルも根本的な原因は共通していますが、発症理由が毎回異なるため驚かされます(笑)。
トラブルを解決するためには、教科書的、テンプレート的な方法では、時間がかかったり特効薬にならなかったりするため、オーダーメイドの対策案が必要です」
当然ながら、西田が「この方法ならどうだ!」と下した決断が1度で成功するとは限りません。決断自体が毎回新たな挑戦であり、豊富な経験則から最短で決断を下しつつ、うまくいかない場合の対応策を常に考えながら次に備えます。
西田 「挑戦の数が増えれば当然、失敗することもありますが、新しい考えや手法に挑戦できることに仕事のおもしろさを見出しています。過去を踏襲するだけではなく、常に新しいことに挑戦し、それが成功したときは心の中でガッツポーズしています」
もちろん、数々の失敗から得た知識を次へ活かすことも西田は忘れていません。蓄えた知識は「何をするとプロジェクトは失敗するのか?」というノウハウとして、チームメンバーに共有されています。
メンバーの進捗状況を可視化し、メンバーが主体的に稼働できる環境づくり
実は人見知りで、人付き合いもあまり得意ではなく、マネージャーになることには躊躇いがあった、と笑う西田ですが、チームメンバーそれぞれがどういった状況にあるか、入念な確認を怠りません。
西田 「以前は、みんな同じオフィスで仕事をしていたので、各自の顔色や目線、普段の言動などで得られる情報がありましたが、働き方がリモート中心になると、それらが失われました。そこで、当初は1つのオンラインミーティングに、メンバー全員に接続してもらい、自由に雑談や打ち合わせをするなどしてもらいました。そしてみんなの考え方や仕事の進め方が理解できた後は、それを可視化することにしました」
これまでのプロジェクト管理では、進捗状況を主に確認していましたが、2023年4月現在はタスクを管理するアプリケーションを使用して、メンバーにタスクを割り当てて、メンバー自身に期日や手順、いつどの程度まで終わらせるのかを数値で入力してもらい、作業を可視化できるようにしました。
これにより、人によって表現の仕方があいまいだった進捗状況や、自分以外のメンバーの工数を含めた段取り、個人がどこまでを自分の業務としてとらえているかなどが具体的に見えるようになったと言います。
西田 「最初は、みんなやったことのないことに対して煩わしいと感じたり、新しいツールを使うことを面倒くさがったりしますが、3日も経てばそれが普通になります。作業を可視化することで、リーダーがすべての段取りを決めるのではなく、メンバーそれぞれが主体性を持って動けるようになってほしいんです」
この可視化に加えて、朝会や夕会で対応状況や作業を阻害するものがないかなど、直接聞き取るようにしています。
身近な目標をたてることで、個人が主体的に動ける組織へ
業務の可視化に加え、西田がチームメンバーと会話して生まれた2023年の抱負は「西田チームの組織の力を1段レベルアップ!」だと言います。
西田 「チームメンバーと話す中で、各々に身近な目標を設定したところ、メンバーが能動的に行動するようになっていきました。『自分のポジションを1つ上げるにはどうしたらいいのか?』『人や案件を増やすためには何が必要か?』など、自発的に考え行動することがチームの底力を育むことにつながっていると感じています。
極端なことを言うと、近い将来、私が指示をしなくても全員が主体的に動ける組織にしたい。ゆくゆくは、私がその場に居るだけでお守りのような役目をするおじいちゃんとしてプロジェクトに参加するのが夢ですね(笑)」
そんなふうに冗談めかしながら夢を話す西田に、どんな人がDXCで働くことを楽しめるのか聞きました。
西田 「自分の考えを、実現するための具体的な方法を含めて発言できる人がいいですね。考えを実現させるために周囲を巻き込んで実行できるような人が、DXCライフを楽しめると思います。
私自身は前向きな人と一緒に働きたいと考えています。自分でアイデアを出して、試して、たとえそれが失敗したとしても、めげずに改善案を考えられる人ということです。人間は失敗してなんぼでしょ?チャレンジすること、新しいことを一緒に楽しみましょう」
