一度退職した従業員を再度雇用するカムバック採用(アルムナイ採用)。じつは、DXCテクノロジー・ジャパン(以下、DXC)には、カムバックしてきた社員が多く在籍しています。今回、実際にカムバックしてDXCで働いている社員3名に、DXCを退職した理由やカムバックの経緯、戻ってみた感想など、その実態を赤裸々に語ってもらいました。
▲左から:米本、筑井、劉
登場人物:
筑井(写真 中央):2002年にDXCの前身であるCSCジャパンに入社。2021年にDXCを退職したが、2022年に再びDXCへ。現在は大手保険企業様向けのプロジェクトのPMとして活躍中。
米本(写真 左):2007年にDXCの前身である日本HPに入社。2020年にDXCを退職し、2022年にDXCに再入社。現在はOneCloud部門でエンジニアとして活躍中。
劉(写真 右):2009年に日本HPに入社。2021年にDXCを退職し、2022年に再びDXCへ。現在はお客様のシステムの運用設計などを担当している。
なんでDXCを辞めたの?
──今日はよろしくお願いします。みなさん、お会いするのは今日が初めてですか?
筑井:はい、初めてです。よろしくお願いします。
米本・劉:よろしくお願いします。
──それでは、さっそく質問します。みなさん、なんらかの理由があってDXCを一度退職されたと思うのですが、その理由を教えていただけますか?
筑井:DXCの働く環境は好きで、それもあって19年間も働いていました。でも、同じ企業で長く働いているとみんな経験すると思うんですが、「マンネリ化」みたいなものを感じたんですよね。「自分は、ずっとこのままでいいのか?他の企業でも通用するのか?」、「長年培った経験をもとに、まったく新しい環境でチャレンジしてみたい」とか。
僕もそういう風に悩み出して、年齢的にもこの先の人生を考えると「一歩踏み出して環境を変えるのは今しかないだろう!」と転職に踏み切りました。
劉:私も、筑井さんに似ているかもしれません。DXCでは環境や仲間、上司に恵まれて、仕事の幅もどんどん広がっていました。でも「自分はずっとこのままでよいのか?DXCの外で自分は通用するのか?」と考えるようになり、「思い切って環境を変えてみよう」と転職に踏み切りました。
米本:私は、2人とは少し違うかな。みんなもやっていると思うけど、私はとくに転職する気がない期間も転職サイトにずっと登録し続けていました。すると、転職サイト経由である企業から何度か声を掛けてもらったんですね。全然興味はなかったんですが、あるときしばらくぶりに連絡をもらって提示された雇用条件、要するに給料がすごく良くて。こんなに給料が上がることはなかなかないと思って転職してみました。
転職先でのチャレンジはいかに……?
──筑井さんと劉さんは、環境を変えてチャレンジされてみたかったということですね。転職先でのチャレンジはどうだったのでしょうか。
筑井:僕は、残念ながら転職先の企業のカルチャーがマッチせず、悶々と思い悩んでしまいました。仕事内容も、本来自分がやりたいと考えていたことができていなかった。
今考えると、転職エージェントに頼りすぎてしまって、企業のリサーチが不足していたと反省しています。ここで働き続けるのは違うなと、再度転職を考え始めました。
劉:私は、転職先での仕事内容が想定していたものと乖離していました。とても魅力的なポジションに見えていたのですが、蓋を開けてみたら私が思っていた仕事内容とはまったく違っていたんです。
私も筑井さんと同じで、リサーチが不足していたと反省しています。あと、転職先の企業のカルチャーに馴染めなかったというところもありますね。私も再度転職を考え始めました。
──転職先の企業のリサーチ不足は、「転職あるある」なのかもしれませんね。米本さんはいかがですか?
米本:私は、転職先でいろいろと新しい経験ができていました。働く環境も良かったので「このまま引退するまでここで働いていくんだろうな」と思っていたくらいです。
ただ、転職先では人脈をゼロから作ることが必要でした。それはそれでおもしろいのですが、そこで初めて「あっ、DXCでは自分が思う以上に『仲間』と呼び合える人たちと仕事をしていたんだな」ということに気づかされましたね。
どうやってカムバック採用へ進んだの?
──カムバック採用はどのように進んでいったのですか?
筑井:僕は、退職後もDXC在籍時に親しくしていたマネージャーと情報交換をしていて、彼から「新しいお客様の、新しい案件のPMを探している」という話を聞いていました。そして、転職先での自分の状況なども含めて会話を続けていく中で「DXCにカムバックして新しい案件のPMを担当してみないか」という話になりました。
DXCを退職したときはマンネリ化を感じていた部分があったわけだけど、その案件は僕にとっても初めてのお客様で、新しい経験ができるプロジェクトで。DXCに戻っても、まったく新しい環境で新しい領域へチャレンジすることができると感じて、採用プロセスに進みオファーレターをもらいました。
じつは、DXC以外にも2社ほど内定をもらっていて、どこに転職するかとても悩んだのですが、DXCに戻ればよい環境で仕事ができるということがわかっていたことが大きく、戻ることを決断しました。
劉:私は、再び転職を考え始めたときに、転職サイトでおもしろそうなDXCの募集要項を目にして、DXCに戻ることに興味を持ちました。DXC在籍時に所属していた部署とは異なる部署の募集要項でしたが、すぐに元上司に直接電話をして状況を説明し、人事につないでもらって採用プロセスがスタートしました。人事面談のあと部長面談があり、オファーレターをいただいて採用となりました。
米本:私は、たまたまDXCで一緒に働いていたメンバーたちと飲み会をしたときに「米本さんはいつDXCに戻ってくるの?話だけでもしようよ」みたいなノリになって。転職先を辞める気はまったくなかったのですが、「カムバックの話ってどうやって切り出すんだろう」という興味はあり、冗談気分で「そんなに言うなら話だけでも」と打ち合わせを約束しました。それで、打ち合わせに臨んだらすでに人事面談が設定されていて、話が本格的に……(笑)。
DXCに戻ることは考えていなかったのですが、先ほどお話したように「『仲間』と呼び合える人たちが多い環境で働けるのって良いな」と気づいたこともあったためか、そのまま採用プロセスに進んでしまいました。なんか、良い「もらい事故」に遭った感覚です(笑)。
人事面談のあと部門マネージャーの面談、現場担当者との面談があり、約1カ月ほどでオファーレターを受領しました。
カムバックして思うこと──やっぱりDXCが好き
──今、実際にDXCにカムバックされて、どのようにお仕事をされていますか?
筑井:長年在籍していたので知り合いも多く、とても働きやすいですね。また、一度外に出たことで、DXCのワークライフバランスのとりやすさや社員間のコミュニケーションの良好さを痛感しています。
日々新しい案件の業務に追われる中で、忙しいと感じながらもワークライフバランスをとりながらメリハリを付けて、充実した毎日を過ごせていますよ。
劉:カムバック後の環境は、やはり私が好きなDXCそのものでした。温かいマイホームのような環境です。
個人の能力を活かしながら、チームプレーで難題に取り組む。そこで、一人ひとりが成長していく。この環境をまた生かして、チャレンジしていきたいと思っています。
米本:私も、会社の雰囲気も良く、働きやすい環境で総じて戻ってきてよかったと感じています。私が辞めたのは2年ほど前ですが、そのときより若い活気が満ちていて、私がいない間にも会社は良い方向に進んでいたんだなと感じます。
──DXCの退職者の方で、カムバック採用が気になっている方もいると思います。その方たちにメッセージをお願いします。
筑井:正直なところ、僕は「カムバック採用」というものに良いイメージがなかったんですよね。「転職先で順調じゃないから戻ってくる」ものだと思っていたのかもしれない。
でも、実際に自分が一度DXCの外に出たことで、中にいるときには気づけなかったことに新たに気づいたり、DXCの良いところをフラットに見ることができるようになったりして、180度視点が変わってカムバック採用を前向きな選択肢として捉えるようになりました。
カムバック、いいですよ。
劉:私は、カムバック採用についてはもともと良い印象があります。能力を会社に認められているからこそ、戻れるわけじゃないですか。戻ってみたいなと感じたら、カムバック採用にぜひチャレンジしていただきたいです。
米本:DXCへのカムバック、いいですよ。退職後間もない方でも、長く経っている方でも。カムバックを少しでも考えている方は、DXCの誰かにぜひ相談してみてください。
※ 記載内容は2023年8月時点のものです
