先日、Amazon Web Services(AWS)より「2024 Japan AWS All Certifications Engineers(※)」が発表され、DXCテクノロジー・ジャパン(以下、DXC)からは鈴木、陶、藩の3名が選出されました!鈴木、陶は初めての選出、藩は2023年に引き続き、2年連続の選出です。
本記事では、共にテクノロジーコンサルティング事業部に所属し、東京オフィスに勤務している鈴木と陶に、全認定資格取得の秘訣を聞いてみました。
※ AWS All Certifications Engineers:AWSの全認定資格を保有する技術者で、 AWSパートナー企業に所属する個人を表彰するもの
▲左から:鈴木、陶
登場人物:
鈴木(写真 左):日本企業の変革をクラウドで推進するために日々邁進するテクノロジーコンサルタント。現在は、製造業のお客様のクラウド標準化プロジェクトでPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)を担当
陶(写真 右):クラウドソリューションアーキテクトであり、皆が一目置く凄腕フルスタックエンジニア。インフラからアプリまでIT技術に遊ぶように触れて学んでいます(陶のストーリーはこちら)
――AWS All Certifications Engineers選出おめでとうございます!
鈴木、陶:ありがとうございます。
――AWSの認定資格は12種類、それを全部取得ってすごいですよね。まず、そもそもなぜ全認定取得をめざしたんですか?
陶:DXCでは毎年自己開発の目標を決めないといけなくて。どうしようかな……と思っていたら、マネージャーが「AWS全認定資格取得に挑む人いないかな」と探していたので、あ、やろうかなと。実は私は2019年に、当時のAWS認定資格(5種)はすべて取得したことがあったので、達成する自信もありました。
鈴木:私は昨年、あるお客様のAWS移行構想策定プロジェクトに従事したことがきっかけです。当時は認定3つ(AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)/AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA)/AWS Certified Developer - Associate (DVA))は取得していたのですが、このプロジェクトに従事するにはAWSの知識・スキルともに不足していると思い、専門分野(Specialty)とプロフェッショナル(Professional)の認定取得をめざしました。
――お2人とも仕事も忙しい中、どうやって勉強したのでしょうか?
陶:インターネットに無料の問題がたくさんあるので、それを活用しました。効率的に勉強したかったので、ネットの問題を検索してきて、それを問題集としてまとめて出題してくれる自作アプリを開発して、それで勉強しました。
鈴木:自作アプリ……!?
陶:これです(鈴木と質問者に見せる)。こうやってネットから問題を集めてきて出題してくれます。間違った問題は何度も出してくれる機能もつけました。こういうアプリを作るのは趣味みたいなものですね。
鈴木:すごいですね……。私はアプリは作っていませんが、陶さんと同じくネットにある問題を活用しました。AWS社公式のAWS Black Beltや、YouTubeで他のコンテンツ(例:Whizlabs)も活用しましたね。書店で売っている参考書も買いました。そして、楽しく勉強する、勉強を生活に組み込んでしまう、という戦略で進めました。ジムのランニングマシンで走りながら勉強したり、海辺でぼーっと参考書を読んだり。詳しくはDXCのWebサイトに掲載している私のブログに書いていますので、ぜひそちらも読んでみてください。
陶:AWSの資格は基本的に記憶トレーニングなので、理解して記憶する、の繰り返しですね。あと、忘れないようにアウトプットするのが大事です。私は勉強しながらテストアプリを作ってGitHubに掲載していました。
――全認定資格取得するのにどれくらい時間がかかりましたか?
陶:9カ月くらいです。
▲AWS全認定取得の道のり(陶の場合)
鈴木:早っ。私は3年かけてコンプリートしました!
▲AWS全認定取得の道のり(鈴木の場合)
陶:2019年に1度5種類取得していますからね。当時はその5つ取得するのに8カ月くらいかかったかな。
――大変だったことはなんですか?
陶:知らない分野の認定取得には、時間がかかりました。私の場合、機械学習(AWS Certified Machine Learning – Specialty(MLS))は概念を調べるところからだったので、結構かかりましたね。でも新しいことを学ぶのは、楽しいです。
鈴木:暗記しないといけないことがたくさんありますよね。かといって、SpecialityやProfessionalの認定は暗記すればよいというものではなく、問題も長くて一筋縄ではいきませんし……。中高生時代の受験勉強の時のような根性がそれなりに必要でしたね(笑)。
陶:あと、最後3つの試験を自宅からオンラインで受験できなかったことが想定外でした。PCを新しくしたのですが、そのPCだとなぜかシステムテストに合格できず、オンラインで受験できなくて、テストセンターに行って受験することになりました。皆さんも気をつけてください。
――会社から資格取得のためのサポートはありましたか?
陶:受験料は全部会社が払ってくれました。
鈴木:同じくです。あと、AWSとDXCは戦略的パートナーであるため、AWSの方が提供してくれるトレーニングを受講できます。
陶:DXC Learning(※)にAWSの資格についてのコースもたくさんあるので、それを活用することもできますね。
※ DXC Learning:UdemyやLinkedIn®ラーニングなどを活用して、約33,000コースを24時間いつでもオンラインで受講できるeラーニングシステム
――実際の業務で、認定資格はどのように活かしていますか?
陶:ソリューションを検討する際に出てくるアイデアの量が増えました。それまでまったく知らなかった新しいAWSのサービスを知り、そして知っただけでなく理解しているので、知識が大きくアップグレードされています。お客様の課題解決を検討する際に考慮できることが増えて、より多くのソリューションを提案できるようになりました。普段は触れない分野の知識に触れる、いい機会でしたね。
鈴木:今のプロジェクトでは、お客様の要望を具現化する力がついたこと、エンジニアが話す内容をよく理解できるようになったことを実感しています。また、周りからの信頼が高まったと、自分に自信を持てるようになったところも大きいですね。
――最後に、AWS全認定資格取得をめざしている方へ、アドバイスをお願いします。
陶:習得した知識は忘れないでくださいね。アウトプットすると忘れないので、自分なりのアウトプット方法を探してみるのがおすすめです。私は各試験後に、試験の内容を整理して技術的にまとめて記事にして、Qiitaに公開していました。他人が理解できるように習得した知識をまとめる、つまり他人に教える、ということを意識してアウトプットすると、知識が定着しますよ。
鈴木:AWSを好きになって、ぜひ楽しんで学んでください。AWSってとてもおもしろいと思うんです。エンタープライズの基幹システムのような巨大なシステムにも、反対にスタートアップ企業がすぐに使い始められるようなシステムにも活用できるという二面性を持っています。また、お掃除ロボットとか身近な物にも活用されていて「このAWSのサービスでこんなことができるかも!」と考えながら勉強すると楽しいですよ。
※ 記載内容は2024年7月時点のものです
